WWE HOLIC

会場：カリフォルニア州サンディエゴ

次期挑戦者を決定する４ウェイ戦開催

オープニングは権力者夫妻が登場。前夜のPPVを振り返った後、ロリンズを呼び込む。悪魔ケインを葬りご機嫌な表情で入場するロリンズ。

数々のスーパースターたちが王座に挑戦したが、今も王座を守り続けてるロリンズを絶賛する権力者夫妻。自分たちの目は正しかったと自画自賛も忘れず。権力者に尽くし、WWEの繁栄に力を注ぐお前には感動した、誇りに思う、と褒めまくる権力者夫妻と抱き合って感無量のロリンズ。

昨夜は宣言した通りケインを倒して運営部長から失脚させてやったぜ、とロリンズ。しかし俺だけの力ではない。2人の先見者がいたおかげだ、と権力者へのゴマスリも忘れず。

しかし矛盾とも言える状況が発生してしまったんだよ、とHHH。お前は一通り強豪たちを倒してしまった。つまり対戦相手がもういないんだ。そこで、他の者にチャンスを与えよう。昨夜のPPVで勝った者同士を今夜闘わせる。勝った者は4ウェイ戦への出場権を与える。その4ウェイ戦で勝利した者がWWE世界王座戦の挑戦権を得る。

ここでレインズ登場。茶番にはヘドが出るぜ。お前への挑戦権は俺がいただく。その後で王座もいただくぜ。

4ウェイ戦予選 レインズ vs キングストン

4ウェイ戦予選 セザーロ vs オーエンズ

ペイジ、PCBの2人と和解

控室で誰かと電話しているペイジ。電話を切った後もシャーロットとベッキーそっちのけで独り言。トークショーに出てからオファー殺到して困るわ。革命の発起人だから当然だけどね。

独り言をスルーして部屋から出ようとするシャーロットたちを引き止めるペイジ。待って待って。昨夜のシャーロットの勇姿は忘れられないわ。ニッキーを倒したあなたは正真正銘のディーバ王者よ。そして握手を求めるペイジ。

あなたのことを信じるのは大変だけど、祝福に駆けつけてくれたのは嬉しかったわ、とペイジの握手に応じるシャーロット。私のことを押しのけて行ったけどね、とベッキーがイヤミ。握った手に力を込めてペイジを自分の方へ引き寄せたシャーロット、もしナタリヤを襲ったのがあなたなら許さないわよ、と警告。友達のナタリヤを襲うわけないでしょ、とペイジは否定。

3人で闘いましょう、とシャーロットがベッキーの判断を仰ぐ。ベッキー渋々承諾し、ペイジ嬉しくてはしゃぐ。PCB復活ね！ 心を入れ替えると誓うわ。

6人タッグ戦 PCB vs チーム・ベラ

試合後、ベッキーを介抱しているシャーロットを突然ペイジが襲撃。シャーロットとベッキーの2人をランペイジで叩きつけ、シャーロットにはPTOで追撃。ペイジの罠にハマり再び裏切られたシャーロットは、退場していくペイジを憤怒の形相で睨む。

新国家・メキシアメリカ

前夜のPPVで復帰したデル・リオとコルターにインタビュー。この2人の組み合わせは意外に思えますが、との質問にまずはコルター、「言いたいことは分かる、愛国主義者の俺がメキシコ人となぜ組むのか、それは小さな考えだ。ジョン・レノンも歌ってるだろ、国境のない世界を想像してごらん、ってな。アメリカとメキシコが1つになったと想像してみろ。理想的な国だろう。そこで我々は新国家の樹立を宣言したい。国名はメキシアメリカ。まだ国民は2人だが、すぐに巨大国家となる」

続いてデル・リオ、ネヴィルと対戦について質問され、「あのイギリス人か。身の程知らずな移民だ。俺の邪魔はさせない。もう一度WWEの頂点に輝いてみせる」

4ウェイ戦予選 ネヴィル vs デル・リオ

ライバック＆ダッドリーズ vs シェイマス＆バレット＆ルセフ

兄のカタキ討ちのため弟が登場、しかし…

ワイアットが独りでリングに登場。昨夜、ついに大災害が訪れた。破壊、荒廃、復讐、そして恐怖がアンダーテイカーの偉大な魂を連れ去ったのだ。レインズは理解しているだろう、俺たちが再び闘う日の到来を。だが、それは俺が正しく再生を遂げた後の話だ。昨夜テイカーはその歴史を終えて、俺の再生の礎となったのだ。テイカーの全てを喰らい、吸い尽くしてやる。皆、俺と共に黙祷を捧げるのだ。怪人よ、安らかに眠れ。

ここで火柱が上がりケインが登場。リングに入ろうとしたところで場内暗転。照明が戻るとハーパーたちファミリーの面々がリングサイドに集結してケインを威嚇。最初は優勢だったケインだが、4対1ではさすがに勝てず、やがて捕らえられ集団暴行。最後は前夜のテイカーと同じくファミリーに拉致される。

4ウェイ戦予選 ジグラー vs ビッグ・E

試合前、ブリーズとサマーのカップルが入場し、実況席横に勝手に設けた豪華なソファーのVIP席で試合観戦。

WWE王座挑戦者決定4ウェイ戦 レインズ vs ジグラー vs オーエンズ vs デル・リオ

試合後、ゲスト解説のロリンズと睨み合うレインズ。ベルトを抱えて不敵に笑うロリンズ。そのベルトをポンポンと叩いてから退場するレインズ。