RAW #1203:元運営部長のケイン復活、しかし売り込みは失敗
(更新日:2016年6月25日)
会場:ルイジアナ州ニューオーリンズ
犠牲者と遺族に黙祷
番組冒頭、フロリダ州オーランドで発生した銃乱射事件の犠牲者と遺族のために黙祷が捧げられた。
9人揃うと収拾つかず
オープニングはニュー・デイが登場。コフィの履いてる靴がダサいと仲間から散々イジられてるところでエンツォ&キャスが登場し、コフィの靴に再びダメ出し。更にはウッズの愛器フランチェスカ2がエンツォと前夜に浮気したという話が浮上し(何の話になってるんだ…)、エンツォとウッズが謎の睨み合い。
ボードビレインズは美声を披露し、ギャローズ&アンダーソンは地元のフットボールチームをディスる。
スポンサーリンク8人タッグ戦 ニュー・デイ&エンツォ&キャス vs ボードビレインズ&ギャローズ&アンダーソン
※マジックキラー。
コーポレイト・ケイン突如復活
控室で久々に顔を合わせたシェインとステファニーの兄妹。前回RAWにシェインが出演しなかった理由を「休暇のため」と観客に説明したステフは、個人的な都合で休むと告げたはずだと主張するシェインと口論に発展。RAWとスマックダウンのどちらを誰が仕切るかで言い争ってるところに、スーツ姿のケインが久々に登場。
前回RAWでテディ・ロングが来たのに続く売り込みに「次はあなたなの?」と呆れるステフ。
履歴書と兄アンダーテイカーからの推薦状を持参し(ウソを付くなウソを)、自分のような優れたブレインが番組には必要だと売り込み始めるケイン。悪魔ケインを知る旧知の仲のステフ、後は任せたわ、と怯えながらシェインに任せて逃亡。
元シールドの三人がリング上に集結
唐突に復活したアンブローズのトークショー「アンブローズ・アサイラム」。今夜のゲストはレインズとロリンズ。かつてのタッグユニット「シールド」の3名が久々の対面。
登場直後から不愉快そうなロリンズ、ブーイングをスルーしているレインズ、一人だけとてもご機嫌なアンブローズ。
イジけてないで楽しくトークしようぜ、昔はいつも一緒だったじゃねえかよ、と促すアンブローズに応えて昔話を始めるロリンズ。日本での回転寿司やロンドンでの思い出、ヘル・ノーやワイアット・ファミリー、エボリューションと闘って勝った試合の思い出。笑顔で語らう三人。正直に言えば、お前らと一緒に旅をしてた頃が一番楽しかった、と語るロリンズ。
しかし、最高の思い出はレインズの背中をイスでぶちのめした事だとロリンズが告げてから空気は一変。元シールドで最初にWWE世界王者になったのは俺だ、と自慢。
レインズは俺を倒していない、俺の方が優れているから勝てないのだ、と主張するロリンズと、自分のエゴのために仲間を裏切ったお前は日曜に「誰が最強か」を知る事になると主張するレインズ。
司会のアンブローズがまとめる。日曜のPPV、王者として会場を去るのはロリンズか、それともレインズか。しかし同じ日に俺がマネー権を獲得したらどうする? 王者がロリンズだろうがレインズだろうが、俺は必ずマネー権を行使して、王者として会場を去るぜ。
ロリンズがアンブローズを襲撃して乱闘。レインズがロリンズにパンチ。そのレインズにアンブローズがダーティー・ディーズ。リングで仁王立ちするのはアンブローズ。
ペイジ vs シャーロット
終盤、場外に落とされたシャーロットをゲスト解説のナタリヤ&ベッキーが挑発。セコンドについていたデイナが「邪魔しないで」と叫んでシャーロットを無理矢理リングに戻す。
※ランペイジ。
デイナのせいで負けたシャーロットは怒り、デイナは慌てる。ペイジはRAWデビュー日にディーバ王座を獲得した思い出の会場にて勝利。
自称スマックダウンGM候補のケインが試合を組む
控室でシェインに売り込みを続けているケイン。そこへオーエンズが登場し、会場入りに遅刻したデル・リオはプロ意識に欠けてるからPPVでのマネー戦出場者から外すべきだと告げ口&進言。
そこへ当のデル・リオが怒りながら登場。空港で5時間も拘束されたのはオーエンズが警備員に何か言ってハメたからだと主張。
お互いに自分の母国語で口論を始めたデル・リオとオーエンズをケインが怒鳴って一喝。元運営部長で次期スマックダウンGM候補からの指令として、共通の認識を持つため、お前たちは今夜タッグを組んでルチャ・ドラゴンズと闘えと告げる。さらに、もし負けたら二人の代わりにルチャ・ドラゴンズをマネー戦に出場させると条件を追加。
あんたに何の権限があるんだと笑うオーエンズ。しかしシェインは「面白い案だ」とケインの提案を採択。慌てるデル・リオとオーエンズ
ゼイン vs セザーロ
※回転エビ固め式パワーボム。
シナ、調印式でスタイルズに問う
シナとスタイルズのPPVシングル戦調印式。なんでタイトル戦でもないのに調印してんのさ。
俺がWWEで15度の世界王者を獲得した期間、スタイルズは日本を始め世界各地で15個以上の王座を獲得していた、と敬意を表するシナ。一方のスタイルズはPPVでも2週間前と同じようにボコボコにしてやると宣言。
シェインから許可をもらったというシナが机の上を指差す。机の上には2つの契約書。その真意をシナが説明。
左の契約書にサインすればシナvsザ・クラブのハンディ戦。仲間の援護も得てお前は俺に勝つだろうが、クズ野郎として名を残す。右の契約書にサインすれば俺とお前の一騎打ち。初対面の時の熱気を再現し、夢の対戦がようやく実現できる。好きなほうを選べ。
俺が15年前からWWEに入団できていればあんたは15度の世界王者になどなってない、と主張するスタイルズをシナは「黙れ!」と一喝。愚痴や文句ばかり言ってないで現実を見て正々堂々と闘え。右にサインして俺を見返すか、左にサインして真剣勝負を避け日本に送り返されるかだ。
挑発されたスタイルズ、右の契約書にサインして一騎打ちを選択。
ルチャ・ドラゴンズ vs オーエンズ&デル・リオ
※ポップアップ・パワーボム。
ケイン、昔の悪行が査定に響いた
控室で口論が激しくなってるシェインとステファニーのところに再びケインがやって来る。
ケインのスマックダウンGM就任を認められないという点では意見が一致した兄妹、揃ってケインにGM候補失格を告げる。「誰にでもチャンスをやると言ってたじゃないか」というケインの問いに「悪いがお前だけは例外だ」と過去の悪行を理由にピシャリと言い放つシェイン。失意のまま控室を出て行くケイン。
ケインに関してはお前のほうが正しかった、とステフに告げるシェイン。ケインは確かにスマックダウンGMにはふさわしくない。でもふさわしくないのはお前も同じだ。スマックダウンは俺が仕切る。
アンブローズ vs ジェリコ
※ダーティー・ディーズ。
試合後、マネー戦出場者が乱闘を繰り広げる中、一人だけハシゴを登ってマネー権のケースを手に取り、ご満悦なジェリコ。本番でもそうなるといいね。