「ロイヤルランブル」「マネー・イン・ザ・バンク」の歴史と記録ページを公開しました

WWEの歴史の中でも長い伝統を誇る「ロイヤルランブル」と「マネー・イン・ザ・バンク」。この2つに関して過去全ての結果や優勝者などをまとめたページを作成しました。

ロイヤルランブルの歴史と記録

2017年で第30回目を迎えた「ロイヤルランブル」。メインとなるロイヤルランブル戦は、30人の選手が時間の経過と共に1人ずつ入場し、リング内から相手をロープ超しに落とす(=オーバー・ザ・トップロープ)ことで排除(=エリミネート)していき、最後の1人となった者が優勝するルールです。

毎年サプライズ枠があり、過去にWWEで活躍した懐かしい選手、下部組織であるNXTで活躍している選手、移籍して初登場となる選手、そして女子選手までもが登場することもあります。

テーマ曲が鳴り響くまで誰が登場するか分からないというスリリングな楽しみがある反面、優勝者は春に開催されるWWE最大のイベント「レッスルマニア」のメイン戦に出場する権利を得るため、団体側のプッシュが露骨に反映されてしまうという負の側面もあり、それを嫌う多くのファンから以降の大会で猛烈なブーイングを浴びることにもなってしまいます。

最近だとバティスタやロマン・レインズがベビーフェイスにもかかわらず優勝した途端に大ブーイングを浴びて、その後のストーリーに影響が出てしまいました。レインズに至っては3年経った現在も相変わらずブーイングを浴びまくっています。

今回作成したページでは、過去全ての大会の優勝者をはじめ、最多排除記録や最長滞在記録など、ロイヤルランブル戦に関する記録を持つ選手の情報も載せてみました。最短滞在記録の1位はファンにはお馴染みの人ですが、トップ10はまさに「秒の争い」というべき僅差の展開となっております。

マネー・イン・ザ・バンクの歴史と記録

クリス・ジェリコが考案した(ことになっている)「マネー・イン・ザ・バンク・ラダーマッチ」も最近ではPPV「マネー・イン・ザ・バンク」でラダー戦が開催されていますが、古くはレッスルマニアの中でも開催されており、人気の企画となったため専用のPPV大会になったという歴史を持っています。

フォールやタップを奪うのではなく、天井に吊られたアタッシュケースを奪い合う試合形式で、通常では届かない高さにあるためハシゴを使用することになります(なのでラダーマッチとなります)。アタッシュケースの中には王座挑戦権の契約書が入っており、獲得した者は1年間という期間内であればいつでも好きな時にマネー権を行使(=キャッシュインと呼びます)して王座に挑戦することができるという特典があります。

チャンピオンが試合に勝利したものの、ダメージが大きかったり疲れてヘロヘロになった際にキャッシュインしたり、チャンピオンの背後からアタッシュケースでブン殴ってダウンさせた直後にキャッシュインしたり、人気のある選手が初めて王座を獲得してハッピーエンドかと思わせておいてキャッシュインして王座を奪う選手もいるなど、こちらもスリリングな楽しみを提供してくれる要素になっています。

マネー・イン・ザ・バンクを制した者は(ほぼ)確実に団体やブランドの頂点となるベルトを獲得することができます。実際にマネー権を獲得した選手がキャッシュインしてどうなったのか、キャッシュインされてしまった被害者は誰なのかというデータも今回まとめています。

なお、2つの企画ページへのリンクを設置するため、各ページ上部に表示されるメニューに「歴史と記録」という項目を追加しています。WWEの歴史と記録をお楽しみください。

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