RAW #1286:巨獣ストローマン、解雇を宣告されて空前絶後の大暴れ

(更新日:2018年1月23日)

ストローマンに非情通告

オープニングはブラウン・ストローマンが登場。前回RAWで巨大セットを倒壊させ、PPVの対戦相手であるブロック・レスナーとケインの両者を下敷きにしている。

「野獣と処刑マシンがPPVで巨獣と出会い、巨獣が勝って王者になったとさ」と話すストローマン、語り終えたところでGMのカート・アングルが警備員6名を引き連れて登場。

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命を脅かす行為を容認などできない、とストローマンに告げるアングル。セットを破壊した弁償金は数千ドルに達している。俺は全てのWWE関係者を守る責任がある。舞台裏で暴れるのではなくリング上で解決しろ。それがRAWだ。

分かってねえな、と反論するストローマン。俺はいつでも好きなことを好きな時にやる。PPVでユニバーサル王者になるのも俺だ。

幸いレスナーもケインもPPVのタイトル戦には出場できる、とアングル。だが残念ながらトリプルスレット戦ではなくなった。お前はタイトル戦に出場できないからだ。ストローマン、お前はクビだ

唖然とするストローマン。その様子を見ながらリングを降りて退場するアングル。少し遅れてストローマンもリングを降り、アングルの後を追う。ストローマンに従うようについていく警備員軍団。

納得行かず怒りの表情でバックステージを歩くストローマンを警備員が帰るよう説得。会場出口まで来たところで警備員の一人が肩を叩き「出ていってくれ」と告げたことにキレたストローマンは警備員全員を暴行。「全員ぶちのめすまで終わらねえぞ!」と叫んでから再びバックステージに戻り始める。

元タッグ王者チーム、連敗

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PPVでタッグ王座への再戦権を行使するセザーロ&シェイマス。対戦するのはタイタス・オニール&アポロ・クルーズ組。両チームは1週前に対戦し、シェイマスがタイタスに丸め込まれて敗北を喫している(日本未放送)。

終盤、シェイマスがトドメを刺そうとしたところでジェイソン・ジョーダンがステージに登場。気を取られたシェイマスはクルーズに丸め込まれ、まさかの2連敗。

挑戦者チームの敗北にジョーダンは笑いが止まらず。しかしパートナーのセス・ロリンズが現れて「何やってんだ」とジョーダンに怒る。それ以上に怒ってるリング上のセザーロ&シェイマス。

ストローマン、怒りで歯止めが利かず

バックステージでアングルの控室を発見し、ドアを蹴破るストローマン。しかしアングルは不在。怒りのストローマンは部屋のモニターや壁掛けを次々と破壊。

続いて駐車場に降りたストローマンは「機材を破壊して放送を中止させてやる」と言いながら中継車へ。中継車の中にいたスタッフ陣に「どれを壊せば放送が止まるんだ」と威嚇し、遂には「出て行け!」と全員を追い出す。

しかし一人になったストローマンは破壊行動を始めることなく部屋の外へ。隣室に避難していたスタッフ陣、「大丈夫か?」「急いで戻ろう」と再び部屋へ。しかし突然部屋が揺れる。外ではストローマンが中継車のトラクター部分を分離させ、ひっくり返そうと怪力で持ち上げている。

そこへアングルが到着。「何やってるんだ! 警察を呼ぶぞ!」と怒鳴る。ストローマンは構わずトラクターを持ち上げ、ひっくり返す。

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続いてステージに来たストローマンは実況席を睨む。危険を察知して逃げようとする実況陣。真っ先に逃げたブッカーTに押されて転んだマイケル・コールはストローマンに捕まる。

コールを拉致しようとするストローマンを追いついたアングルが制止。よく聞け、警察は呼ばない。ステファニー・マクマホンがお前を再雇用した。クビではない。タイトル戦にも出場できる。だからコールに手を出すな。

喜びの咆哮をあげてバックステージへ下がろうとするストローマンの視線の先にはステージを這っているコール。そのコールを再び捕らえたストローマン、ステージ下にいる警備員軍団にコールを放り投げる。頭を抱えるアングル。

コールは実況が不可能となり、代理でSMACKDOWNの実況を務めるトム・フィリップスが実況席に座る。

アスカとナイア、初対決

前回RAWにてナイア・ジャックスがアスカを襲撃したことを受け、両者のシングル戦が初めて組まれる。

試合はアスカの攻撃をことごとく跳ね返してナイア優勢。しかし場外戦の途中、ナイアが鉄階段に上った際にアスカの蹴りを足に喰らい、転倒して負傷。そのまま試合続行不可能となりアスカの勝利。

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試合後、リングサイドにアレクサ・ブリスが現れ、親友ナイアを気遣う。控室では「あなたが負けると思わなかった」「アスカをやっつけてくれると思ったのに」と本音をポロリ。

そこへエンツォ・アモーレが現れる。ナイアの負傷を気遣うエンツォ。アレクサは出て行くようエンツォに告げるが、ナイアはアレクサに出て行くよう頼む。失意のアレクサは控室の外へ。

ジョーダン、徹底的に空気を読まない

自分の控室で壊れ物を整理しているアングルのところにジョーダンがやって来る。

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今まで言いそびれたけど感謝してるんだ、と全く空気を読まずに語りかけるジョーダン。父さんは俺をRAWに招いて王者になるチャンスをくれた。ありがとう。ストローマンに襲われないよう父さんを守るよ。

どさくさ紛れにジョーダンは今夜もアングルにおねだり。先週の敗北で自信喪失しているロリンズにチャンスを与えてやって欲しいんだ(自分のせいで試合に敗れたことは完全に忘れたらしい)。ピッタリの相手がいる。フィン・ベイラーだ。

アングルはシングル戦を了承。

次週「25周年記念番組」でIC王座戦

ミズ&カーティス・アクセル&ボー・ダラスの「ミズトラージュ」がリングに登場。

先週6週ぶりにRAWへ戻りWWEファンは大喜びした、とミズ。俺の不在時、RAWは活気がなかった。俺は先週レインズを襲撃したが、それは過去25年のRAWで最も印象深い出来事だ。テレビ局は俺と妻に出演だけでなく制作の仕事も任せた。それがリアリティ番組の「ミズ&ミセス」だ。

俺は来週のRAW25周年特番でも期待以上の結果を出してやる。IC王座は俺のもの。王座の価値を上げた俺が自分の王座を取り返す。

その後に行われたレインズvsアクセル&ダラスのハンディ戦はセコンドについたミズも度々介入して3対1の様相。しかし最後はスピアーでレインズの勝利。

今年のWWE殿堂入り、1人目はゴールドバーグ

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2018年WWE殿堂入り第1号としてゴールドバーグが発表される。

ロリンズ、荒技を復活させる

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ロリンズvsベイラーのシングル戦。両者の対戦は2016年8月、ユニバーサル王座の初代王者決定トーナメント決勝戦以来。その時は魔王と化したベイラーがロリンズに勝利し、初代ユニバーサル王者に輝いている。

終盤、一進一退の攻防を繰り返しているところにセザーロ&シェイマスが登場。先ほど試合を壊したジョーダンに報復しようとするが、セコンドのギャローズ&アンダーソンが阻止。

この隙にベイラーが攻撃しようとしたところをジョーダンがレフェリーの死角で足を引っ張り転倒させる。倒れたベイラーの頭部にロリンズがブラックアウトを決めて勝利。

フィニッシャーのブラックアウトは2015年4月のレッスルマニアまで「カーブストンプ」という技名でロリンズ自身が使用していたものの、危険であるとしてWWEから禁止技に指定し、使えなくなっていた(その後ロリンズはフィニッシャーをペディグリーに変更)。

今回ブラックアウトと名前を変えてロリンズが解禁した荒技によりベイラーはロリンズが退場してからもしばらく意識もうろうで立つことが出来ず。

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