スティング

Sting
アメリカ・ネブラスカ州オマハ出身
レジェンド

人物紹介

1990年、31歳の時にリック・フレアーから勝利を奪ってNWA世界王座を獲得し、世界にその名を轟かせる。NWAが崩壊してWCWになってからはフレアーと共に旧NWAの流れを踏襲する王道ファイトを展開。旧NWA時代は金色の短髪(G.I.カット)で跳躍力を武器にしたファイトを展開。日本へは全日本や新日本に来日。特に新日本では当時WCWでライバル関係だったグレート・ムタと戦ったりタッグを組むなどして人気を獲得した。

世界的な大ブームを巻き起こしたnWoがWCWを席巻し悪党ファイトを展開、正規軍メンバーが次々と裏切ってnWo入りを果たす中、一人だけnWoに魂を売らず抗争を開始。この頃から白く不気味なペイントがトレードマークとなり、単独でnWoに立ち向かう姿が圧倒的支持を受けた。

WWEとの視聴率戦争に敗れてWCWが崩壊した際、多くのWCWレスラーがWWEに移籍する中、頑なに移籍を拒みWWEに入らなかった数少ない大物レスラーの一人。TNAなどの他団体で長らく活動していたが、2014年にWWEと契約。WWE公式ゲームソフトのイメージキャラクターとしてCM出演した。試合会場への初登場は2014年11月のPPV「サバイバー・シリーズ」。

2016年にWWE殿堂入りが決定。殿堂者表彰式において現役引退を発表した。

異名・ニックネーム

フランチャイズ (The Franchise)

WCW時代、団体を象徴する存在として敬称的に用いられた。

私刑執行人 (The Vigilante)

WWEで番組に登場するようになってから呼ばれている。

超銀盤戦士

全日本プロレスに初来日した際のキャッチフレーズ。

フィニッシャー(必殺技)・得意技

スコーピオン・デスドロップ (Scorpion Death Drop)

リバースDDT。nWoへの反逆児として白フェイスペイントに変えてから使い始めた絶対的フィニッシャー。敵の背後から音もなく忍び寄り、驚く相手の首を刈るように後方から頭部を掴んで叩き落とすという処刑的なムーブがファンの絶大なる支持を集めた。

スコーピオン・デスロック (Scorpion Deathlock)

オリジナルは長州力のサソリ固め。スティングという名前の由来が「サソリが毒針を刺す」意味なのもあり、若手時代からフィニッシャーとして使い続けている。ブレット・ハートの「シャープシューター」と同じ技で、アメリカの選手がサソリ固めを使う時はシャープシューターと実況されるが、例外的にスティングだけはスコーピオン・デスロックと呼ばれる。

スティンガー・スプラッシュ (Stinger Splash)

コーナーの相手に反対コーナーからダッシュしてジャンプし、スプラッシュを浴びせる。若手時代から使っている。

WWE年表

2016年
4月
祭典前日の殿堂者式典に出席し、殿堂入りを祝福される。スピーチにて現役引退を発表した。前年のロリンズとのタイトル戦で頸椎を負傷し、完治及び復帰が困難なため引退を決断したと報道されている。
1月
2016年のWWE殿堂入りが発表される。
2015年
9月
PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」でロリンズのWWE世界王座に挑戦。
9月
2冠王者となったロリンズを倒すため久々に登場し、PPVでのWWE王座挑戦を表明。ロリンズの銅像を盗んで破壊し、シナと組んでRAWでは初の試合を行う。
4月
PPV「レッスルマニア31」でHHHとノーDQ戦。スティング(WCW)側にnWo、HHH (WWE)側にDXとHBKが加担し、団体対抗戦のような展開になる。最後はHHHのハンマー攻撃に沈む。
3月
RAWでロリンズの罠にハマったオートンを救うため暗闇から出現。権力者チームを黒バットで制裁する。
3月
PPV「ファストレーン」でHHHの要求に応えてリング登場。隙を突かれて暴行されるが、ハンマーを持ち出したHHHに対し逆に黒バットで威嚇。祭典での一騎打ちを無言で要求し、最後はスコーピオン・デスドロップでトドメを刺す。
2月
WCWの亡霊を葬る、と怒り心頭のHHHがPPVでの公開対面を要求したことに対し、影武者を使って心理戦を展開。HHHをビビらせる。
1月
RAWにて、解雇されたジグラーたち3名の復職を賭けてシナが権力者チームと戦ったハンディ戦で終盤に突如登場。HHHたち権力者チームの面々を挑発し、シナの逆転勝利に貢献する。
2014年
11月
PPV「サバイバー・シリーズ」でWWEに初登場。権力者のHHHと睨み合いの末、スコーピオン・デスドロップで失神させる。
スポンサーリンク

WWE HOLIC
SNSで当サイトの記事更新情報を配信しています。 プロフィール】【Facebook
ページ上部へ戻る