RAW #1194:レインズとワイアットがタッグを組んじゃったぞ

(更新日:2016年4月22日)

会場:カリフォルニア州ロサンゼルス

シェインはこのまま定着するのか?

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オープニングはシェインが登場。前回RAWで一夜限りのRAW支配権を得たはずだったが、SNSで圧倒的な支持を受けたことにより、今夜も再びRAWの責任者を務めることになった、と実況陣から発表される。

ここに来られて嬉しいよ、と観客に感謝の言葉を述べるシェイン。先週親父は面白半分のつもりで俺にRAWを任せたが、大好評だったので今夜も俺が呼ばれたよ。みんなの支持のおかげだ。ありがとう、本当にありがとう。今夜も先週と同じ方針でいこう。新しいスターに新しいチャンス。新しい対戦カード。

まずナタリヤは今夜WWE女子王座に挑戦する(日本未放送)。それからタッグ・トーナメントも開催するぞ。優勝したチームはニュー・デイの王座に挑戦できる。スタイルズは先週4ウェイ戦を制したからレインズに挑戦できる。

ところで先週、チャンスを不当に奪われた男がいた。責任者としては放置しておけない。ゼインには別のチャンスを与えよう。今夜ゼインはスタイルズと対戦させる。ゼインが勝てば次回PPVでのWWE世界王座戦はトリプルスレット形式に変更する。

ここでオーエンズ登場。シェイン、悪いが番組を仕切るのは今夜で最後にしてくれ。ゼインにチャンスをやるなんてどうかしてる。セルの天井から飛んだ時に頭のネジも吹っ飛んだのか。俺の身にもなってくれ。最近ひどい目に遭ってばかりだ。

不満があるようだな、とシェイン。だから先週ゼインを襲ったのか。お前はチャンスを逃し続けている。先週の4ウェイ戦でお前は敗れた。レッスルマニアでも負けただろ。

レッスルマニアでは負けてない、とオーエンズ反論。あれはゼインにハメられたんだ。前回RAWでも負けてない。フォールは奪われてないからな。俺ばかり理不尽な扱いを受けてる。IC王座の再戦もいまだに組んでもらえてない。公平じゃないだろ。今ここで再選を要求する。IC王座戦を組んでくれ。

「要求」だって? とシェイン。俺が番組を仕切ってる間は俺のルールに従ってもらう。IC王座の挑戦権を自分で勝ち取ってみろ。対戦する相手はセザーロだ。

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IC王座挑戦者決定戦 セザーロ vs オーエンズ

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セザーロ ○ (フォール) ● ケビン・オーエンズ
※ニュートラライザー。セザーロが王座挑戦権を獲得。

どのタッグユニットがプッシュされるか注目

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ニュー・デイの三人が登場。タッグ戦線が盛り上がり始めている。奴らの狙いは俺たちのタッグ王座。挑戦者決定トーナメント戦が今夜から始まる。このトーナメントは注目だ。スポンサーは俺たちのシリアル。勝者は俺たちに挑戦できるが、勝ち目はないな。ともかくトーナメント1回戦が今から始まるぞ。

トーナメント1回戦 ルチャ・ドラゴンズ vs ダッドリー・ボーイズ

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ババ・レイ・ダッドリー ○ (フォール) ● シン・カラ
※3D。

試合後、前回RAWでもダッドリーズにケンカを売ったエンツォ&キャスが登場。いつもの決め台詞を受けてババ・レイ、「黙っちょれ、観客と一緒に騒ぐな」と一喝。礼儀知らずのガキどもめ、よく聞け。俺らはダッドリーズ。お前ら後輩のために道を切り開いてやった。お前らみたいな半端者がこの業界にいられるのも俺らのおかげだ。

違うだろ、とエンツォ。俺がここにいるのは両親が「頑張った」からだ。道を切り開いた後は隅でおとなしくしてろ、とキャスも続く。それが嫌なら俺たちが力づくであんたらを地中深くに埋めてやる。分かったらヘルメットかぶって道路で交通整理でもしてろ。

本当にベビーフェイス転向させるつもりなのか

レインズが登場。アメリカ西海岸でも盛大なブーイングを浴びる。

次回PPVでは王座防衛戦に臨む。相手はスタイルズだ。今夜奴がゼインに負けたら挑戦者が二人になる。あの二人は世界中で数々の王座を獲ったが、業界最高峰の王座は獲っていない。俺はこのベルトをいつまでも保持し続ける。

ここでリーグ・オブ・ネイションズが登場。やたら粋がってるな、とシェイマス。その鼻っ柱をへし折ってやる。次回PPVで俺たちの誰か一人と対戦してみろ。調子こいてると痛い目にあうぞ。先週俺たちはチームの足手まといを追放してやった。バレットは地獄行きだ。今の俺らは最強。なのに王座争いに絡めないとはどういうことだ。

お前が団体一の男なら俺は団体一の猛者だ、とルセフ。俺はお前よりもデカく、強く、そして顔もいい。俺こそがWWEの顔にふさわしい。「お前は顔というより尻だ」とレインズにうまいこと返されルセフ怒る。

俺たち三人の誰が闘っても君に勝てる、とデル・リオ。だったら三人まとめてかかってこいよ、とレインズが挑発。それに乗った三人組がリングインして乱闘開始。しかし直後に場内暗転。

照明が戻るとワイアット・ファミリーの三人がリング上に出現している。リーグ・オブ・ネイションズの三人を場外に蹴散らすファミリー。それを怪訝そうな表情で眺めているレインズ。

無言で睨み合うレインズとワイアット・ファミリー。ここでシェインが登場。おいおい待て待て、こんな展開は予想してなかったぞ。ワイアットとレインズが共闘するなんてな。そこで考えたんだが、君たちにはもっと闘ってもらうことにする。リーグ・オブ・ネイションズは二人選んで試合をしろ。相手はレインズとワイアットだ。

なんてったってセレブですから

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控室でスタッフに怒鳴っているマリース。どうしてこうなるの。何の冗談? イラつかせないでよ。私の夫ミズはIC王者よ。夫の大好物を用意するのはいいけれど(と言ってチョコチップが大量に盛られた容器を持つ)、「青のチョコは取り除く」という契約だったでしょ。青は食べないの。しっかりしてちょうだいよ。あと、この水もダメ。夫は国内産の水なんて飲まない。ヨーロッパからの輸入品を用意しなさい。私たちが田舎者にでも見えるの? すぐに新しいものを用意しなさい!

怒鳴られたスタッフが去ったあと、入れ替わりにジョジョが入ってくる。すみません、先日のライダーとの王座戦が今も物議をかもしていますが、次はセザーロを迎え撃つことになりましたね。

ちょっといいかしら、とマリース。ミズは横でキュウリを目の上に乗せて無言のまま。ここは専用控室よ。入室の許可は得たのかしら? 勝手に潜り込んだわね。しつこいファンの女たちには本当に迷惑してるのよ。あのね、彼には妻がいるのよ(と言って薬指の指輪を見せつけるマリース)。

ジョジョ、君に教えてあげよう、とようやくキュウリパックを取って話し始めるミズ。物議をかもすべき問題は、ライダーとセザーロを俺と同類扱いすることだ。俺は高級スポーツカーを乗り回しているが、ライダーは電車で移動だ。しかも親父に定期券を借りている。セザーロはスイスの超人らしいが俺の前では無力だ。

今のどうだった? とマリースに確認するミズ。イマイチね、テイク2、とマリース。

「この俺の前では奴も無力だ」、もう1回だ、テイク3、この俺の前では…とお芝居ごっこをしてるところでセザーロ登場。B級芝居に割り込むつもりはない。あいさつに寄っただけだ。次回PPVでは俺のアッパーカットで花道を盛り上げてやるよ。

去りゆくセザーロを見ながらミネラルウォーターに手を出し飲み始めるミズ。ダメよ! それ国内産! とマリースに止められ、ブフォー! と水を吹き出すミズ。

スタイルズ vs ゼイン

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AJスタイルズ ○ (フォール) ● サミ・ゼイン
※フェノメナル・フォアアーム。ゼインは王座挑戦権の獲得ならず。

すがすがしい

バックステージでゼインの健闘を称えているスタイルズ。二人にシェインが近づく。素晴らしい試合だったぞ。観客は大満足だったはずだ。俺も興奮した。感謝する。最高の一戦だった。シェインが去り、お互いに「ありがとう」と言い合って握手し、ハグするゼインとスタイルズ。

ジェリコ、「ハイライト・リール」を乗っ取られる

ジェリコのトークショー「ハイライト・リール」。今夜は記念すべき夜になるぞ。なぜならゲストがスゴいからだ。過去に何度も王座を獲得し、未来の殿堂入りも確実。そんなゲストを紹介しよう。この俺だ。

俺は輝かしい成功を収めた。俺の名前が称賛を浴び続けるのは俺が世界の頂点にいるからだ。今夜はお前らにチャンスをやろう。偉大なる俺の栄光をあがめさせてやる。先週スタイルズはWWE世界王座の挑戦権を獲得したが、俺は奴に祭典の大舞台で勝った。これは快挙だ。今の俺に太刀打ちできるWWEスターは一人もいない。

ここでアンブローズ登場。鉢植えを持参して置き場所を探している。

おいマヌケ、とジェリコ噛み付く。俺のコーナーで何をしてやがる。

俺のショーになったんだよ、とアンブローズ返す。

もう一度言ってやろう、これはハイライト・リールだ、とジェリコ。俺の鉢植えに触るな。

メモを見てないのか? とアンブローズ。メモ? 何のことだ、とジェリコ。シェイン本人から直接指示が来たんだよ、ほらよ、とズボンのポケットから紙を取り出しジェリコに渡すアンブローズ。

紙の中身を確認するジェリコ。カリフォルニア州のスピード違反の切符だぞ。

あ、それは要る、と慌ててジェリコから紙を奪い返すアンブローズ。大変だったんだよ。あったあった、こっちだ。

別の紙を受け取るジェリコ。「関係者へ。ジェリコのハイライト・リールは即刻中止する」、中止だと?

気づくと背後で看板を取り替えてるアンブローズ。

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「代わりのコーナー名は狂犬病棟、司会はアンブローズだ。シェインより」

これは一体何だ! 怒鳴るジェリコ。初めてだから緊張するよな、と気にしてないアンブローズ。じゃあ始めるぞ。アンブローズの狂犬病棟へようこそ! 記念すべき初回のゲストはクリス・ジェリコだ!

では皆が知りたがってることをゲストに聞いてみよう。そのスカーフは何だ?

言っとくがな、このスカーフは750ドルもする高級品だ、と真面目に返すジェリコ。それからな、お前の魂胆は全部お見通しだ。先週俺に祝勝会を邪魔されて腹いせにやってるんだろ。俺はWWEでは伝説的な存在。好きなように行動し、誰にもとがめられない。行きたい場所へ行き、言いたいことを言う。脳ミソがあるなら俺を怒らせないように引っ込んでろ。おいガキ、一度くらいマトモな選択をしたらどうだ。さっさと失せろ。

突然アンブローズがジェリコの腹を蹴り、ダーティ・ディーズ。ジェリコ失神。

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レインズ&ワイアット vs シェイマス&デル・リオ

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終盤、レフェリーの ブラインドをついてルセフがワイアットに蹴り。デル・リオがバックスタバーで続くが、ワイアットからカウント3を奪えず。デル・リオたちが動揺しているところで場内暗転し、ストローマンとローワンが場外でルセフを襲撃。

ブレイ・ワイアット ○ (フォール) ● アルベルト・デル・リオ
※シスター・アビゲイル。

ワイアットのフォールを阻止しようとリングインしたシェイマス目掛けてレインズがスピアーで援護。何のトラブルも起こさず勝利したレインズとワイアット。戸惑いながらワイアットを睨むレインズ。そのレインズの至近距離まで近づいて不気味に笑うワイアット。

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