WWE HOLIC

会場：テキサス州サンアントニオ

オープニング

HHHが前夜の勝利を称え、「WWEの大黒柱だ」と絶賛してロリンズをリングに呼び込む。「アンブローズは二度と俺の前に現れない」と勝ち誇り、更に前夜敗北したオートンを小馬鹿にし、次の標的はシナだ、と笑顔で宣言するロリンズ。その両手を挙げて祝福するHHH。

ここでオートン登場。自分が負けたのはロリンズにカーブストンプを喰らって後遺症があったからだと叫び、権力者たちがロリンズを処分しないのなら俺が自らやってやる、とロリンズを急襲。

割って入ったHHH、興奮するオートンに落ち着くよう諭し、今日は休暇を与えるからゆっくり休むよう伝えるが、聞く耳を持たないオートン、隙をついてロリンズにRKO。失神するロリンズと、命令を無視され憮然とするHHH。

タッグ王座戦 宇宙兄弟vsビッグ・ショー＆ヘンリー組

「昨日の試合に負けたのは、お前が途中で出てきて集中力が乱れたからだ」と不満を言うなど、試合前から不穏な空気の大巨人組。試合中もタッチを巡って口論。

ビッグ・ショーがスターダストをKOパンチで失神させた直後、ヘンリーがリングインして味方のビッグショーに世界最強スラム1発。倒れてるスターダストを上に乗せる。

試合後にも「俺を叩くな」と叫び、2発のスラムとスプラッシュを浴びせて憂さ晴らしするヘンリー。

バックステージ

ルネがヘンリーにインタビュー。味方のビッグショーを襲った理由は「奴が俺に嫉妬して俺を倒したがってるからだ」と興奮気味に答えるヘンリー。

欠場中のレインズ登場

急病により欠場中のロマン・レインズがスクリーンに映し出され、スピーチ。ロリンズはいつも誰かの背後に隠れてる。シールド時代は俺たちの背後、前夜はワイアットの背後。俺が復帰したらお前は未来ではなく「過去」になる、と挑発。

AJvsアリシア

実況席ゲストのペイジ、PPVで負けたのはアリシアのせいだが、彼女は親友だと説明。

試合終盤、劣勢になったアリシアに呆れて実況席を離れ、「何やってんのよ」とばかりに場外から突き飛ばすペイジ。揉める二人の隙をついてAJが丸め込む。

試合後、アリシアに謝罪するフリをして油断させ、アリシアに蹴りを放つペイジ。場外で暴走しまくるペイジの暴れっぷりに、見かねたキングが実況席を離れてアリシアを護る。

シナ登場

WWEの未来と称するロリンズを今夜倒す、とシナが叫ぶところにステファニー登場。

観客に媚びなど売らず、権力者側の仲間になってもっと正当に評価されるべきだ、と勧誘を始める。シナは当然ながら完全拒否。

さらにHHH登場。そんなにイヤならチームを作って我々と次回PPVで対戦しろと迫る。サバイバー・シリーズでの「チーム・シナ vs チーム権力者」の前振り。

ウーソズvsミズ＆ミズドウ

ホーガン登場

乳ガン撲滅運動への協力に感謝し、乳ガンを克服した、女性たちを称えるスピーチ。最後はガンを克服した女性たちをリング上に招き入れ、全員でマッスルポーズ。

ボー・ダラス登場

リング上で対戦相手を募るボーに対し、流れてきたテーマ曲は懐かしの「Feed me more!」。観客の大歓声と共にライバックがベビーフェイスとして戦列復帰。

ミートフックを構える際の「Feed me more!」チャントや、シェルショック前の行進など、ベビーフェイス時代のムーヴをそのまま再現したライバックに対し、あれほどライバックを嫌ってたはずの観客もスンナリ受け入れ歓迎チャントで返す。

アンブローズvsセザーロ

入場するもリングには行かず実況席の上に立ち上がり、前夜の試合で介入してきたワイアットへの怒りをマイクで叫ぶアンブローズ、精神錯乱モードでリング上のセザーロを襲撃。マイクでボコボコに殴りまくり。どっちがヒールか分からない。試合は不成立。

ワイアット出てこい、と叫ぶアンブローズに対してワイアットがスクリーンで登場。「俺はお前自身だ。逃げろ」と告げる。

ニッキーvsナオミ

ニッキーの奴隷としてブリーがセコンドにつく。ニッキーの指示か、ブリーが場外からナオミの足を引っ張り試合に介入。

ケインvsジグラー

バックステージでシナにチーム入りを勧誘されていたジグラーを懲らしめるためにケインが組んだ試合。

ジグラーの金星に湧く観客。場外で勝ち名乗りを上げるジグラーをロリンズが背後から襲撃。リング上で攻撃を浴び続けるされるジグラーをシナが救出。

シナvsロリンズ

ジグラーが救出に来るが、ロリンズ＆ケインの返り討ちにあいボコボコ。そこにバックステージからレスラー全員が登場し大乱闘。ロリンズは早々に脱出し、スレイターとボーがシナにAAで投げられる。