RAW #1185:ダニエル・ブライアン、家族に捧げる涙の引退発表

(更新日:2016年2月22日)

会場:ワシントン州シアトル

番組冒頭から大荒れの調印式

オープニングはステファニーが登場。今から次回PPVメイン戦の調印式を行う、とリング上で語るが、観客は「ダニエル・ブライアン!」チャントを止めない。地元ワシントン州出身のブライアンはこの日の午前にTwitterで現役引退を発表し、「詳細は今夜のRAWで語る」と予告していた。

勘違いしちゃダメよ、勝者が闘う相手はブライアンじゃないわ、と否定するステフ。対戦相手は私の夫、HHHなのよ。今ハリウッドではヒーロー同士の対決ものが注目されてる。キャプテン・アメリカvsアイアンマンとか、バッドマンvsスーパーマンとかね。このWWEでは狂犬がロマン帝国と猛獣に闘いを挑むわ。

ステフの話の途中でアンブローズ登場。くだらねえトークは後回しにしろ。サインした後でレスナーに借りを返さなきゃならねえ。さっさと出て来やがれ!

興奮するのは分かるけど私に指図はしないで、とステフ。これは調印式なのよ。乱闘など許さない。暴れるのは禁止よ。私が一人一人紹介するから、と話してる途中で今度はレインズが登場。

何を待ってるんだ? とレインズ。さっさとサインしてやるよ。その後でレスナーをぶん殴るんだろ? とアンブローズを見てニヤリ。おうよ! と頷く狂犬を見て、よし、やろうぜ、と同意するレインズ。

仕切るのは私よ、とステフ。アンブローズは何かしようとする度にレインズに見せ場を奪われるのね。それはともかく、三人目の挑戦者を紹介しましょう、とレスナーを呼び込む。

ヘイマンを伴ってレスナーが登場。リング上の二人を見て余裕の笑み。ヘイマンがいつも通り、私の名前は…と言いかけたところで、名前は知ってるわよ、と邪魔するステフにハモりたかった観客がブーイング。調印式を始めましょう。三人とも契約書にサインすればそれで終わりよ。

アンブローズ、レインズ、レスナーの順で大人しく契約書にサイン完了。ご苦労さま、じゃあ失礼するわ、と足早にリングを去るステフ。

弟さんのほうに言っておきたい、とアンブローズを指し示して語り始めるヘイマン。誤解があるといけないからな。隣りにいるゴツいサモア人の兄さんに違いを確認しておいてほしい。権力者に夢を打ち砕かれるのと、支配者レスナーに身体を粉砕されるのでは、話の次元が全く異なる。

場内から大きな「スープレックス祭り」チャント。これが聞こえるか? と余裕の笑みを浮かべるレスナー。アンブローズがツカツカとレスナーに歩み寄って身体をぶつけ、それを合図に乱闘開始。レインズにテーブルを投げつけたレスナー、間髪入れずにアンブローズをF5で叩きつけ、笑みを崩さず。

ここでステージにHHHが登場。近づいていこうとするレスナー。それを制止するヘイマン。5メートルほどの距離で睨み合うHHHとレスナー。リング上ではダウンしているアンブローズに歩み寄って心配するレインズ。

ジグラー vs オーエンズ

ドルフ・ジグラー ○ (フォール) ● ケビン・オーエンズ
※ロープに足を乗せての反則フォール。

負けて激怒のオーエンズ、実況席で八つ当たり。コールのタブレットが今夜も破壊される。

ダッドリーズ、テーブル戦は譲れない

ウーソズの控室にダッドリー・ボーイズが入ってくる。双子のジミーとジェイを間違えてしまうババ・レイ。気にするな、よく間違われるからな、と優しいジミー。わしらもよく混同されるわ、と同意するディーボンに「は?」という表情のババ・レイ。

今夜はニュー・デイとテーブル戦だってな、とディーボン。わしらは復帰以来ニュー・デイと抗争してきた。奴らとテーブル戦で闘うのはわしらに決まっとる。

分かるよ、あんた達はマジすげえからな、と同意するジミー。でも今夜は俺らが闘う。悪いな。

あんたらが闘うのは構わんが、テーブル戦といえばわしらの出番じゃ、とババ・レイ。ニュー・デイは共通の敵。奴らはファンからも嫌われとる。だから今夜、ウーソズとダッドリーズが組んで奴らとテーブル戦を闘うのはどうじゃ?

それは名案だな、変更してもらおうか、と賛成するウーソズ。拳を合わせて共闘を誓う。

ミズTV、まさかの番組変更

ミズがホストを務めるトークショー「ミズTV」。始める前に一つ言っておきたい、と語り始めるミズ。本来ミズTVはスターたちが本音をぶちまける場だ。そして争いを収める。最終的に誰もがイカした気分になれる。だが先週は最悪だった。ゲストのAJスタイルズだよ。田舎者の新人に指導してやろうとしたら襲撃してきやがった。奴は分かってない。俺はミズだぞ。ブライアンの師匠だ。A級スターで祭典のメインも張った、と喋ってるところで花火の爆音と共に本日のゲスト、ジェリコ登場。

みんな盛り上がってるな! と観客を煽るジェリコ。ミズ、見事なスピーチだったよ。面白いことは何一つ言ってなかったけどな。お前が延々と喋り続けるのを観客も俺も延々と我慢して聞きながら、一つ気付いた。シアトルのファンはミズTVに興味がない。ここのみんなが見たいのはY2Jがホストの「ハイライト・リール」だ。そうだろ? 観客は「イエス!」チャントで支持。

だろ? では模様替えをしよう、と宣言するジェリコ。待て待て! と怒鳴るミズを無視するジェリコに指示されたスタッフが、リング上のセットを「ミズTV」から「ハイライト・リール」に変更してしまう。

憮然とするミズを前にしてハイライト・リールの開始を高らかに宣言するジェリコ。今夜のゲストは、と言いかけたところでキレるミズ。俺はゲストじゃない。この番組のホストだ。こんなの間違ってる!

確かにミズの言う通りだな、と神妙な表情をするジェリコ。これじゃダメだよな。欠けてるものがある。ああ、そこに花瓶があるな。それ持ってきてくれ。スタッフがリング上に花瓶を運び込む。これで完璧だろ、と満足なジェリコ。

では改めてゲストのミズに話を聞こう。先週のスマックダウンでは散々な目にあったな。2つのものを落とした。AJとの試合で痛い星を落とし、その試合で顔を殴られて歯まで落とした。確認してみよう。前回スマックダウンの映像が流され、スタイルズの裏拳でミズの歯が吹っ飛んでいるシーンがスクリーンで再生され、歯が欠けたミズの顔写真(インスタグラム)も写される。

@mikethemiz needs to have his Hollywood smile fixed because of @ajstylesp1! #SmackDown

WWEさん(@wwe)が投稿した写真 –

観客から「バカげた顔!」チャントが飛び交い、シェイマスと一緒にするな、と怒るミズ。歯を治療するのに幾ら掛かったか分かるか? これは商売道具なんだ。2本の歯を治すのにそれぞれ1万ドル払ったんだぞ。先週は重大なオーディションがあったんだ。スピルバーグの作品だぞ。セレブ専門の歯科医たちが俺の歯を治療するために徹夜の緊急手術に踏み切ったおかげで、WWEが誇る大物俳優は引退の危機を免れた。おいジェリコ、何を笑ってやがるんだ。

すまん、と笑いをこらえるジェリコ。リスが歌う有名な曲を思い出してしまったんだ。「♪クリスマスには2本の前歯が欲しい」ってやつ。

一緒に歌い始める観客に「俺が手を挙げたら黙れ!」と怒鳴るミズ。みんなで俺をバカにしてるのか。そんなに面白いのか。観客は「イエス!」の大合唱。ミズが手を挙げても止まらない。

こっちにはマイクがあるんだ、とミズ。お前らの声より大きいぞ。そういえば、俺以外にも自称「フェノメナル・ワン」に負けた奴がいたよな。2週前のRAWでスタイルズがジェリコに勝利した映像が流される。

小さな池で泳いでいた大魚がWWEの大海原に飛び込み、偉大なジェリコを食っちまった。しかもRAWのデビュー戦でだぞ。あんたにとってはかなり痛い敗北だったはずだな。ジェリコを挑発するミズ。

負けたことは確かにショックだった、と真面目な表情になってジェリコ返答。あの試合のことが忘れられん。AJスタイルズが優秀なのは誰もが知ってる。だが、一流か? 俺を2度も倒せるほどの実力を持っていると思うか? 次回スマックダウンで奴は思い知ることになる。リングの上で、俺こそが世界最高だということをな。

ここでスタイルズが登場。その様子を見つめていたジェリコを背後からミズが襲撃。スタイルズのリングインと共に反撃したジェリコがスタイルズと共闘してミズを場外に落とす。しかし観客にアピールしていたスタイルズに背後からジェリコが身体をぶつけて挑発。しばし睨み合って何かを言い合った後、殴り合いを始める二人。

テーブルは大切に

控室でテーブル相手に寸劇を繰り広げているニュー・デイのところにルネがやってくる。皆さん、テーブル戦が8人タッグ形式に変更されました。

ルネ、あんたは算数が苦手だね、と大笑いのウッズ。俺たちは三人。8人タッグは闘えないよ。

新しいパートナーを探すべきではないですか? と答えたルネに突然激昂したウッズ。俺たちのパートナーならすぐ見つかるよ!

アンブローズ、行動開始

#DeanAmbrose tells #RomanReigns he doesn't need any backup when he calls out #BrockLesnar! #RAW

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バックステージでイライラしているアンブローズに声をかけるレインズ。よせ、やめろ、とレインズが喋る前に制するアンブローズ。F5でもF10でも何でも来い。F150だって怖くねえ。今夜必ずレスナーに復讐する。

止めるつもりはねえよ、とレインズ。俺たち二人で奴に思い知らせてやろうぜ。

ダメだ、俺一人でやる、とアンブローズ。なぜだ、俺が信用できねえか? と不本意なレインズ。

いや違う、そうじゃねえ、とアンブローズ。お前は次回PPVで存分に闘えばいい。今夜は俺がレスナーを潰す。

分かった、でもやり過ぎるなよ、と了承するレインズ。

アンブローズ、ただでは転ばず

アンブローズがリングに登場。おいレスナー、さっき俺をぶん投げた技はF2か? それともF3か? あんなもんでF5なわけねえよな。もしあれがF5なら、俺はぶっ倒れたまま立てなかったはずだ。レスナーは俺を倒せるねえ。もう一度出てきて、今度は本気で試してみたらどうだ。

挑発して待つが、しかしレスナーは現れず。先週HHHが言ってた通りだな、とアンブローズ。スープレックス祭りはお開きか。すっかり腰抜けになったってことだ。怖くなったか? ヘイマンの許可が下りないか。女房役の尻に敷かれてるとはな。

ここでレスナーとヘイマンが登場。相変わらず余裕で笑ってるレスナーに対し、リングを降りて場外のレスナーに飛びかかるアンブローズ。しかし場外でボコボコにされ、リング内では笑顔の消えたレスナーにクローズライン連打からF5。

ダウンするアンブローズを見下ろしながらリングを降り、一度は退場しかけたレスナー。しかしリング上で倒れてたアンブローズが手招きして挑発していることに気付き、怒りの表情でUターン。

リングインしてアンブローズにトドメを刺そうとしたところでレインズがステージから登場。そのレインズを睨みながら臨戦態勢のレスナーを、背後から忍び寄ったアンブローズがローブロー。

下腹部を押さえて悶絶するレスナーを尻目に、ヨレヨレになりながら退場するも通路で倒れてしまったアンブローズ。「お前は本当にイカれてるよ」と声を掛けるレインズ。

ベッキー vs タミーナ

ゲスト解説のサーシャ、「BADは私がいたから成立してた」「人気者の私にナオミとタミーナが嫉妬した」「先に裏切ったのは私ではなくあっち」と言及。

終盤、タミーナが実況席のサーシャを挑発。それに乗ってリングサイドに歩み寄ったサーシャを背後からナオミが襲撃。鉄階段に投げつけられ殴られ続けるサーシャをベッキーが救出。ナオミをスープレックスで撃退。

タミーナ ○ (フォール) ● ベッキー・リンチ
※スーパーキック。

あんた達は何をやってるんだ

ニュー・デイの三人がパートナーとして誰かにお世辞を言いつつ勧誘。このユニコーンの角を頭につけたらもっと色男になるぞ。

差し出された角を受け取ったのはヘンリー。頭に角をつけながら、組むには条件がある、と提示。その楽器を拭かせろ。

いやいや、と拒否するウッズをコフィとビッグ・Eが説得。チームのためだ、我慢しろ! 渋々とフランチェスカ(トロンボーン)をヘンリーに渡すウッズ。

ヘンリー、トロンボーンを適当に吹いてみる。音は出るけど下手くそなヘンリーの演奏に顔をしかめるウッズと、音楽のセンスあるなーと褒めるE。しかし肝心なのは、どう身体を動かすかだ。

分かった、じゃあお前が吹いてみろ、とウッズにフランチェスカを返すヘンリー。間接キスじゃないか、と嘆くウッズ。我慢しろ、犠牲心だ、気合いで乗り切れ、と激励する他の二人。

It looks like #TheNewDay found their partner…@themarkhenry! #Raw #WWE #8ManTag

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ウッズの吹く音に合わせて腰を動かし踊り始めるEとヘンリー。まだ動きが硬いぞ! と指導するEに対し、20年前を思い出すな、乗ってきたぜ、とご機嫌で踊るヘンリー。俺の動きをよく見ろ! とクネクネ踊り狂うE。

テーブル戦形式8人タッグ戦 ウーソズ&ダッドリーズ vs ニュー・デイ&ヘンリー

Thou shall not mess with #TheDudleyz! #Raw

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形勢有利なニュー・デイ、ヘンリーに「トドメを刺せ、テーブルを貫通させろ」と指示。命令されたことに怒ったヘンリー、俺は自分の好きにやる、やりたいならお前らがやれ、と完全拒否して自主退場。

ディーボン・ダッドリー ○ (テーブル破壊) ● ビッグ・E
※テーブルへの3D。

試合後、共に勝利を喜んでいたウーソズとダッドリーズ。しかし突如裏切って暴行を始めたダッドリーズがジミーをテーブルへの3D。ジェイをテーブルへのパワーボムでそれぞれ葬る。

わしらを誰だと思ってる? テーブル戦は渡さんぞ。俺らは最凶のタッグ・チームだ! と吠えるダッドリーズ。

ダニエル・ブライアン、地元ファンの前で正式に現役引退を発表

大歓声に迎えられてブライアンが登場。リングに入る前から感極まり、コーナー最上段で目を潤ませながらイエス!ポーズを連発する。

「イエス!」の大合唱から「ノー!」の大合唱に切り替わる観客のチャント。俺だってこんなことは話したくないんだよ、と穏やかに話し始めるブライアン。でも仕方がないんだ。

18歳でデビューして、すぐに脳しんとうを経験した。デビューして5ヶ月の間に3回もだ。その後も、何度も何度も脳しんとうを起こした。16年以上もレスリングを続けてると相当な回数になる。そしてある時、「もう試合はできない」とドクターに言われた。その言葉に長いこと抵抗してきた。脳波の検査、MRI、神経心理学的な診断、それらの全てで良好な結果を得られた。

何も問題はないように思えたから、再びリングに上がるための訓練を続けてきたんだ。団体に許可されたらすぐ復帰するつもりだった。なぜなら俺は、この仕事を他の何よりも愛しているからだ。「ありがとうダニエル!」チャントに感極まって言葉に詰まるブライアン。

10日ほど前に受けた検査で、脳の状態が想像以上に悪いと分かった。家族のことも考えなきゃならない。すぐにでも子供を作りたい気持ちもある(場内大歓声)。ブリーがいつも要求してくるんだよ! と言って爆笑するブライアンに場内「超スゲー!」「 ブリーが要求!」チャントの大合唱。

だから、とても辛く悲しい決断を下したんだ。そして今夜、引退を正式に発表する。今思うことは1つだけ。最近ずっと俺は悩みっ放しだった。怒り、悲しみ、イラ立ちを心の中に抱え続けてきた。でも今朝、目が覚めた時は感謝の気持ちしかなかった。だって心の底から愛する仕事を16年も続けてこれたんだよ。

俺には愛するものが幾つかある。他のエリアに住んでる人がどう思うか知らないが、シーホークスは好きだよ(地元シアトルのアメリカンフットボールのチーム)。場内、猛烈な「シーホークス!」の大合唱。

他にもある。俺の入場曲が流れ始めた途端、客席のファンが一斉に反応してくれる。すると、どんなに疲れていても、どんなにケガで苦しんでいても、ニヤニヤ笑いを浮かべてしまう。あの気分を味わうのがとても好きだった。

俺たちがケガをするのはレスリングのせいじゃない。WWEはもちろん、ファンも責任を感じる必要はない。俺たちは好きでやってるんだ。今まで自分勝手に好きなことをやってきた。誰かに応援されるとは思ってなかったよ。あり得ないことだとずっと思ってた。173センチ、86kgの小さなレスラーにとって身に余るほどの大きな声援をもらった。君たちのおかげで自分以上のパワーを出せた。そのことをとても感謝している。

感謝といえば、2年以上前に起こった事件を思い出す。まさにこの会場だよ。あの日、君たちがRAWを乗っ取ったんだ。この会場で王座の掲揚式が行われた。オートンとシナの試合でWWE王座と世界王座が統一されるからだ。歴代の王者たちが勢揃いして、歴史的な王座戦に注目が集まった。でもあの夜、君らは叫び続けた。「ダニエル・ブライアン」ってね。

俺が感謝してるのには特別な理由がある。あの夜、俺の親父があそこに座ってたんだ(と観客席の一部を指差す)。あの時、親父は目の当たりにしたんだ。自分の息子が大勢の人から声援を受けてることを(泣き始めるブライアン)。親父が俺の試合を見たのはあれが最後だった。みんなのおかげで、いい思い出ができた。親父にも、俺にも、家族にも特別な夜になったんだ。

もう1つ感謝してることがある。レスリングを続けてきたおかげで、世界最高の女性に出会うことができた。とても美しくて、聡明な女性だ。彼女のおかげで俺の人生は完璧なものになった。

@bryanldanielson and @thebriebella prepare for The YES! Man's final address to the #WWE Universe.

WWEさん(@wwe)が投稿した写真 –

俺はとても感謝している。なぜなら今日という日に地元のファンの前に立てた。俺を愛する人たちの前で引退を発表することができたんだ。特別な瞬間を親父と分かち合った。そして今夜はお袋がここに来てる。俺の姉さん、家族や友人も来てくれた。この時間をみんなと共有できて嬉しい。バックステージには俺の愛する妻がいるし、この15年間、共に闘ってきた素晴らしい仲間たちもいる。全ての人に心から感謝している。

明日の朝になったら、全く新しい人生が始まる。レスラーではなくなるんだ。だけど、それは明日の話であって今夜のことじゃない。今はまだレスラーとして観客の熱気を感じる。だから最後にもう一度だけ「イエス!」チャントを聞かせてくれ。

観客と共に両腕を突き上げながら「イエス!」と叫び続けるブライアン。ステージから妻のブリーが登場し、何度もキスして夫を抱きしめる。

Hope you all feel as lucky today as I do. For my love, my rock and my hummingbird, happy Valentine's Day. I'll be home soon ❤️????????

Bryan Danielsonさん(@bryanldanielson)が投稿した写真 –

リングを下り、客席の母親とハグするブライアン。そして再び両腕を突き上げる。観客の「イエス!」チャントは鳴り止まない。

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