RAW #1199:野生児フレアー、ステファニーから強烈なビンタを喰らう

(更新日:2016年5月27日)

会場:ノースカロライナ州グリーンズボロ

WWE世界王座を巡る威嚇合戦

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オープニングはスタイルズが登場。誤解を解きたいんだ、と話を切り出す。

レインズが俺をウソつき呼ばわりしている。王座を獲るためにギャローズたちと共謀しているとSNSでも批判されている。これがWWEの新時代なのか? 何も新しくなどない。

俺は6万5千人で埋まった超満員の東京ドームでも闘った。世界中で王座を獲得している。WWEファンにとっては新人だろうが、俺は驚異的な存在。自分だけの力でここまで来た。

話してる途中でレインズ登場。世界中の王座を手にしてきたと言うが、WWE世界王座を獲れないなら何の意味もない。お前は驚異的なウソつきだ。俺は今夜ウーソズのセコンドにつく。お前はクラブのセコンドにつくのか?

もちろんだ、とスタイルズ。そのベルトを奪うまでお前の近くにいたいからな。今度の日曜には「団体一の男」を倒してやる。

俺に勝てると思うのか、と威嚇するレインズ。ただの試合じゃねえんだぞ。エクストリーム戦の意味が分かるか? 実況席に沈めてもいい、防護壁に叩きつけてもいい、粉々になるまでイスでぶっ叩いてもいい。覚悟はできてるか? 一人じゃ歯が立たないからクラブに頼るんだろ。俺にはウーソズがいる。家族の絆はクラブの結束に勝るということを思い知らせてやる。

ここでアンダーソン&ギャローズが登場。それを予期していたか、いつの間にやらレインズの背後にウーソズの二人がリングイン。驚いたスタイルズがレインズに襲いかかるもレインズ迎撃。場外に落ちたスタイルズはリングに戻ろうとするが、アンダーソンたちが制止。

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ゼイン vs セザーロ

ゲスト解説のミズとオーエンズ、試合そっちのけで延々と口論。この試合に興味はないから帰るぜ、と言い放って席を立ったオーエンズ、退場するフリしてミズを襲撃。ベルトを盗んで帰ろうとするが今度はミズが反撃して場外乱闘。

サミ・ゼイン △ (無効試合) △ セザーロ
※関係ない二人が乱闘でリング乱入。

ドサクサで四人が乱闘してるところでシェイン登場。日曜を前に熱くなってるようだな。今夜はタッグ戦で発散してくれ。オーエンズはミズと組み、ゼイン&セザーロと闘え。

「ミズと組むなんて最悪だ!」とオーエンズが叫ぶ中、今度はステファニーが登場。不満なのか? と妹に問うシェイン。そんなことない、良いアイデアよ、とステフ。ただ前回スマックダウンと同じ組み合わせになるわね。今夜はミズとセザーロが組んで、オーエンズ&ゼインと対戦するってのはどうかしら?

オーエンズは激昂、ゼインは渋い顔をするが、それは名案だなとシェイン同意。でしょ、そのほうが面白いわ、と笑顔のステフが付け加える。オーエンズはもし試合を途中で放棄したら日曜の王座戦には出場させないわよ。今夜の試合でゼインと仲直りできるかもしれないわね。

ゼイン&オーエンズ vs セザーロ&ミズ

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サミ・ゼイン ○ (フォール) ● ザ・ミズ
※ヘルーバ・キック。

プリモ&エピコ、新ユニット名で復帰

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ロス・マタドールになってたプリモ&エピコが素顔に戻り、ヒールタッグ「シャイニング・スターズ」として復帰。地元の若い選手タッグとお披露目試合。

エピコ ○ (フォール) ● 知らない誰か
※シャイニング・スター(顔面蹴りと水面蹴りの合体技)。

狂犬vs狂犬は史上初の試合形式で

アンブローズが登場。前回スマックダウンでジェリコに拘束衣を着せられた。何も出来ず、ひたすら痛めつけられたぜ。でもその時にアイデアが閃いた。その内容を今からジェリコに話してやる。さっさと出てこい。

呼びかけに応じてジェリコ登場。1万5千ドルの高級ジャケットを破壊したことについて謝罪しろ。言っておくが俺はリッチな百万長者だ。しかし1万5千ドルは大金だし取り返したい。WWEの歴史を語る上で欠かせない俺の所持品をお前はズタズタに切り裂いた。1万5千ドルを弁償されても気が済まねえ。今すぐこの場で俺に謝罪しやがれ。

謝罪なんてあり得ない、とアンブローズ。勘違いすんな。勝負がしたくて呼んだんだ。次回PPVで闘え。

素直に謝るとは思ってなかったよ、と冷静なジェリコ。よく聞けバカ野郎。俺と闘いたいか? 1万5千ドル分の苦痛を受けてもらうぜ。皆はお前を狂犬と呼ぶが、狂犬という異名は俺にこそふさわしい。お前など怖くない。お前が俺を恐れてるんだ。次回PPV、容赦はしないぞ。狂犬とはどういうものかを見せてやる。

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俺からあんたへの贈り物がある、と言って天井を見上げるアンブローズ。天井から金網が降りてくる。その金網の上には拘束衣や消化器、有刺鉄線を巻いた角材、そして植木鉢などが吊られている。リングに降りてくる金網を見て困惑するジェリコ。

次は俺があんたを病棟に送ってやる、とアンブローズ。シェインに相談したら「自由に決めて良い」と言われた。だから試合形式を決めた。史上初のアサイラム戦だ。訳が分からず混乱するジェリコ。

この病棟に閉じ込められたことはねえだろ、とアンブローズがルール説明。ここは絶海の孤島。ルールなどない。金網を登って外に脱出してもダメだ。扉から出ても勝利ではない。病棟に入った者は外に出ちゃいけないからな。あんたは世界一かもしれないが、俺の領域に足を踏み込んだら、あんたは悲鳴をあげ、泣き、そして命乞いをすることになる。

ウーソズ vs アンダーソン&ギャローズ

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ジェイ・ウーソ ○ (フォール) ● カール・アンダーソン
※スプラッシュ。

試合後、乱闘に巻き込まれてダウンしたスタイルズとレインズ。先に起き上がったスタイルズの視線の先にはイス。それを手に取ったスタイルズ、自制してきたイス攻撃に少し迷ったが、意を決してレインズを殴打しようとする。しかしレインズはパンチで迎撃。

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この隙にリングインしたアンダーソンとギャローズの二人も次々とパンチで迎撃したレインズ。しかし背後で起き上がったスタイルズが遂にレインズをイスで何度も殴打。さらにイスの上へのスタイルズクラッシュも成功させる。

カリスト vs デル・リオ

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控室で試合観戦中のシン・カラをルセフが襲撃。ダウンしたシン・カラをステージまで引きずり、花道でさらに暴行を加える。パートナーが暴行されている姿に気を取られるカリスト。

アルベルト・デル・リオ ○ (フォール) ● カリスト
※バック・スタバー。

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試合後にリングインしたルセフはカリストにスーパーキックの後、アコレードで異様な角度まで反らせる。

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遂にステファニーを称えるチャントが(笑)

WWE女子王座戦の調印式がシェインとステフが同席のもと、リング上で行われる。

ステフがシャーロットを呼び込もうとしたところでフレアーが一人で登場。みんな聞いてくれ。フレアー家の者は正しい方法で紹介されなければならない。立ち上がって最大限の敬意を示せ。私の美しい娘でありWWE女子部門の頂点に君臨する王者、シャーロットだ。

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父の紹介でシャーロット登場。パパ、素敵な紹介をありがとう。さて、どこにサインすればいいのかしら? その前に対戦相手を紹介しよう、とシェインがナタリヤを呼び込む。

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契約書にサインする前に言いたいことがあるわ、とナタリヤ。シャーロットは随分変わってしまった。以前は尊敬できる人だった。性格も誠実そのもの。すごく良い人だった。あなたはNXTで私を倒して初の王座に輝いた。その時はそこにいる気持ち悪い父親には頼らなかった。私は昔のシャーロットと闘いたい。彼女はどこに消えたの?

泣ける話だけどデタラメね、とシャーロット。一つ言っておくけど、ここにいる観客たちは誰もあなたを応援してないわよ。全員が私の味方なの。何を言っても賛同は得られないわよ。なぜなら私は雲の上の人だから。私はこの街に降臨した女神。フレアーの名を持つ者はこの街で愛されてるの。あなたは泣き虫なハート家の一員。生粋の負け犬。前回PPVでは私が勝った。次もあなたはタップするわ。

シャーロットの話を制したシェインは契約書へのサインを促す。契約書に目を通していたシャーロットとフレアー、何かに気付いて騒ぎ出す。俺をハメる気だな、とフレアー。

先週のリックの行動を見て条件を1つ加えることにした、とシェイン。次回PPVの王座戦でフレアーがリングに近づいたら、シャーロットの王座を剥奪する。

表情が変わっていくフレアー。気持ちは分かるが落ち着いてくれ、とフレアーをなだめるシェイン。一応、予備措置を取らせてもらう、と警備員を呼び込む。

あなた達二人に恨みはないけど、これもビジネスのためよ、とステフ。付け加えると、もしこの場で契約書にサインしなかったら、シャーロットの王座を今ここで剥奪するわよ。渋々サインするシャーロットとフレアー。

決まったわね、と契約完了を宣言するステフ。しかしフレアーが怒り出す。何も決まっておらん。お前の夫と親しい間柄だからお前にも敬意を払ってきたが、お前は最低な性悪女だ!

パパやめて、とシャーロットが制止し、シェインがなだめる。リック落ち着け。一流の男なら女性に対してそんな口を利くべきじゃない。

なるほど、お前もやる気か、と笑うフレアー。今夜はお前をつまみ出してやる、とスーツの上着を脱ぎ始める。パパやめて! と必死で止めるシャーロット。しかし耳を貸さずに気合いを入れたフレアーは臨戦態勢。

リック、お願いだから止めてくれ、と制止するシェイン。あんたのことは心から尊敬している。争うのはやめよう。あんたはこの街のレジェンド。この会場で誰よりも血と汗と涙を流しただろ。冷静になってくれ。しかしシェインの目の前で今にも殴りかかりそうなフレアー。

二人の間に割って入るステフ。シェインは気を遣いすぎてるわ。でも私は違う。振り返ったステフが強烈なビンタ。目をむいてブッ倒れるフレアー。少しのブーイングの後、なんと「ステファニー!」チャントが巻き起こる。

ダウンした父を見て激昂したシャーロットがステフに歩み寄ろうとしたところでナタリヤが阻止。シャープ・シューターで締め上げられたシャーロットは悲鳴をあげて何度もタップ。フレアーは警備員にリングを降ろされ、シェインとステフも知らん顔して場外へ。誰も止める人がいないリング上で悶絶しているシャーロット。

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