RAW #1129 ロリンズ、シナとレスナーの二人を手玉に取る
(更新日:2015年2月7日)
会場 ルイジアナ州ニューオーリンズ
シナが3人の解雇撤回に動く
13度の世界王者で、殿堂入りも確実な男なのに、意地汚い策略ばかり考えて3人の選手を解雇したことに怒っている、とHHHを非難するシナ。解雇を撤回させるようファンに働いてもらうよう呼び掛ける。
もしダメならプランBがある。次回PPVのWWE世界王座戦に勝利し、翌日のRAWで披露したらベルトを持って帰宅し、3人の復帰を認めない限りベルトを自宅から出さないと宣言するシナ。
HHHとステファニーが登場。あなたは身勝手な人間だ、とシナを非難するステファニー。本当は彼らを解雇したくなかったが、俺たちは約束を守る人間だからな、とHHH。今日の試合にもし勝てたなら解雇した3人を復職させてもいい。相手はロリンズ、形式はランバージャック戦だ。
ランバージャック戦 シナvsロリンズ
ランバージャックとして場外に配置されたのはヒール選手ばかり。シナには暴行を加え、ロリンズには何もしないヒール軍団。
※場外で大巨人がKOパンチ。解雇された3人の復職は無効に。
バックステージ
ウーソズの2人(ジミー&ジェイ)とアンブローズを控え室に呼び出すステファニー。
前回スマックダウンで3人の解雇に不満を述べてたけど、あれはシナが裏切ったからだという事を認識してちょうだい、とステファニー。それだけで処罰なしと知り、安堵して去ろうとするウーソズ。しかしジミーの妻ナオミは今夜片手を縛って試合をしてもらうと宣言するステファニー。顔を曇らせながらウーソズ退出。
続いてアンブローズ。前回スマックダウンでの行動があまりにも常軌を逸してたから病院に行かせたのに勝手に帰ったわね。治療のために異常心理学の先生を招いたから診察を受けなさい。診断結果によってはランブル戦の出場をあきらめてもらうわよ。
バックステージ
精神科医の診断を受けるアンブローズ。君の問題行動の原因がどこにあるか探っていこう、と医師。ソファーに座らされ、近くに置かれた時計のチクタク音を静かに聞いているアンブローズ。
キングストン&ウッズvsセザーロ&キッド
※合体技。
2015年殿堂入り、一人目の発表
一人目として「マッチョマン」ランディ・サベージの殿堂入りが決定。紹介映像が流れる。
大巨人流、新年の挨拶
新年最初の仕事で普通の人間なら緊張してビビるだろう、しかし俺はデビュー戦でホーガンに勝ちチャンピオンとなった。レインズも眼中にない。お前らと同じ負け犬に落ちていくがいい、と観客をバカにしつつレインズを挑発する大巨人。
ここでレインズ登場。レインズがリングインすると退散する大巨人。アンタがホーガンに勝った試合は見たよ、俺が12歳の時だったかな、とレインズ。ジャックと豆の木の話をたとえに、巨人がレインズ少年に成敗される話で大巨人を挑発。
レインズvsハーパー
※スピアー。
試合後、大巨人が乱入してレインズにKOパンチ。
ハンディ戦 ナオミvsアリシア
ナオミはステファニーの命令により左手を背中に固定されて戦う。
※シザース・キック。
バックステージ
精神科医によるアンブローズの診察。写真を見て連想した単語を言うテスト。
HHHは「腸の病気」、ロリンズは「卑劣な奴」、レインズは「兄弟」、ケインは「歯磨き粉」、ドゥガンは「ホーーーー!」、最後にステファニーは「ホーーーー!」。俺は問題ないだろ?とアンブローズ。医師は苦笑い。
ヘイマン、祭典の地で語る
レスナーとヘイマンがリングに登場。282日前、ニューオーリンズのこの地においてレスナーはアンダーテイカーの連勝記録をストップさせたのだ、とヘイマン。NCAA、UFC、そしてWWEの三大タイトルを獲得した唯一の男だ、とレスナーの偉業を称える。次回PPVで闘うシナとロリンズには、何が現実かを教えてやることになる。
ミズvsジェイ
※スカル・クラッシング・フィナーレ。
ブライアン凱旋
俺はこの街で世界王座への挑戦権をつかみ、そして王座を獲得した。栄光をつかんだこの街で宣言する。ランブル戦を制して昨年成し遂げたことを再現するぞ、と叫ぶブライアン。
ここでステファニー登場。カラダがナマってるだろうからプレゼントを持ってきたわ、と言って自身のフィットネスDVDを宣伝。昨年あなたは我々の過小評価をくつがえして快挙を成し遂げたけど、私が昨年のあなたについて思い出す光景はこれよ、と言ってケインのツームストン3連発映像を流す。8ヶ月も休場したのに以前と同じ活躍ができるの? あなたは自分を信じられるの?
ブライアンは当然イエス。会場もイエスの大合唱。アンタもイエスをやれよ、そのエクササイズよりも運動になるぜ、とステファニーに言うブライアン。俺もファンも、権力者が何をしようとも闘うことをやめないぞ。
そんなに闘いたいならPPVまで待つ必要はないわ、次のスマックダウンで試合を組んであげる。相手はあなたが最もよく知ってるケインよ、と宣言するステファニー。
ここでケイン登場。ブライアンと乱闘になり、鉄階段に叩きつけてから再びツームストンで落とそうとするが、阻止したブライアンが鉄柱にケインを叩きつけて難を逃れ、ランニング・ニー、場外トペを連発して大暴れ。
バックステージ
シナ戦の勝利を喜ぶロリンズにレスナーが接近。こそこそ動き回って王座挑戦権を得たらしいな、とあざ笑うレスナー。俺はWWEの未来だ、と反論するロリンズに、未来は俺が許さない限り始まらない、と返すレスナー。睨み合う二人をヘイマンが制止。以前にもしたように我々は手を組もう。まずシナを排除し、それから雌雄を決すればいいじゃないか。
ブリーvsペイジ
終盤、セコンドについたキッドがエプロンに立って何やら叫び、ペイジが気を取られる。
※丸め込み。
試合後、邪魔したキッドにペイジがビンタ。それを隣りで見ながら一瞬笑ってしまった妻のナタリヤ。キッドがナタリヤに「いま笑ったか?」。ナタリヤは知らないフリ。
サベージ殿堂入り記念映像
現役時代の映像を流した後、式典での紹介者がホーガンに決まったことも発表される。
アセンションvs無名の人たち
※フォール・オブ・マン。
こんな弱い奴らを相手に勝利したところで何の意味もない、とコキ下ろす解説のJBL。これが次回RAWへの伏線となる。
バックステージ
今日はかなり前進できたよ、と冷静な表情で語るアンブローズ。ソファーでは精神科医が横になりながら泣いて自分の過去を回想中。
書類にサインさせた後、アンタは腰抜けだ、とバカにして精神科医を号泣させるアンブローズ。
ルセフ、余裕をかます
今夜ルセフはライバックと闘うはずだったのに、ライバックはもういない。権力者に感謝する。ライバックを戻せなかったシナにも感謝するわ、とラナ。ライバックは腰抜け、俺と闘う資格はない。解雇されて当然だ、とルセフ。
ここで精神科医を泣かせたアンブローズが登場し、ルセフを襲撃。
アンブローズvsルセフ
※救急車マッチで負傷した足を集中攻撃され、立てないアンブローズをレフェリーが止める。
WWE世界王座戦の調印式
HHHとステファニーがロリンズ、シナ、レスナーの順でリングに呼び込む。
権力者復活の立役者はロリンズだ、と評価するヘイマン。ロリンズが礼を述べて何かを喋ろうとするが、まだ私の話は終わってないぞ、と黙らせるヘイマン。三つ巴形式にされたことで私は怒っている。王者レスナーは負けずして王座陥落する可能性もある。
数々の快挙を成し遂げたレスナーが三つ巴形式にビビってるのか?とロリンズ。そうじゃない、と反論しようとしたヘイマンに、まだ俺の話は終わってないぞ、とお返しで黙らせるロリンズ。場内が湧く。
俺にはマネー権のプランBもあるんだぜ、と言いながら契約書にサインするロリンズ。
ここでレスナーがマイクを持つ。よく聞け、俺はテイカーを倒した、シナも倒した、お前も倒す。
シナもマイクを持ってレスナーに語りかける。三つ巴戦はお前に勝たなくても王者になれる。しかし俺はお前を倒すぜ。二人とも倒してやる。そして契約書にサイン。シナにサインしろと促され、レスナーもサイン完了。
アンタのプランはいつも失敗ばかりじゃないか、とシナに告げるロリンズ。権力者を永久に失脚させるプランも失敗し、ジグラーたちを復帰させるプランも失敗した。次はPPVだ。ただ、アンタは出場できるかな?
シナとロリンズが乱闘。その二人をレスナーが連続で投げっぱなしジャーマン。シナがすぐ立ち上がってレスナーをテーブルにAA。吠えるシナにロリンズがカーブストンプ。さらに意識もうろうのレスナーにもカーブストンプを喰らわせる。権力者たちと勝ち誇るロリンズ。