
シャーロット・フレアーの基本情報
英語名 | Charlotte Flair |
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本名 | Ashley Elizabeth Fliehr |
出身 | アメリカ・ノースカロライナ州シャーロット |
誕生日 | 1986年4月5日(38歳) |
シャーロット・フレアーの経歴
元バレーボール選手だった
シャーロット・フレアーは、父がWWE殿堂者のリック・フレアーです。
シャーロットはプロビデンス高校在学時、バレーボールで州の選手権に2度優勝し、2005年には年間最優秀選手に選ばれています。
ノースカロライナ州ブーンのアパラチアン州立大学に進学し、1年間だけバレーボールをプレイした後、ノースカロライナ州立大学に転校してから広報学の学士号を取得しています。
7歳のとき、父リックが当時所属していたWCWにリックの娘としてテレビ初登場。その後もリックの家族を巻き込んだ抗争の際には母や弟と共に何度かテレビに登場していました。
NXTでプロレスデビュー
2012年5月、26歳のときにWWEと契約。リングネームをファーストネームのみの「シャーロット(Charlotte)」としました。
2013年7月、NXTで初のテレビマッチを戦い、勝利しています。相手はベイリーでした。
2013年11月には、サーシャ・バンクスとサマー・レイのユニット「The BBFs」に加入してヒールターン。このユニットは翌年7月に解散しました。
2014年5月、空位となっていたNXT女子王座の王者決定トーナメントに出場し、優勝して王座を獲得。これがシャーロットにとっての初タイトルで、王座保持期間は258日でした。
メインロースター昇格、チームPCB
2015年7月、ステファニー・マクマホンが「女子部門の革命」を宣言し、期待の世代としてシャーロット、サーシャ・バンクス、ベッキー・リンチの3人を呼び込み、3人は同時にメインロースター昇格を果たしました。
シャーロットは、同時に昇格したベッキー、先に昇格していたペイジと3人でユニット「チームPCB」を結成。PCBとは3人の名前の頭文字を取ったものです。
同月のPPVでメインロースターとしてのデビュー果たし、シャーロットのチームPCBは「チーム・ベラ」「チームB.A.D.」とのユニット抗争に突入しました。
2015年9月には、ニッキー・ベラに勝利して「WWEディーヴァ王座」を初獲得。
翌日にはシャーロットの王座戴冠を祝うイベントがRAWで開催されましたが、ユニットの仲間であったペイジが嫉妬による憤りでシャーロットやベッキー、女子部門全体を痛烈に批判。
罵倒された内容がショッキングだったため、シャーロットはリング上で泣き出してしまいました。
一時的に和解を装ったものの、同年10月のPPVでシャーロットが王座防衛を果たした直後、ペイジがシャーロットを襲撃。ユニットは解散し、シャーロットはペイジとしばらく抗争を続けました。
父リックとの共闘、初代WWE女子王者
2015年11月、シャーロットは父リック・フレアーをセコンドとして帯同させるようになり、リックの介入により試合に勝利する場面が増え始めます。
2016年1月には元チームメイトだったベッキーを襲撃してヒールターンを果たします。
2016年4月の「レッスルマニア32」では、ディーヴァ王座が廃止され、WWE女子王座に置き換わりました。
初代女王を決めるためのトリプルスレット戦にシャーロット、サーシャ・バンクス、ベッキー・リンチの3名が出場し、シャーロットが勝利して初代王者に輝きました。
2016年5月、シャーロットは父リックの助けが不要になったとして共闘解消を宣言し、デイナ・ブルックを従者として行動を共にするようになります。
サーシャとの王座争奪合戦
2016年7月、ドラフトでRAWに移籍したシャーロットは、RAWでの初試合でサーシャ・バンクスに敗れ、王座から陥落。王座保持期間は113日でした。
しかし2016年8月、シャーロットはサーシャの王座に挑戦して勝利し、WWE女子王座を奪還。
同年9月、SMACKDOWNでも女子王座が新設されたため、WWE女子王座は「RAW女子王座」という名称に変更されました。
その後もシャーロットとサーシャは王座防衛戦とリマッチをくり返し、2人の間で何度も王者が交代しました。
2016年10月にはリングネームをシャーロットから「シャーロット・フレアー(Charlotte Flair)」に改名しています。
SMACKDOWN女子王座を獲得
2017年4月、シャーロットは「スーパースター・シェイクアップ」によりSMACKDOWNブランドに移籍。
ナタリヤ、カーメラ、タミーナの3人によるヒールユニット「ウェルカミング・コミッティ(The Welcoming Committee)」と抗争を開始したシャーロットは、ベッキー・リンチ、ナオミと同盟を組み、フェイスターンを果たします。
2017年11月、ナタリヤの持つSMACKDOWN女子王座に挑戦し、勝利して新王者となりました。
これによりシャーロットはWWEに存在した女子シングル王座(NXT女子王座、ディーヴァ王座、WWE女子王座、RAW女子王座、SMACKDOWN女子王座)をすべて獲得した史上初の女子選手となりました。
2018年4月の「レッスルマニア34」ではアスカの挑戦を受け、勝利して王座防衛すると共に、アスカがメインロースター昇格後から続けていた無敗記録を914日間でストップさせました。
レッスルマニア34直後のSMACKDOWNで、シャーロットはマネー権を持っていたカーメラにキャッシュインされ、試合に敗北して王座から陥落となりました。
ベッキー・リンチ、ロンダ・ラウジーとの抗争
2018年7月、シャーロットはカーメラと抗争中だったベッキー・リンチを救出。
王座奪取を狙うベッキーをバックアップすると思われましたが、その後にシャーロットは王座挑戦権を獲得し、元々はカーメラとベッキーの王座戦だったはずが、シャーロットも加わったトリプルスレット戦に変更されました。
2018年8月の「サマースラム」で3人はトリプルスレット戦を戦い、ベッキーから横取りする形でシャーロットがカーメラに勝利し、通算2度目となるSMACKDOWN女子王座を獲得。
試合後、ベッキーは新王者となったシャーロットを祝福しますが、直後に豹変してブチギレモードとなり、シャーロットを鉄拳制裁。ベッキーはヒールターンし、シャーロットとの激しい抗争に発展しました。
2018年11月の「サバイバー・シリーズ」ではRAWブランドの女子王者ロンダ・ラウジーと、SMACKDOWNブランドの女子王者ベッキー・リンチが対決するはずでしたが、ベッキーが負傷により出場をキャンセルしたため、シャーロットが代理で出場。
試合はシャーロットが狂乱ファイトをくり広げ、イス攻撃や竹刀での攻撃を連発して反則負けとなりました。
これを機にシャーロットはヒールターンしています。
2018年12月の「TLC」ではシャーロット、ベッキーにアスカを加えた3者によるトリプルスレット形式のタイトル戦がおこなわれました。
ラダー最上部でシャーロットとベッキーがベルトを奪い合い争っているところを、11月の報復のため乱入したロンダ・ラウジーがラダーを倒して妨害。漁夫の利を得たアスカがSMACKDOWN女子王座を獲得しました。
しかし2019年3月、シャーロットはアスカとのタイトル戦で勝利し、SMACKDOWN女子王座を奪還。
2019年4月の「レッスルマニア35」では、RAW女子王者のロンダ・ラウジー、SMACKDOWN女子王者のシャーロット、そしてベッキー・リンチの3人による「王座総取りトリプルスレット戦」がメインイベントでおこなわれました。
試合はベッキーが勝利して両ブランドの女子王座を総取り。シャーロットは王座から陥落しました。
レッスルマニア後もシャーロットとベッキーは抗争を続け、2019年5月の「マネー・イン・ザ・バンク」でベッキーに勝利したシャーロットがSMACKDOWN女子王座を奪還。
しかし、直前のマネー権争奪ラダーマッチで優勝し、アタッシュケースを獲得したベイリーが試合後に乱入してシャーロットを襲撃してキャッシュイン。
試合はベイリーが勝利し、シャーロットは王座奪還からわずか4分55秒で王座陥落となり、タイトル史上最短記録となりました。
この試合を最後にベッキーはRAW女子王座に専念することを発表し、1年近くにわたって続いたシャーロットとベッキーの抗争は終了しました。
2019年8月からはベイリーとの抗争が本格化し、両者の間でSMACKDOWN女子王座が何度も交代しました。
2度目のNXT女子王者
2019年のドラフトでRAWに移籍したシャーロットは、カブキ・ウォリアーズ(アスカ&カイリ・セイン)との抗争を開始し、長く抗争していたベッキー・リンチと和解してタッグを結成。
シャーロット&ベッキー組はカブキ・ウォリアーズの持っていたWWE女子タッグ王座に挑戦しましたが敗れています。
2020年1月のランブル戦で優勝し、王座挑戦権を獲得したシャーロットは、ターゲットの王座をリア・リプリーが保持するNXT女子王座にすると発表。
2020年4月の「レッスルマニア36」でリアと戦ったシャーロットは勝利し、通算2度目のNXT女子王座を獲得。同時にこれが通算12回目の女子王座獲得となりました。
しかし2020年6月、シャーロットとリアに加えて紫雷イオ(後のイヨ・スカイ)によるトリプルスレット形式のタイトル戦を戦い、紫雷イオが勝利して新王者となり、シャーロットは王座から陥落しました。
2020年6月下旬、シャーロットはナイア・ジャックスに襲撃され、腕を負傷して長期欠場に入ります。
しかしこれはストーリー上の負傷で、実際はシャーロットが豊胸の再手術を受け、ダウンタイムの休養期間を取るための欠場でした。
女子グランドスラム達成
2020年12月、シャーロットはベビーフェイスとして復帰し、アスカのタッグパートナーとしてWWEタッグ王座に挑戦。
試合に勝利したシャーロットはタッグ王座を初めて獲得し、史上4人目となる女子グランドスラムを達成しました。
2022年12月にはSMACKDOWN女子王座を獲得。この王座を獲得したのは通算7度目で、WWEのシングル王座獲得は通算14度目となりました。
2023年12月、アスカとの試合中に怪我をしたシャーロットは、前十字靭帯、内側側副靭帯、半月板を損傷する重傷であると診断され、長期欠場に入りました。
私生活
2008年9月5日、シャーロットは当時の恋人と父リック・フレアーとの喧嘩に巻き込まれ、警察官への暴行容疑で逮捕されました。
フレアーは45日間の懲役刑を言い渡されましたが、執行猶予つき200ドルの罰金に減刑されました。
シャーロットは2010年5月にリキ・ジョンソンという男性と結婚。しかし2013年2月に離婚しました。
その後、イギリス出身のプロレスラーだったトーマス・ラティマーと2度目の結婚。しかし彼とも2015年10月に離婚しています。
2019年2月から「アンドラデ」のリングネームで活動中だったWWEの同僚、マヌエル・アンドラデ・オロペサと交際を開始し、2022年5月に結婚しました。
シャーロット・フレアーのタイトル歴
WWE
タイトル名 | 回数 | パートナー |
---|---|---|
NXT女子王座 | 2回 | |
WWEディーヴァ王座 | 1回 | |
WWE(RAW)女子王座 | 6回 | |
SMACKDOWN女子王座 | 7回 | |
WWE女子タッグ王座 | 1回 | アスカ |
グランドスラム王者 |
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