WWE HOLIC

権力者チーム登場

PPVに出場する権力者チーム全員がリング上に登場。自分たちがPPVで敗北すると無法者が番組を運営することになる。それでもいいのか、と観客に問うHHH。観客はイエス！チャントで反応。
無法者が運営したと言えば思い出すのはWCWだ、と切り出すHHH（ここで勘の良い人は「次回PPVでアレがあるかな」と思ったはず）。団体が破滅した原因は責任者にある。我々はWCWの二の舞だけは避けねばらなない。今夜チーム・シナは精神的にも肉体的にも崩壊する。番組の最後で調印式を行うが、その時には誰がシナに付き、誰が脱退するのか分かることになる。

ステファニーが権力者チームのメンバーを紹介。ロリンズ、ヘンリー、ケイン、ルセフ、そして前週にジグラーを粉砕したハーパー。そういえばライバックは残念だった、彼がたとえチーム・シナに入ったとしても、とステファニーが言いかけたところでライバック登場。権力者チームは団体の利益を、シナたちはファンの利益を、そしてライバックの望みは俺の利益だ、とライバック。

先週は神経質になりすぎていた、ライバックには申し訳ないことをした、と謝罪するステファニー。ケインもライバックに謝罪。我々の言葉を信用しなくてもいいけれど、シナのチームに入るのは考え直したほうがいいわよ、と釘をさすステファニー。なぜならシナはアナタを尊敬などしていないから。その証拠があるわよ、と流した映像は昨年シナとライバックが抗争を始めた時、シナがライバックを馬鹿にしまくった映像。

シナのチームで屈辱を味わいたいか、権力者チームで尊敬されたいか、自分の心に聞いてみて、とステファニー。俺が所属するチームはただ一つ、チーム・ライバックだ、と言って退場するライバック。

HHHが新メンバーのハーパーに語りかける。ジグラーに対してその破壊力を見せつけてやれ。そしてジグラーを呼び込む。

ジグラーvsハーパー

実況席にはゲスト解説としてロリンズが座る。「CM中に予定が変更され、この試合はIC王座戦となりました」とアナウンスされ、困惑するジグラー。ゴングが鳴る前にロリンズの護衛二人がジグラーを背後から襲撃。ハーパーも加わって殴る蹴る。ロリンズもリングインし、アタッシュケースでジグラーの頭部を殴打。

ヨレヨレになりながらも立ち上がったジグラー、自らゴングを要請。ゴング直後からハーパーの猛攻が始まる。

試合後、ロリンズがダメ押しのカーブストンプ。失神するジグラー。

ミズとグランピー・キャットの寸劇

アメリカで人気の「不機嫌な顔をした猫」がWWEにゲスト出演。

ローズvsキッド

場外でナタリヤを誘惑し始めるウサギ。自分のコーナーに戻れ、とローズが注意するも、これは前週と同じ展開ではないか。

リングインしてローズに謝るウサギ。ローズが最近恒例となった「お仕置き暴行」の蹴りを放つも、かわしたウサギが背後に回り、腰を振って怪しい動き。驚くローズを尻目に退場するウサギ、1匹だけステージ上まで戻り、何度も何度も腰を振る。

ワイアット登場

アンブローズに和解を求めるワイアット。お前を救えるのは俺だけだ、なぜなら我々は魂で繋がっているからだ。

アンブローズがスクリーンで登場。お前の話は長くて意味不明、声は耳障り。でも全て聞いてやった。お前を手本にして俺もマジックを習得した、名付けて「ビデオ録画」だ、と言って怪しいセリフを言い始める。

次の瞬間、ワイアットの背後からアンブローズ急襲。俺は救いなど要らない、PPVまでに自分を救う方法を考えておけ、とマイクで叫ぶアンブローズ。

ライバックvsセザーロ

バックステージ

ルネがシナにインタビュー。権力者たちがPPV前にチーム・シナを潰そうとしている件について、難局を耐え抜いて調印式まで持ちこたえるしかない、とコメント。ライバックの勧誘については否定。

ルセフ＆ラナ登場

アメリカの女性で私よりも魅惑的な体型をしている者はいない、と急にセクシーボディーを強調し始めるラナ。どうしたんだラナ。

トップレス写真を用意したけど見たい？と観客に質問。スケベ野郎どものイエスと番組進行に則ったノーが交錯してメチャクチャ微妙な空気の観客。いいわ、見せてあげる、とラナが指差したスクリーンにはトップレス姿のプーチン。観客、気持ち悪いほど静かになった。

ここで突然スレイター登場。アメリカ国旗風の帽子と衣装で入場。自分のことを「星条旗を身にまとったアメリカン・ヒーロー」と言っちゃった。ルセフにも「今夜で終わらせてやる」と挑発し、ゴングを要請。

ルセフvsスレイター

ミズとグランピー・キャットの寸劇その2

途中でローワンが登場し、「猫が欲しい」と呟いてぬいぐるみを奪う。本物の猫は退屈なのか半分寝てた。

ビッグ・ショー登場

入場後、対戦相手を待っているとステファニーが入場。WWEネットワークでアナタのデビュー戦を見た。常にアナタは脇役だが本当は主役になりたいはずだ、権力者に従えば2015年の殿堂入りを約束してあげる、と餌をまく。少し迷うがノーと回答する大巨人。

ここでシェイマス登場。ステファニーに対して、来週の今頃は顔を見ることもないだろう、チケットを買えよ、と告げる。ステファニー笑いながら反撃。シェイマスのパスポートに問題が発覚した、アメリカ国籍を持ってないそうね、事務上の手違いでビザが無効になって母国に強制送還になったら困るわね。

そして大巨人とシェイマスに試合をしろと命じ、勝者にはWWE世界ヘビー級王座の挑戦権を与えると発表する。レフェリーを呼び、無理矢理ゴングを鳴らして試合を開始させるステファニー。

ビッグ・ショーvsシェイマス

最初は遠慮がちだが、徐々に本気を出し始める両者。白熱した終盤、ルセフとヘンリーが乱入し暴行。ルセフが大巨人をアコレードで失神させ、ヘンリーはシェイマスを実況席に世界最強スラムで叩き付ける。シェイマスは病院送りとなった。

AJ、背が伸びた？

AJのテーマ曲が流れ、入場してきたのはAJのコスチュームを着たブリー。本物よりもスタイルが良い。続いてニッキーが入場。ブリーvsニッキーの試合開始。

特別試合を開始するというアナウンスに続いて本物のAJが入場し、実況席へ。

やれっぱなしのブリーが初めて反撃。怒ったニッキー、反抗するなとばかりにラック・アタックの体勢。ここでAJがエプロンに立ってニッキーを挑発。気を取られたニッキーの背後にブリーが忍び寄る。

試合後、ニッキーがブリーをボコボコにしているところでAJが救援。ニッキーにシャイニング・ウィザードを浴びせる。ダウンしたニッキーを見下ろしてイエス！ポーズをするブリーの腹にも蹴りを入れ、DDTを放つAJ。ブリーにも攻撃を加えたことでPPVどうなるか。

バックステージ

ライバックの控室をシナ訪問。チーム入りを勧誘するが、誰とも組む気はない、とライバック拒否。お前は自分勝手だ、いつも腹を空かせてると思ったら大きな獲物が目の前に現れた途端満腹になったのか、と言ってからシナは去る。

8人タッグ戦 ウーソズ＆ロス・マタドールvs宇宙兄弟＆ミズ＆ミズドウ

今日も大人気のミズドウ。チャントが何度も叫ばれる。何度も味方からタッチを拒否され、やっとミズがタッチしてくれたかと思ったらすぐミズにタッチされて引っ込むミズドウ。最近このパターンが多いけどメゲないミズドウ。

チーム対抗戦の調印式

先に権力者チームが入場。俺たちの細胞はWWEで出来ている。PPVは絶対に負けられん、とHHH。勇気を持って退却することも時には必要よ、と呼びかけるステファニー。誰が残っているのか楽しみね、と言ってからチーム・シナの入場を待つ。

登場したのはシナ一人。リング上で権力者チーム全員と対峙するシナ。上から目線のステファニーに対して、俺に命令するのは今日が最後だ、と強弁。予告編だと称して対戦相手に勝つ姿を語り、トイレ掃除がお似合いだとHHHに告げたところでステファニーがシナをビンタ。シナが怒り、テーブルを排除して臨戦態勢。

人数で圧倒している権力者チーム、「かかってこいよ」と余裕をかましてるところでジグラーと大巨人が登場。しかしまだ3名。シェイマスはヘンリーの場外攻撃で病院送りにされたため不在。

すると羊マスクのローワンが登場。元同僚のハーパー、目を丸くして驚く。リングインしてハーパーを何やら挑発するローワンは正式にチーム・シナ加入を果たす。ローワンの電撃加入でチーム・シナは4名。でもまだ1名足りない。

ここでセザーロ登場。チーム・シナに加わる、と見せかけフェイントかまして権力者チームのもとへ。ダマされたわね、と爆笑するステファニー。今の最高だったわね。他にこれやってくれる人はいないの？

ステファニーの笑いが止まらないところでライバック登場し、笑いが止まったステファニーの顔ひきつる。ライバックのリングインを合図に全員での大乱闘がスタート。シナをダウンさせたHHHがさらに攻撃をしようとしたところ、ライバックが近寄る。至近距離で睨み合うHHHとライバック。背後からシナが迫り、HHHをかついでテーブルにAA。シナがライバックの手を挙げ、これでチーム・シナも5名が揃った。