SMACKDOWN軍が侵略、エマ突然の解雇など、RAW#1274時点での情報を更新しました

RAW#1274(日本では11月2日(木)初回放送)時点での最新情報をサイトに反映させました。

SMACKDOWNがRAWを侵略!

さあ今年も、それまで激しく抗争し憎み合ってきたベビーフェイスとヒールの選手同士が突然仲良くなってしまう季節の到来です。そう、PPV「サバイバー・シリーズ」が4週間後となりました。

昨年(2016年)の「サバイバー・シリーズ」では各ブランド内でベビーフェイスとヒールが反目し合っていたものの、ひとまずブランド対抗戦のために手を組む、というようなストーリー展開にしていました。

たとえばSMACKDOWNでは当時WWE王座を巡って長い抗争中だったアンブローズとスタイルズが対抗戦のため休戦するものの、PPVでやっぱり仲間割れして、敵であるはずのレインズ&ロリンズと一時的に共闘してスタイルズをトリプル・パワーボムで実況席に沈めた場面が最高に盛り上がりました。あと女子ではRAWチームで共闘してたシャーロットとベイリーでしたが、試合終了直後にシャーロットがベイリーを襲撃したってのもありました。

しかし今年はSMACKDOWN側がいきなり一致団結してRAWに乗り込みケンカを売るという過激なブランド対抗モードに突入したようです。

まずオープニングではGMのカート・アングルが登場。前夜のPPV「TLC」で11年ぶりとなるWWEでの試合を終えた直後でしたが早くも頭を切り換え、次のPPV「サバイバー・シリーズ」に関する対戦カードの一部を発表。

ひとまずブランド対抗戦として王者同士を闘わせるようで(もちろんノンタイトル戦でしょうけども)、

◆ユニバーサル王者のレスナー vs WWE王者のマハル
◆RAWタッグ王者のロリンズ&アンブローズ組 vs SDタッグ王者のウーソズ
◆IC王者のミズ vs US王者のコービン
◆RAW女子王者のアレクサ vs SD女子王者のナタリヤ

以上4試合が発表されました。ただしPPVまでに王者が交代した場合はカードも変更になるようです。特にミズvsコービンなんてこのまま実現するとはとても思えない(笑) たぶんどちらかが王座から転落してカード変更になる予感がプンプンします。

さらに「サバイバー・シリーズ」といえば伝統の5対5エリミネーション戦は欠かせません。今年も男女1チームずつ、合計2チームでブランド対抗戦を行うことも併せて発表されました。

この後、SMACKDOWNのコミッショナーであるシェイン・マクマホンがGMアングルのもとを訪問。昨年もRAWのGMフォーリー(当時)とSMACKDOWNのGMブライアンが対面し、友好的に会話をしつつ最後は口論になる展開がありました。

今回も握手を交わすなど最初は友好的ムードだったアングルとシェインですが、会話ではアングルが「RAWの勝利だ、SMACKDOWNは選手層が薄い」と指摘。これに対しシェインは「我々は圧勝する。合い言葉は『包囲網』だ」と返答。

番組終盤、リングに上がったGMアングルがPPVでのブランド対抗戦に出場する男子チーム5名を発表しようとした瞬間、会場にシェインのテーマ曲が鳴り響き、ステージではなく(シールドのように)観客席からシェインが登場。さらにシェインの後方からはSMACKDOWNブランドの青いシャツを着た男女選手が続々と登場。

驚いて目を丸くするアングルを見てニヤリと笑うシェインは「(さっき言った)完全包囲だ」と告げ、アングルは慌ててバックステージに退避。シェインはリング下で待機していたSMACKDOWNのスターたちに「行ってこい」と指示。

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SMACKDOWNの選手たちはバックステージに進軍し、RAW所属の選手たちを次々と襲撃。オニール&クルーズを皮切りに大勢の選手たちがバックステージや控室で襲撃され、最後は奇襲を仕掛けたロリンズ&アンブローズもあまりの人数差に太刀打ちできず返り討ち。

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SMACKDOWNの選手たちに両脇を掴まれ拉致されたかのようにリング上へと連行されたGMアングルに対し、涼しい顔をしたシェインは「俺は仕事をやり遂げる」と宣戦布告。自分は何もできないままスターたちを襲撃されてしまったアングルは屈辱にふるえリング上で立ち尽くす、という場面で番組は終了しました。

ケイン、復帰の理由はストローマン

PPV直前のRAWでメイン戦の金網戦、レインズvsストローマンの試合中に出現して電撃復帰したケイン。PPVでは再結成したシールドと対峙するはずがレインズの欠場により代役としてカート・アングルが試合出場となりました。

元々SMACKDOWN所属で、最近は政治家転身のためWWEから離れていたはずのケインでしたが、今回復帰したストーリー上の理由としては、ギミック上の兄であるアンダーテイカーにレッスルマニアで勝利し、事実上の引退に追い込んだレインズに対して報復する、という方向性なのかと個人的に想像していました。

今回のRAW#1274でマイクを持ったケインは復帰した理由としてレインズではなくストローマンの名前を挙げ、「自分が欠場している間に怪物として台頭した」「しかし実際に見た奴はゴミ屑同然だった。だから(TLCにて)ゴミ収集車に放り込んでやったのだ」「RAW唯一の怪物は俺だ」と語りました。

レインズが急きょ欠場したことでストーリーを変更したのか、それとも最初からそういうストーリーだったのかは知りませんが(たぶん前者でしょ?)、今後はケインとストローマンの抗争となるのか、そうなった場合にストローマンはベビーフェイスへと転向するのか(それはそれで複雑だなあ)、注目していくとしましょう。

ジェリコが来年1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会に出場

私は日本のプロレス情報を現在追っておらず(昔は大好きでした)、Twitterのトレンドワードでニュースを知ったのですが、現在SMACKDOWNに所属しているはずのクリス・ジェリコが、来年2018年1月4日に新日本プロレスが東京ドームで開催する大会に出場し、ケニー・オメガと対戦することが決まったのだそうです。

先日の新日本プロレス大阪大会において、オメガの試合後にジェリコがビデオ映像で登場し、東京ドームでの対戦を表明。オメガ並びに団体側がそれを受諾した、という流れだったそうです。

もともと日本のプロレス界とは縁のあるジェリコ。新日本プロレスにも謎のマスクマンとして乱入し、獣神サンダー・ライガーを襲撃したことがありました。天龍源一郎がSWSの崩壊後に設立したWARにはジェリコも参戦しており、「ライオン道」というリングネームで冬木軍に所属。邪道&外道とユニットを結成していたこともあります。

日本のプロレスファンとしては、ジェリコが新日本プロレスで試合をすることはビッグ・サプライズでしょうし大喜びなんだろうと思うのですが、WWEファンとしては「WWEとの契約どうなったの?」「WWE辞めたの?」ということが気になります。

直近ではオーエンズとスタイルズがUS王座を巡って抗争していた際にサプライズ復帰して、前王者という立場から再戦権を行使し、トリプルスレット戦に出場した試合がありました。あれ以降ジェリコはWWEの試合に出場していませんが、どうやら契約は現時点で終了しておりフリーランス的な立場になっているようです。

このままWWEと再契約せず辞めていってしまうのか、あくまで現時点で契約していないだけで将来的に戻ってくるのかまでは分かりませんが、ここ数年は「ジェリコのリスト」ギミックが大受けし、ベビーフェイスやヒールという概念を超えてコミカルな言動で人気が再浮上していたジェリコですので、是非ともまたWWEに戻ってきて欲しいところです。

エマ、サマー、ヤングを解雇

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現地時間の10月29日付けで、WWEはエマ、サマー・レイ、ダレン・ヤングの3名との契約を終了した(=解雇した)と発表しました。

サマーとヤングは負傷による欠場が長期化しており仕方ない気もしますが、エマに関しては驚きましたし、いったい何があったのか不思議でなりません。

PPV「TLC」ではWWEデビュー戦となったアスカの対戦相手を務め、試合展開も悪くありませんでした。今回のRAW#1274ではアスカと再戦し、再び負けはしたものの、アレクサやナイアとは違うヒールとしてポジションを確立しつつあったように思いますし、団体側から少しずつプッシュされてるのも見ていて分かりました。

RAW#1274は10月23日に開催されていますから、そのわずか6日後に解雇されたことになります。何か団体側に対して文句を言うとかの反抗的態度でも取ったのか、それともメディアで報じられていない何らかの不祥事でも起こしたか。現時点で真相は不明。

個人的にはエマ、好きだったんですけどねえ。テーマ曲も新しくしてもらって、これからだったはずなのに。残念です。

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