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カイリ・セインのプロフィール【WWEスーパースターズ】

カイリ・セイン
引用:sportskeeda.com

カイリ・セインの基本情報

英語名Kairi Sane
本名宝迫 香織
出身山口県光市
誕生日1988年9月23日(36歳)

カイリ・セインの経歴

ヨットと女優活動

高校時代からヨットを始め、インターハイや国体に出場。法政大学に進学した後もヨットを続け、世界選手権にも出場しました。

また大学在学中には女優活動も並行して開始。幾つかの舞台に出演し、その中のひとつがプロレスを題材にしており、カイリは悪役レスラーを演じていました。

その舞台を見に来ていた「スターダム」の風香(当時はゼネラルマネージャー)がプロレスへの道を勧めたことにより、カイリは入団を決意しています。

スターダム入団、海賊キャラ

2011年11月、スターダムの第3期生として入団。リングネームを「宝城カイリ(ほうじょう・かいり)」と命名され、ヨット選手としてのキャリアをモチーフに「海賊王女」というギミックも与えられました。

2013年4月、同期入団の翔月なつみとタッグを結成し、ゴッデス・オブ・スターダム王座を獲得。これがカイリにとって初めてのタイトルでした。

2015年2月、安川惡斗と世志琥によるプロレスの範疇を超えた喧嘩騒動がリング上で発生。これを受けてカイリは選手会長となり、選手間の人間関係を改善するために尽力しました。

2015年3月には、スターダムのシングル王座として最高位である「ワールド・オブ・スターダム王座」が前述のトラブルで空位となったことによる王者決定トーナメントに出場。見事に優勝し、この王座を初めて獲得しました。

2016年1月には、紫雷イオ、岩谷麻優と3人で新ユニット「スリーダム」を結成。6人タッグのタイトルである「アーティスト・オブ・スターダム王座」を獲得しています。

2017年3月、カイリがWWEに移籍すると報道されました。同年5月には、近い将来スターダムを退団することについて認めたものの、WWE移籍については明言を避けました。

年齢や怪我もあり現役引退も視野に入れていたカイリでしたが、全日本女子プロレスやWWF(現在のWWE)のレジェンドでもあるブル中野に相談した結果、海外挑戦を決意したと後に述べています。

2017年6月の試合を最後に、カイリはスターダムを退団しました。

WWEと契約、メイ・ヤング・クラシック優勝

2017年6月、WWEが東京・両国国技館で開催したハウスショーにおいて、カイリがWWEと契約したことや、新しいリングネームが「カイリ・セイン(Kairi Sane)」となったことが発表されました。

2017年7月、WWEが主催した若手女子選手のトーナメント大会「メイ・ヤング・クラシック」に出場。

1回戦でテッサ・ブランチャード、2回戦でビアンカ・ベレア、準々決勝でダコタ・カイ、準決勝でトニー・ストームにそれぞれ勝利し、カイリは決勝に進出。

2017年9月、決勝戦では総合格闘家でもあったシェイナ・ベイズラーに勝利し、トーナメント優勝。カイリは華々しいWWEデビューを飾りました。

NXTデビュー、スカイ・パイレーツ

2017年10月、カイリはNXTのテレビマッチに初登場。スターダム時代と同じく海賊のギミックが採用され、人気となりました。

2018年1月のPPV「ロイヤル・ランブル」で史上初めて開催された女子ランブル戦に、カイリは6番手としてサプライズ出場。コーナー最上段からのインセイン・エルボーを披露して観客を沸かせましたが、5分後に脱落しました。

2018年7月、ライバルのシェイナ・ベイズラーに勝利して、NXT女子王座を獲得。WWEでの初タイトルとなりました。

2018年10月、かつてスターダムでもユニットを結成し、カイリから遅れてNXTデビューを果たした紫雷イオと親友タッグを結成。タッグ名は「スカイ・パイレーツ(The Sky Pirates)」と命名されました。

2019年4月、シェイナ・ベイズラーの持つNXT女子王座に挑戦した際、シェイナの危険な攻撃からカイリを守るため、セコンドについていたイオが試合に介入。

これによりカイリは敗北し、団体側から「今後カイリはNXT女子王座に挑戦できない」と通告されてしまいました。

これはカイリをNXTから卒業させるためのストーリーであり、カイリにとってNXT最後の試合となりました。

メインロースター昇格、カブキ・ウォリアーズ

2019年4月、首の負傷により現役引退扱いとなっていたペイジが、新たな女子タッグチームのマネージャーになることを発表。

タッグメンバーはアスカ&カイリ・セインであることが続けて発表され、カイリはSMACKDOWNブランドに移籍となり、メインロースター昇格を果たしました。

カブキ・ウォリアーズ(The Kabuki Warriors)」と名付けられた2人のタッグは2019年10月、WWE女子タッグ王座を獲得。181日間にわたって王座を保持しました。

2020年7月、カイリはバックステージでベイリーに襲撃され、テレビショーから姿を消しました。

これは結婚したカイリが日本に帰国するためのストーリーで、その後にカイリはSNS上でWWE退団を発表しています。

日本に帰国した後、2020年10月にはWWEの日本支部でアンバサダー兼トレーナーとしての活動を開始したことを発表。

しかし2021年12月、この契約が終了したことを受け、カイリは正式にWWEを退団しました。

スターダム復帰、IWGP初代女王

2022年2月、カイリは古巣のスターダムに復帰し、リングネームを英語大文字の「KAIRI」としました。

高橋奈七永と「新七海里」、なつぽいと「ぽいレーツ」、安納サオリ&なつぽいと「REstart」など、様々な選手とユニットやタッグを結成し、スターダムを活性化させました。

ユニット「REstart」の3人で、2023年4月にアーティスト・オブ・スターダム王座を獲得しています。

また2022年11月には、スターダムと業務提携関係にある新日本プロレスが新たに設立した女子タイトル「IWGP女子王座」をかけて岩谷麻優と対戦し、勝利して初代王者に輝きました。

90日間にわたり王座を保持しましたが、2023年2月のタイトル戦でメルセデス・モネ(WWEを退団したサーシャ・バンクス)に敗れ、王座から陥落しました。

2023年8月、無期限の活動休止を発表。9月の試合を最後にスターダムを退団しました。

WWE復帰、ダメージCTRLに加入

スターダムで活動していた2023年の時点で、「カイリはWWEに復帰するだろう」というメディアの報道やファンのSNS投稿が多く、カイリ自身もインタビューやSNSでそれとなく匂わせていました。

2023年11月の「クラウン・ジュエル」でWWEに復帰。リングネームを「カイリ・セイン」に戻し、WWE女子王者イヨ・スカイのセコンドについて、彼女の王座防衛をアシストしました。

その後、2020年にカイリをバックステージで襲撃し、(ストーリー上で)WWEを退団するキッカケとなっていたベイリーと対面し、謝罪を受けたことでベイリーと和解。カイリはユニット「ダメージCTRL」に加入しました。

かつてカイリとタッグチームを結成していた旧友のアスカがWWE女子王座を巡ってイヨと抗争中だったため、カイリもアスカと対立。

直後の6人タッグマッチ、ダメージCTRL(イヨ&ベイリー&カイリ)vsアスカ&シャーロット・フレアー&ビアンカ・ベレアの試合中、アスカが味方を裏切ってカイリに加担し、イヨとも和解。

これによりカイリとのタッグ「カブキ・ウォリアーズ」は再結成され、同時にアスカはダメージCTRLにも加入しました。

再結成されたカブキ・ウォリアーズは、2024年1月に2度目となるWWE女子タッグ王座を獲得しています。

ベイリーがユニットから追放され、アスカが怪我と手術により長期欠場に入り、さらにはダコタ・カイも負傷欠場となったことで、2人きりとなったカイリとイヨはタッグチームとして活動することになり、同時にフェイスターンもしています。

私生活

2020年2月、日本人の男性と結婚したことが発表されました。

2022年1月、神奈川県藤沢市でトレーニングジム「PARA-FIT24 湘南江ノ島駅店」を開業しています。

カイリ・セインのタイトル歴

WWE

タイトル名回数パートナー
NXT女子王座1回
WWE女子タッグ王座2回アスカ

スターダム

タイトル名回数パートナー
ワールド・オブ・スターダム王座1回
ワンダー・オブ・スターダム王座1回
ゴッデス・オブ・スターダム王座3回翔月なつみ
高橋奈苗
美闘陽子
アーティスト・オブ・スターダム王座5回米山香織、夕陽
コグマ、チェルシー
紫雷イオ、岩谷麻優
小波、美邑弘海
安納サオリ、なつぽい

新日本プロレス

タイトル名回数パートナー
IWGP女子王座1回

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