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サーシャ・バンクスのプロフィール【WWEスーパースターズ】

サーシャ・バンクス
引用:wwe.com

サーシャ・バンクスの基本情報

英語名Sasha Banks
本名Mercedes Justine Kaestner-Varnado
出身アメリカ・カリフォルニア州フェアフィールド
誕生日1992年1月26日(33歳)

サーシャ・バンクスの経歴

20歳でNXTデビュー

2012年、20歳のときにWWEと契約し、同年12月にNXTでデビュー戦をおこないました。リングネームは当初から「サーシャ・バンクス」でした。

2013年6月、NXT女子王座の初代王者を決めるトーナメントの1回戦で敗れた後、ヒールターン。「ザ・ボス(The Boss)」というキャラクターを確立しました。

NXT女子王座を獲得

2013年10月、サーシャはサマー・レイとヒールユニット「The BFFs(The Beautiful, Fierce Females)」を結成。同年11月にはシャーロット(後のシャーロット・フレアー)がユニットに加入しました。

2014年にサマー・レイがメインロースターに昇格し、BFFsは同年7月に解散しています。

2015年8月にはシャーロットに勝利してNXT女子王座を獲得。これがサーシャの初タイトルで、王座保持期間は192日でした。

メインロースター昇格、チームB.A.Dを結成

2015年7月のRAWで、ステファニー・マクマホンが「女子部門の革命」を宣言し、3人の若手女子選手を呼び込みました。

呼び込まれたのはサーシャ、そしてベッキー・リンチ、シャーロット。3人同時にメインロースター昇格を果たします。

サーシャはナオミ&タミーナと共にヒールユニット「チームB.A.D.(Beautiful and Dangerous)」を結成。

ベッキーとサーシャはペイジと新ユニットを結成し、ニッキー・ベラ&ブリー・ベラ&アリシア・フォックスの「チーム・ベラ」と3ユニットによる抗争が開始され、女子部門を活性化させました。

2016年2月、サーシャはシングル路線への転向を宣言し、チームB.A.D.から脱退。サーシャを裏切り者だとみなしたナオミ&タミーナに襲撃され、サーシャはフェイスターンを果たしました。

2016年4月のPPV「レッスルマニア」では、新設されたWWE女子王座を賭けてシャーロット、ベッキーとトリプルスレット戦をおこない、敗れています。

2016年7月のタッグマッチで、サーシャはミステリアス・パートナーとしてベイリーを起用。これがサーシャとベイリーのメインロースターにおける初タッグとなりました。

シャーロットとの激しい王座奪取合戦

2016年7月末、ドラフトでRAWに移籍したサーシャは、RAWデビュー戦でもあるタイトル戦でシャーロットに勝利し、WWE女子王座を初めて獲得しました。

しかし同年8月のPPV「サマースラム」におけるリマッチでシャーロットに敗れ、王座防衛に失敗。王座保持期間は27日でした。

この時期、SMACKDOWNでも女子王座が新設されたため、WWE女子王座は「RAW女子王座」と名称変更しています。

2016年10月、サーシャはシャーロットの王座に挑戦し、勝利して2度目となるRAW女子王座を獲得。

しかし同月に開催されたPPV「ヘル・イン・ア・セル」でシャーロットとリマッチをおこなって敗れ、またも王座保持期間は27日で終了しました。

この試合は女子選手による史上初のセル戦であり、女子選手がPPVのメインイベントを戦ったのも史上初でした。

同年11月、今度はサーシャがリマッチの権利を行使してシャーロットの王座に挑戦し、勝利してRAW女子王座を奪還。

同月のPPVではシャーロットと30分アイアンマッチを戦い、敗れて王座を失いました。

この試合には「サーシャが敗れた場合、リマッチの権利を失う」という条件が付いていたため、これによりサーシャとシャーロットによる獲って獲られての激しい王座奪取合戦は終了しました。

カウンセリングの末、ベイリーとユニット結成

2018年に入り、サーシャとベイリーの不仲ストーリーが始まりました。

タッグを組んでも裏切りが続発し、互いの試合に介入するなど不穏な関係が続いた後、2人は関係を修復するため共にカウンセリングを受け、和解。

2018年7月、サーシャとベイリーはユニット「ボス・アンド・ハグ・コネクション(The Boss 'n' Hug Connection)」を結成しました。

2019年2月、サーシャ&ベイリーは新設されたWWE女子タッグ王者決定チェンバー戦に出場し、勝利して初代王者となりました。

しかし2019年4月の「レッスルマニア」でジ・アイコニックスに敗れて王座から陥落し、王座保持期間は49日でした。

女子グランドスラム達成

レッスルマニアでの敗戦と王座陥落について団体側と確執が生じ、持病も悪化していたため、サーシャはレッスルマニア直後から4ヶ月間の休養に入ります。

復帰後、サーシャ&ベイリーはヒールターンし、その後のドラフトでSMACKDOWNに移籍。

2020年6月にはベイリーとのタッグでWWE女子タッグ王座を獲得。翌月にはアスカに勝利して通算5度目となるRAW女子王座を獲得し、シングルとタッグの2冠王となりました。

このとき、ベイリーもSMACKDOWN女子王者であったため、両ブランドのシングルとタッグすべてのタイトルを保持するという史上初の女子タッグチームとなりました。

しかし、2020年8月のアスカとのリマッチで敗れてシングル王座を失い、翌週にはナイア・ジャックス&シェイナ・ベイズラー組に敗れてタッグ王座からも陥落し、サーシャは一気に無冠となりました。

ナイア&シェイナ組とのリマッチにも敗れた試合後、リング上でベイリーがサーシャを襲撃して仲間割れ。これによりサーシャはフェイスターンし、ベイリーとの抗争が始まりました。

サーシャはベイリーの持つSMACKDOWN女子王座に挑戦し、勝利してタイトル奪取。これによりサーシャは女子グランドスラムを達成しました。

2021年4月の「レッスルマニア37」でビアンカ・ブレアに敗れて王座から陥落するまで、167日間王座を保持しました。

ナオミとタッグ再結成、そしてWWE退団

2022年2月、サーシャはナオミとのタッグ結成を発表。2人のタッグは「チームB.A.D.」以来でした。

2022年4月の「レッスルマニア38」でサーシャ&ナオミ組はWWE女子タッグ王座を獲得。サーシャにとっては3回目、ナオミは初めてのタッグ王座獲得でした。

2022年5月のRAW放送前、サーシャ&ナオミはクリエイティブ上の問題でビンス・マクマホンと衝突し、当日のRAW出演をボイコット。これによりタッグ王座は剥奪され、2人は無期限の出場停止処分となりました。

その後も2人と団体側との話し合いは継続しましたが、結果的にサーシャとナオミは2022年の年末にWWEを退団しました。

WWEが2人の退団を公式に発表したのは2023年になってからです。

新日本プロレス、スターダム、AEW

2023年1月、サーシャは新日本プロレスが東京ドームで開催した「レッスルキングダム17」に電撃登場。WWE時代とは異なる外見に変え、リングネームも「メルセデス・モネ(Mercedes Moné)」に変更していました。

モネは新日本プロレスが管理する「IWGP女子王座」を防衛したばかりのKAIRI(WWEではカイリ・セイン)を挑発し、王座への挑戦をアピール。

同時にモネは、新日本プロレスと業務提携関係にある姉妹団体、スターダムへの入団を発表しました。

「レッスルキングダム17」には、モネとプライベートでも仲の良いベイリーとナオミが来日して観戦し、モネを陰でサポートしていたそうです。

2023年2月、モネはKAIRIに勝利し、IWGP女子王座の新王者となったものの、同年4月、岩谷麻優に敗れて王座陥落。王座保持期間は64日でした。

2023年5月、新日本プロレスが新設した「STRONG女子王座」の初代王者を決めるトーナメントに出場したモネは、決勝戦でウィロウ・ナイチンゲールと対戦して敗れ、さらに足首を負傷しました。

自力では歩けないほどの大怪我で、モネはその後の試合に出場できなくなり、2023年12月には新日本プロレスとの契約終了が発表されました。

日本に滞在して足首の治療期間を経た後、モネは2023年8月、AEWの大会に観客としてカメオ出演し、AEWへの初登場を果たしました。

2024年5月、AEWでのデビュー戦となるタイトルマッチでウィロウ・ナイチンゲールに勝利し、モネは「AEW TBS王座」を獲得。

その35日後にはステファニー・バケルに勝利して「STRONG女子王座」をも獲得し、2冠王となりました。

私生活

いとこにミュージシャンのスヌープ・ドッグがおり、2016年の「レッスルマニア32」ではサーシャの入場テーマ曲に合わせてスヌープがラップを披露し、2人で揃って入場するシーンがありました。

2016年8月、サーシャは「ミカゼ」というリングネームで活動した元プロレスラーで、現役引退後はWWEの衣裳デザインを担当していた男性と結婚。2人はインディー団体で活動中に知り合ったそうです。

しかし2020年後半に2人は別居し、2024年8月には正式に離婚しました。

サーシャ・バンクスのタイトル歴

WWE

タイトル名回数パートナー
RAW女子王座5回
SMACKDOWN女子王座1回
WWE女子タッグ王座3回ベイリー(2回)
ナオミ(1回)
NXT女子王座1回
グランドスラム王者

新日本プロレス

タイトル名回数パートナー
IWGP女子王座1回
STRONG女子王座1回

AEW

タイトル名回数パートナー
AEW TBS王座1回

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