RAW #1163:スティング、銅像と遊んだ挙げ句に破壊する

(更新日:2015年10月2日)

会場:メリーランド州ボルティモア

なぜ今さら動揺するんだシェイマス

オープニングははロリンズが登場。銅像を盗み、王座に挑戦が決まったスティングに対して調子に乗るなと挑発。さらに再戦権を行使したシナに対しても怒りを表しつつ、2人の大物を同じ日に倒すチャンスだぜと前向き。

スティングがスクリーンに登場。お前の銅像ならここにあるぜ、と実物を見せる。俺が面倒を見てる。取りに来いよ。

ふざけるな! とリング上でロリンズが怒鳴ってるところにシェイマス登場。2つの王座を失うかもしれないとビビってんのか?

ビビるわけねえだろ、俺が心配してるのは銅像のことだ、とロリンズ返答。銅像? お前はバカじゃねえのか、と呆れるシェイマスに、バカなのはお前の髪型だ、とロリンズ返す。シェイマス少し動揺。

何の用件だ、と聞くロリンズに対して、マネー権のケースを見せながらニヤリとするシェイマス。お前は次回PPVで奇跡的に2試合とも勝利するつもりかもしれねえが、3試合目があるかもな。

HHH、うまいこと言って試練を与える

ステファニーの控え室をロリンズが訪れる。HHHはいるか? スティングの件とかいろいろ相談したいんだ。2つの防衛戦にビビってるわけじゃねえんだけどな、とにかくHHHと話したいんだ。アドバイスが欲しい。「知的な暗殺者」はこういう時に頼りになるんだよ。近くにいるのか?

ロリンズの背後に忍び寄ってたHHH。なんだ、いたのかよ、と喜ぶロリンズ。どんな状況でも動じるな、とアドバイスするHHH。お前は団体のエースだ。シェイマスには今夜オートンとの試合を組んだからお前の邪魔はさせん。銅像の件もそこまで心配しなくていい。スティングの単なる嫌がらせだ。それよりも大事なことがある。お前は次回PPVで2つの防衛戦に臨まなければならない。その準備を今夜するんだ。練習として今夜も2試合闘ってもらう。1試合目の相手はライバック。もう1試合はニュー・デイと組んで6人タッグ戦を闘え。相手はPTPとシナだ。リングに立って世界中に教えてやるんだ。お前はセス・ロリンズで団体のエースだとな。

そうだ、俺はエースだ、俺はエース! と動揺しながら自分に気合いを入れるロリンズ。

ペイジ vs サーシャ

サーシャ・バンクス ○(フォール) ● ペイジ
※丸め込み。

レインズ&アンブローズ vs アセンション

ディーン・アンブローズ ○ (フォール) ● ビクター
※ダーティ・ディーズ。

オーエンズ、次の標的はビッグ・ガイ

ライバックがインタビューに応じているところにオーエンズ登場。武運を祈ってるよと声をかけるオーエンズに対し、クソの応援など要らんと返すライバック。

余裕のオーエンズ、リンゴを頬張りながら語る。いくら腹ペコでも、強すぎる獲物に手を出したら痛い目にあうぜ。

ライバック vs ロリンズ

試合終盤、ロリンズ攻勢の時に再びスティングがスクリーンに登場。おいロリンズ、何やってるんだ、俺と銅像はここだぜ。取りにこいよ。

ライバック ○ (フォール) ● セス・ロリンズ
※丸め込み。

試合後、再びスクリーンに登場したスティング。白塗りの仮面を銅像にかぶせて遊ぶ。

ロリンズとニュー・デイの寸劇に大物臭漂うゲスト参戦

バックステージをヨレヨレになりながら歩くロリンズ。スティングはどこだ〜、俺の銅像を返しやがれ! と怒鳴ってるところにニュー・デイの3人が陽気に近づいてくる。ロリンズよ、しかめっ面してないで俺たちのパワーを感じろ〜!

勘弁してくれ、と立ち尽くすロリンズ。もう1試合あるんだぞ、今夜は雑念を捨てて俺たちと力を合わせようぜ! と陽気で元気な3人組。ウッズは相変わらずトロンボーンを吹いている。1日中ノリノリだぜ、なぜか分かるか? なぜ? なぜ? と問い詰めるニュー・デイに釣られて「なぜだ?」と言ってしまうロリンズ。嬉しそうに「ニュー・デイ最高!」と手拍子で答える3人組。どうして俺は「なぜだ」なんて言ってしまったんだ、と後悔して泣き始めるロリンズ。

お前ら聞け! いいか、俺は今夜やることが山ほどあるんだ! と怒鳴り始めるロリンズ。しかし3人組は驚いた表情でロリンズの背後を指差す。おい聞け! 指差すんじゃねえ! というロリンズに「後ろ、後ろ」と3人組。ロリンズが後ろを振り返ると、立っていたのはエッジ&クリスチャン。大物臭の漂う2人組。

よお、久しぶりだな、とエッジ。お前に会うのはRAWで卑劣な襲われ方をして以来だ。俺の首をへし折ると脅されたよな。覚えてるか?

ああ覚えてるよ、とロリンズ。あの行動は権力者を復活させるためだった。「好機を逃さぬ男」と呼ばれたあんたなら分かるだろ。

分かるよ、とエッジ。でも俺を仕留めきれてねえな。今やってみるか? 凄むエッジに、俺は今夜忙しいんだよ! と怒鳴って去るロリンズ。

残された3人組、この時を待ってたぜ! となぜかトロンボーンを吹き始めるウッズ。やったぜ、俺の勝ちだ、と喜ぶウッズに、俺も応戦するぜ、と小笛のカズーをプープー吹いて対抗するクリスチャン(何の闘いなんだ……)。クリスチャンがニュー・デイの手拍子を真似てカズーを吹き、エッジが「ニュー・デイ最低」と呼応。ダメだ! それはダメだ! と焦る3人組、ビッグ・Eがカズーを奪い取って食べようとするが、当然食べられないので捨てる。

そこへダッドリーズ登場。固まる3人組と2人組。おい、いいことを教えてやるけん、とババ・レイ。さっき権力者と話してきた。お前らは来週のRAWでPTPとタッグ王座戦をやるんじゃ。それで勝ったチームは次回PPVで俺たちダッドリーズと防衛戦じゃ。

それはないぜ、納得いかないぞ、と慌て始める3人組に、俺の新しい歌を聴きたいか、と唐突に言うババ・レイ。歌えないくせに、と文句を言う3人組に、まあ聴けや、と歌い始めたのは、ニュー・デイの手拍子リズムに乗せた「テーブルじゃ!」。釣られて歌うエッジ&クリスチャン。ニュー・デイは退散するが、ノリノリで歌い続ける4人組。

サマー、ルセフに謝罪する茶番

サマーが登場。この1週間は人生で最も辛い時間だった、と語り始める。この状況で最も中傷されバカにされ、被害を被ってる人に謝罪したい、とルセフを呼び出す。

ルセフがリングに登場し、サマーの話に耳を傾ける。あなたにはとても感謝してるわ。あなた好みの服装にしたおかげで体型に自信が出来たし、雑誌のグラビアも好評だったわ。あなたが勇気をくれたおかげ。だからこそ今とてもツライの。ジグラーは私を誘惑した。疑いを持たなかった私も悪い。私の意志が弱いせいで彼の魅力に負けてしまった。本当にごめんなさいルセフ。あなたを裏切ってしまった。

号泣して謝るサマーの涙をふき、ルセフがマイクを持つ。お前は俺を裏切った。でも俺は許す。お前のせいではない。あの金髪男のせいだ。お前は奴にだまされた。被害者は俺ではない。サマー、お前が被害者だ。そしてラナも被害者だ。ジグラーと全てのアメリカ人のウソにだまされた。ラナは手首を骨折して会場に来れないと言ってるが、それも全部ウソだ。ラナ、聞いてくれ。考え方の違いはあったが、これだけは誓う。ジグラーのようにお前をだまして苦しめたことは、俺は1度もない。

ここでジグラー登場。ラナはお前といるより俺といるほうが幸せだ。昨夜そう言ってたんだ。今回のことで俺とラナはさらに絆を深めた。お前がウソつきだというのは誰もが知ってる。特にラナは知ってるぞ。

俺の話を邪魔するヒマがあるなら見舞いに行ってやれ、と文句を言うルセフ。俺たちは仲直りした、とジグラー。昨夜会ってお前への伝言を預かってきたぜ。

それは何だ、と聞くルセフにマイクを放りつけたジグラー、隙をついてスーパーキック。ボコボコに殴られたルセフ、なんとか場外に逃げる。いつの間にかルセフが悪いことになってる。

オートン vs シェイマス

ランディ・オートン ○ (フォール) ● シェイマス
※RKO。

試合後、場内が暗転してワイアット・ファミリーが出現し、オートンを集団で暴行。最後はストローマンが絞め技でオートンを失神させる。試合前にオートンとレインズ&アンブローズが談笑している映像が流されたので、レインズたちに協力する気配を見せたオートンをワイアットたちが襲撃したという構図。

ダッドリーズ vs ロス・マタドール

試合中、ディエゴとフェルナンドが同士討ち。それに抗議したトリートをも殴りつけるフェルナンド。

ディーボン・ダッドリー ○ (フォール) ● フェルナンド
※3D。

試合後、敗れたフェルナンドの横でディエゴとトリートが口論。負けたのはトリートのせいだと判断したディエゴがトリートを蹴り、さらに場外で暴行。これを見たダッドリーズがトリートを救出。リングに設置したテーブルにコーナーからのパワーボムでディエゴを叩きつける。

セザーロ vs ミズ

試合中、大巨人が登場。前回RAWでミズに王座戦を邪魔された仕返しでリングに近づく。ビビって逃げたミズ、客席遠くまで走り去る。大巨人は追いかけたが取り逃がす。

セザーロ △ (両者カウントアウト) △ ザ・ミズ

ミズに逃げられた大巨人、腹いせに場外でダウンしてたセザーロにKOパンチ。

ニッキーの記録更新をシャーロット阻止できるか

チーム・ベラの3人が登場。私たちを支援してくれる世界中の人々が熱気と興奮をかんじているはずよ、とニッキー。私がディーバ王座の最長保持記録を更新する時が迫ってるわ。スクリーンのベラ・トロンを見てちょうだい。1週間後、私たちチーム・ベラこそがディーバ革命だったというのを証明してみせるわ。そしてWWE史上最もイケイケの祝賀パーティーを開くわよ。

ここでPCBの3人が登場。私たち3人ともパーティー好きなのを知ってるくせに招待してくれないのかしら、とシャーロット。悔しいから権力者にお願いして試合を組んでもらったわ。あのダサいベラ・トロンの時計を止めてあげる。来週のRAWであんたの記録更新を阻止するわよ。

PCBが襲いかかって乱闘発生。最後はシャーロットがニッキーを8の字固めで悶絶させる。

6人タッグ戦 シナ&PTP vs ロリンズ&ニュー・デイ

ジョン・シナ ○ (フォール) ● コフィ・キングストン
※AA。

試合に勝って億万長者ダンスを踊るシナ&PTP。一方この日2連敗で憮然とするロリンズ。リング上でシナを挑発してるところで再びスティングがスクリーンに登場。最悪な夜だな。銅像を取りに来いと言ったはずだけど来なかったな。さてどうしようか。

ゴミ収集車を呼び寄せたスティング、処分してもらうぜ、と収集車のエンジンを始動させる。リング上で「やめろ!」とアタフタするロリンズ。銅像としばし遊んだスティング、遂に銅像を倒してゴミ収集車に押し込む。バキバキという音を立て、粉々になる銅像を見て悲鳴をあげるロリンズ。嬉しそうに雄叫びをあげるスティング、次回PPVで会おうぜ、と告げてからゴミ収集車に乗って去る。

スポンサーリンク

WWE HOLIC
SNSで当サイトの記事更新情報を配信しています。 プロフィール】【Facebook
ページ上部へ戻る