RAW #1220:ステファニー、ジェリコをエサで釣ってリスト入り回避

(更新日:2016年10月23日)

会場:カリフォルニア州オークランド

サーシャ&シャーロット、無粋な男を相手に束の間の共闘

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オープニングは前回RAWのメイン戦でRAW女子王座の新王者となったサーシャが登場。ベルトを誇示し、観客からの大声援を受ける。

小さい頃、私のヒーローだったエディ・ゲレロを見ながら大きな夢を抱いてた、とサーシャ。エディ、お誕生日おめでとう。いつもエディのようになりたいと思ってた。トリッシュとリタがRAWのメインで闘うのを見て、彼女たちのようにもなりたいと思ってた。

そして夢が先週叶った。私はRAWのメイン戦で闘い、2度目の女子王者となった。この王座は全ての女性のもの。私のようになりたいと思ってる女の子のためのものよ。3週間後、次回PPV戦で女性の革命は次のステップに進むわよ。シャーロットとの王座防衛戦は女子で史上初めて、ヘル・イン・ア・セル戦を闘うわ。私たちが新しい歴史を作る。

ここでシャーロットが登場。かと思ったら入場中にルセフとラナも登場。シャーロットの横を素通りしてリングインするルセフたち。

バカ女どもの革命など誰も相手にしない、とルセフ。先週のメイン戦もそうだ。誰も喜んでない。メイン戦を闘うのにふさわしいのは俺だ。

喋ってる途中のルセフからマイクをぶん取るシャーロット。あの女が私のベルトを持ってるって時にあんたは何を訳の分からないことを言ってるの。女王を侮辱するなど許さない。で、サーシャ、私とセル戦で闘いたいの? いいわよ。

セル戦を受諾したシャーロットからマイクをぶん取るルセフ。俺の話を聞け。ここは俺のリング。俺の言うことを聞け。

今度はサーシャがルセフの持ってたマイクをぶん取って投げ捨てる。怒ったルセフをラナがなだめてからマイクを拾う。2人とも狂ってる。自分が見えてないわね。小娘みたいな泣き言ばっかり言って。そもそもセル戦を闘えるのはルセフのような本物の男、と喋ってる途中でシャーロットとサーシャから同時に突き飛ばされて悲鳴をあげながら転倒(ここ爆笑した)。

本気でぶっ倒された妻を心配してるルセフを今度はダブル・ドロップキックで場外に落とすサーシャ&シャーロット。

怖い表情へと変貌したルセフが禁断の「女子選手への攻撃」をしようとエプロンに上がったところでレインズ登場。場内いろんな意味で大ブーイング。レインズがリングインしたところでルセフはラナに促されて場外へ退避。

ビッグ・E、またも下ネタ言いかけて制止される

ニュー・デイの3人が登場。セザーロは色男だ。品があり爽やか。教養もあふれ5カ国語を話せる。一方のシェイマスは昔も今も変わらずゴミだ。そんな2人の共通点はフォーリーからチャンスをもらったということ。次回PPVでは俺たちの強さを思い知ることになる。

コフィ vs セザーロ

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セザーロと仲の悪いパートナーのシェイマスはリングサイドで試合を観戦することもなくスマホでSNSに動画を投稿して遊ぶ。

コフィ・キングストン ○ (フォール) ● セザーロ
※丸め込み。

ゴールドバーグ、WWEへの復帰を示唆

ESPNの番組に出演したゴールドバーグが、番組ホストであるジョナサン・コーチマン(元WWEの解説者)の「WWEに復帰するとしたら誰と闘いたいか」との質問に対して回答。叩きのめしてやりたい相手は大勢いるから1人には絞れないが、レスナーと再戦したいという気持ちもある

奴との初対戦では俺が勝った。復帰したら再戦することになるかもしれない。それには準備が必要だ。復帰については12年前から考えている。レスナーは何もかもが人間離れしている。デカくて強くて凶暴。エイリアンのような男だ。でも俺は1度奴を倒してるからな。また勝てるだろう。

ベイリー vs 知らない女性

ベイリー ○ (フォール) ● 知らない誰か
※ベイリー・トゥ・ベリー。

ジェリコ、ステファニーのリスト入りを撤回してニンマリ

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ステファニーとフォーリーがリングに登場。昨夜のPPV「ノー・マーシー」は素晴らしかったわね、とスマックダウン単独PPVを称賛するステフ。でも次のRAW単独PPV「ヘル・イン・ア・セル」は昨夜以上に盛り上がるわよ。

次回PPVではレインズとルセフのセル戦が行われる、とフォーリー。さっきサーシャもセル戦がしたいと言ってた。ステフに相談して決定した。史上初めて、2人の女性がセルの中で闘うぞ。2人にはその資格がある。

これでセル戦が2つ決まった。ロリンズも再戦を望んでたな。叶えてやるとしよう。前回PPVの時みたいに邪魔者が入ると困るので、オーエンズとのユニバーサル王座戦もセル戦とする。

セル戦が3つね、とステフ。GMとして素晴らしい決断よ、と喋ってるところでオーエンズとジェリコが登場。

こんなバカげた決断は聞いたことがないぜ、とオーエンズ。ヘル戦はキャリアを潰される。俺はゴメンだ。将来あんたみたいな無能GMになりたくない。

確認させてくれ、とジェリコ。ロリンズが望んだから再戦を認めたんだよな。つまり、どんな要求も全て認めるってことだろ。あんたはバカげた衣装を着て願い事を叶える妖精か何かか。俺は自家用ジェットが欲しい。「クリス&ケビン」のロゴ入りのやつだ。買ってくれよ。

名案だな、とオーエンズ。俺たちは自家用ジェットをもらう資格がある。しかしロリンズに王座挑戦の資格はない。奴はもう2回も負けてるんだ。2敗だぞ。

あんたは俺に個人的な恨みがあるんだろ、とフォーリーに尋ねるジェリコ。初対面の時から俺を嫌ってたもんな。だから俺の親友のオーエンズにも冷たいんだろ。

昔は好きだったさ、とフォーリー。お前にヘイマンを紹介したのは俺だろ。でもここ19年間は好きじゃない。

だからオーエンズにセル戦をさせるつもりなんだな、とジェリコ。セルはWWEで最も危険な構造物だ。王者は無傷でいられるわけがない。フォーリー、あんたが重傷を負った試合形式だろ。どうしてもオーエンズを戦わせるというんだな? 覚悟はいいのか? いいんだな? あんたはリスト入りだ!

俺はもうリストに入ってるだろ、と笑うフォーリー。だったら2回目のリスト入りだ! とジェリコ。

ステフ、奴を処分してくれ、と頼むジェリコ。彼の何を処分するの? とステフ。彼はRAWのGMであり、伝説の男よ。セル戦を一躍有名にした男でもある彼にもっと敬意を払いなさい。

リストに何かを書き始めたジェリコ。私を何のリストに入れようとしてるの? とジェリコに迫るステフ。「いや、まさか」とごまかしながらコソコソ何かを書き続けるジェリコ。

いいから聞きなさい、とステフ。ロリンズには再戦する正当な権利があったから再戦を認めた。しかもロリンズは先週言ってたわ。オーエンズをぶっ潰す、そしてジェリコ、あなたも潰すってね。「やれるもんならやってみろ」とヘラヘラ笑うジェリコ。

昨夜のPPV「ノー・マーシー」でのWWE世界王座を賭けたトリプルスレット戦は大熱戦だったわよね、とステフ。だからRAWでも大迫力のトリプルスレット戦をヘル戦でやりましょうよ。今夜ジェリコはロリンズとシングル戦を闘うわよね。もしジェリコが勝ったら、次回PPVのユニバーサル王座戦にジェリコも参加させるというのはどうかしら。つまり、三つ巴の王座戦をセルの中で闘うのよ。ロリンズもジェリコも、そしてファンののみんなもそれで満足するでしょ?

顔をしかめるオーエンズ。嬉しそうにニタニタするジェリコ、リストの何かを消してる。(やっぱりステフの名前を書いてたな)。

俺も大賛成だ、とフォーリー。今夜のメイン戦の楽しみが増えたわね、とステフ。

ステファニーへの批判一辺倒

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バックステージでロリンズにインタビュー。今の決定をどう思いますか? との問いに「チャーリー(=インタビュアーの女性)はWWEに入ったばかりだから知らないだろうが、ここではよくあることだ。ステファニーは陰で画策するのが得意なのさ」

「PPVのセル戦を三つ巴にするのは良い案だが、今夜俺がジェリコに勝てばその案は壊れる。ステフが別の提案をしてきても全て使い物にはならない。計画を成功させるには優秀な駒が必要。俺は最高の駒だったが、彼女は俺を支配できなかった。俺は二度と歯車や駒として扱われたくない。俺は団体のエース。歯車を木っ端微塵に砕いてやる」

女王 vs 妻

バックステージのシャーロットにラナが近付く。何か用? と尋ねるシャーロット。

女王ぶってるけど私に手を出さないで、とさっきのマジ突き飛ばしについて不機嫌そうなラナ。

私はあらゆる面においてあなたよりも優れている、と不敵に笑うシャーロット。忠告するわよ、私の邪魔をしないでちょうだい。

今夜あなたは私の夫のパートナーになる、とラナ。でも彼は私の人生のパートナー。私は嫉妬深くはないけれど忠告するわ。夫の邪魔をしたら痛い目に遭うわよ。

こっちは穏やか

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控室のサーシャにレインズが近付いてくる。こちらはにこやかに談笑。

また歴史に名を残すようだな、とレインズ。セル戦は過酷な試合だが、その前に今夜だ。

シャーロットは私に任せて、あなたはルセフを頼むわよ、とサーシャ。信じていいわ。

次回ロイヤルランブルはどうなることやら

来年1月開催のPPV「ロイヤルランブル」が次回で30回目となるのを記念して過去の名場面などを編集した映像が流される。

人気の高い大会ではあるが、3年前には電撃復帰したバティスタがゴリ押しと批判されて大ブーイングを浴びてしまい、以降のストーリーに修正が入ったり(ベビーフェイスからヒールになった挙句、映画撮影のため早期にWWE離脱)。

2年前はレインズが同じくゴリ押し批判で大ブーイングを浴び、現在に至るまで会場での不人気ぶりが突出するなど、鬼門といえる大会になっている。

男女混合タッグ戦 レインズ&サーシャ vs ルセフ&シャーロット

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サーシャ・バンクス ○ (タップ) ● シャーロット
※バンク・ステートメント。

英語の勉強不足

控室のオーエンズとジェリコ。ステファニーの名前をリストから消しただろ、とツッコミを入れるオーエンズ。彼女は悪人じゃない、と態度が一変しちゃったジェリコ。
そこへインタビュアーが現れる。

セル戦が三つ巴戦になったらどうされますか? との質問に、「質問になってない。くだらん」とジェリコ。

「シングル戦でもトリプルスレット戦でも、どっちでもいい。王座は必ず防衛する」とオーエンズ。なぜなら俺たちは2人は親友だからだ、と付け加えるジェリコ。

ところで先週、なぜオーエンズはジェリコがレインズに襲撃されてた際に救出しなかったのですか? と次の質問。

そのバカげた質問は予想してたぜ、と笑うオーエンズ。俺とジェリコは話し合って互いに納得してるんだ。1人が元気ならチームは強さを保てる。どちらかが犠牲になることもある。

お前、王者に逆らうのか、だったらリスト入りだ! とジェリコ。名前を書き込まれたインタビュアー、「スペルが違います」と冷静にツッコミ。黙れ、と連呼するジェリコ。

ヘイマン、ゴールドバーグに挑戦状を叩き付ける

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ヘイマンが登場。ゴールドバーグの発言に対するリアクションを発表。

この12年間、WWEファンの誰もが同じ疑問を抱いていた。「もう一度、彼の勇姿をリングで見ることはできないのか」「一晩限りでも復帰してほしい」「彼のスピアーやジャックハマーを見たい」とな。誰もがゴールドバーグの復帰を願っていた。

今まで何人もの巨漢で筋肉質なレスラーがWWEでデビューした(注:たとえばライバックとか)。その度に会場はいつも同じ反応。「ゴールドバーグ」のチャントだ(注:たとえばライバックの試合中とか)。

ゴールドバーグは数多くのレスラーを叩きのめしてきた。いわば征服者だ。誰かのキャリアと似ているな。そう、レスナーだ。そして私は気付いた。レスナーを唯一悩ませるのは、ゴールドバーグが今もなおレスナーに1勝0敗だということ。だからこそ私は今夜ここに来ることを命じられたのだ。

ゴールドバーグよ、君は今ここで挑戦状を送られたことになる。「猛獣vs新人類」「象徴vs象徴」、時も場所も試合形式も問わない。レスナーvsゴールドバーグ戦は、この会場だけでなく世界中で期待されている。

ゴールドバーグよ、リングに戻ってこい。そしてレスナーのスープレックス祭りを喰らうがいい。君は猛獣の次の獲物だ。

消した理由、それかよ(笑)

バックステージを歩くジェリコにステファニーが近付く。今夜の試合、あなたを応援してるわよ、とステフ。

俺とあんたは17年間もめたことがなかったよな、とジェリコ。一度もね、と同意するステフ。でも正直に言うが、とジェリコ続ける。さっきは少しだけムカついて、ついリストに名前を書いてしまったぜ。でもスペルが分からなくて途中で消した

リストの話はいいわ、とステフ。ジェリコの勝利はRAWの勝利でもあるのよ。兄が悔しがる顔を見たいの。「ヘル・イン・ア・セル」は「ノー・マーシー」を圧倒する。セル戦では私は中に入れないから何も出来ない。あなたとオーエンズは親友同士なのよね。だったら何とかしてね。

去っていくステフを笑顔で見つめるジェリコ。その背後からオーエンズがやって来る。何を話してたんだ? とオーエンズの問いに「友情についてだ」と答えるジェリコ。

ロリンズ vs ジェリコ

セス・ロリンズ ○ (フォール) ● クリス・ジェリコ
※丸め込み。
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