コフィ・キングストンの基本情報
英語名 | Kofi Kingston |
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本名 | Kofi Nahaje Sarkodie-Mensah |
出身 | ガーナ・アシャンティ州クマシ |
誕生日 | 1981年8月14日(43歳) |
コフィ・キングストンの経歴
2006年にプロレスデビュー
コフィ・キングストンはガーナ生まれで、10代の頃に家族でアメリカに移住しました。
2006年、インディー団体でプロレスデビュー。同年にはWWEと育成契約を結びました。
当初は「コフィ・ナハジェ・キングストン(Kofi Nahaje Kingston)」というリングネームでしたが、2007年には「コフィ・キングストン」と名前を短縮しています。
2008年1月、ECWブランドでWWEデビュー。このときは「ジャマイカ生まれ」だと紹介されていました。
2009年からはジャマイカ人のアクセントによる喋り方を辞め、「ガーナ出身・アメリカ育ち」であると訂正しています。
アフリカ生まれで初の王者
2008年6月、タイトル戦でクリス・ジェリコに勝利し、WWEで初のタイトルである「インターコンチネンタル王座」を獲得。WWE史上初のアフリカ人王者となりました。
2008年10月には、CMパンクとタッグを結成し、世界タッグ王座を獲得。王座を失ってからはしばらくシングルプレイヤーとしての活動がメインとなりました。
2011年8月、エヴァン・ボーンとタッグを結成し、WWEタッグ王座を獲得。空中技を得意とする2人のタッグチームは人気となり、一般公募で「エア・ブーン(Air Boom)」と名付けられました。
しかし、エヴァン・ボーンのウェルネスポリシー違反による出場停止が相次ぎ、エア・ブーンは自然消滅しています。
ランブル戦名物「両足をつけず脱落防止」
2012年1月の「ロイヤル・ランブル」で開催されたランブル戦にコフィは出場。
ランブル戦は「トップループを超えて場外に落とされ、両足が地面に着いたら失格」というルールですが、コフィは場外に落ちたものの両足が接地する直前に逆立ちをおこない、そのままリング内に戻るという芸で観客を沸かせました。
以降、ランブル戦におけるコフィの「両足をつけずなんとかリング内に戻る」というムーブは毎回バリエーションが増えていき、名物の一つとなりました。
ニュー・デイ結成、タッグ保持日数記録を更新
2014年11月、コフィはエグザビア・ウッズ&ビッグ・Eと黒人3人組ユニット「ザ・ニュー・デイ(The New Day)」を結成。陽気でオチャラケたユニットとして大人気となりました。
しかし2015年の春頃からニュー・デイに対して観客の野次がヒドくなり始め、同年4月にニュー・デイはベビーフェイスからヒールへと転向。
コフィがヒール(悪役)となったのは、このときが2008年のWWEデビュー以来初めてです。
2016年1月には他のヒールユニットをからかって抗争開始となるストーリーが開始され、ここでニュー・デイは再びベビーフェイスに戻りました。
2016年7月には、タッグ王座の保持記録日数が「332日」となり、WWEでの新記録を達成。最終的に保持日数は「483日」まで増えました。
WWE王座への道、グランドスラム達成
2019年2月、コフィは負傷欠場となったムスタファ・アリの代役としてPPV「エリミネーション・チェンバー」に参戦。試合内容がメディアやファンから大絶賛されました。
これを機にコフィは4月のレッスルマニアで世界王座を獲るというストーリーが開始され、「コフィマニア(KofiMania)」と名付けられてプッシュされ始めました。
ストーリーではWWEオーナーのビンス・マクマホンにより妨害されたり、強敵の相手に勝利しなければ出場させないなどの難題を課しますが、コフィは次々にクリア。
2019年4月の「レッスルマニア35」のタイトル戦で、コフィはダニエル・ブライアンに勝利し、WWE王座を初めて獲得。
WWEにとって史上初となるアフリカ人選手の世界王者であると共に、コフィ自身はWWEのグランドスラムを達成しました。
2019年10月、コフィはブロック・レスナーの挑戦を受け、秒殺負け。WWE王座の保持日数は180日で終了となり、コフィはニュー・デイとしての活動に戻りました。
ニュー・デイ分裂
2020年のドラフトで、コフィとエグザビア・ウッズの2人はRAWブランドに移籍が発表されましたが、ビッグ・EだけはSMACKDOWNブランドでの残留が発表されました。
これによりニュー・デイは分裂し、コフィ&ウッズの2名体制となってしまいました。
2022年12月、ニュー・デイの2人はNXTにサプライズ登場してNXTタッグ王座に挑戦。勝利して新王者となり、ニュー・デイはWWEとNXTが管理する3つのタッグ王座をすべて獲得しました。
2024年に入りコフィとウッズはバックステージで意見が合わず、衝突し始めます。
ユニット「ジャッジメント・デイ」のフィン・ベイラー&JD・マクドナー組と対戦中、別のユニット「LWO」と乱闘を始めたことでリング上が混乱し、これが原因でニュー・デイは敗北。
試合後、コフィがウッズに内緒でLWOと接触していたことが発覚し、ウッズは激怒。ウッズとコフィの溝はさらに大きくなってしまいました。
私生活
2010年9月に結婚し、3人のお子さんの父親でもあります。
コフィ・キングストンのタイトル歴
WWE
タイトル名 | 回数 | パートナー |
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WWE王座 | 1回 | |
インターコンチネンタル王座 | 4回 | |
ユナイテッドステイツ王座 | 3回 | |
世界タッグ王座 | 1回 | CMパンク |
WWEタッグ王座 | 4回 | エヴァン・ボーン R・トゥルース ニュー・デイ(2回) |
RAWタッグ王座 | 2回 | エグザビア・ウッズ |
SMACKDOWNタッグ王座 | 7回 | ニュー・デイ(6回) エグザビア・ウッズ |
NXTタッグ王座 | 1回 | エグザビア・ウッズ |
コフィ・キングストンのテーマソング・関連グッズ
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