ミック・フォーリー

ミック・フォーリー

Mick Foley
アメリカ・インディアナ州ブルーミントン出身
レジェンド

人物紹介

1986年に「カクタス・ジャック」のリングネームでWWFにてプロレスデビュー。1991年にWCW、1994年にはECWに移籍。過激なハードコア路線を売りとし、ECWの中心選手となる。日本ではインディー団体のIWAジャパンに参戦し、同様のハードコアスタイルを披露した。

1996年にWWFと再契約し、怪奇派ギミックのマンカインド(Mankind)として活動し、多重人格であるという設定を利用してヒッピーキャラのデュード・ラヴ(Dude Love)、ハードコア・スタイルのカクタス・ジャック、そして本名のミック・フォーリーと4つのキャラを使い分け、1990年代のアティテュード時代に主要人物としてWCWとの視聴率戦争を牽引。

1998年のPPV「キング・オブ・ザ・リング」でアンダーテイカーとヘル・イン・ア・セル戦を闘い、金網の天井から6メートル下の実況席に落下(アンダーテイカーは「殺してしまった」と本気で狼狽したらしい)、その直後に今度は金網の天井を貫通してリングへ落下するという驚愕のムーヴを連続披露。ハードコアの第一人者としての地位を確固たるものとした。同じく1998年にはWWE王座も獲得している。

作家としても有名で、1998年に出版した自伝「Have a Nice Day!」は全米でベストセラーとなる大ヒット。その後も小説や絵本と出版している。

2000年に一度現役を引退したものの2004年に復帰。2008年にWWEを退団してTNAに移籍するが、2011年にWWE復帰。2013年にはWWE殿堂入りして表彰された。2016年7月のブランド分割に際し、ステファニーから任命されてRAWの新GMに就任したが徐々に意見が対立し始め、2017年3月にステファニーからGM職解雇を言い渡された。

異名・ニックネーム

ハードコア・レジェンド (The Hardcore Legend)

現在もハードコア・スタイルの第一人者として絶大なる尊敬を集めている。

決めゼリフ・口グセ

ごきげんよう! (Have a nice day!)

自身が出版した自伝タイトルでもあり、会話の最後に用いて去る。

バンバン! (Bang-bang!)

両手をピストルの形にして叫ぶ。

フィニッシャー(必殺技)・得意技

マンディブル・クロー (Mandible Claw)

タイツの中などに隠し持っていた悪臭を放つ靴下「ミスター・ソッコ(Mr. Socko)」を右手に装着して相手の口の中に入れ、悪臭で失神させるという拷問技。

WWE年表

2018年
9月
PPV「ヘル・イン・ア・セル」のセル・マッチ(レインズvsストローマン)に特別レフェリーとして出場。途中、勢いでカウント3を叩いてしまう大失敗をやらかす(カウント2.9だったことにしてトボける)。
2017年
3月
団体側から手渡された「HHHとステファニーに対する謝罪声明」を読み上げるが用紙を破り捨ててあくまで抵抗。直後に登場したステファニーからGM職を解雇される。
3月
コミッショナーのステファニーより「今夜中にWWEスターのうち1名を解雇しなさい」と命じられ、悩んだ結果ステファニー自身を解雇すると発表。夫HHHが登場して自身の解雇やWWEで働く子供たちの将来を盾に脅されるが、ミスター・ソッコをHHHの口に突っ込んで抵抗をアピール。
1月
RAWの運営を巡ってコミッショナーのステファニーと意見が合わなくなり始める。
2016年
11月
ストローマンに惨敗したゼインと再戦を巡って対立。スマックダウンへの放出も匂わせるなど拒否を続けたものの最後は折れてPPVでの再戦を認める。
7月
ブランド分割前最後のRAWに登場。新生RAWのコミッショナーに就任したステファニーからRAWの新GMに任命される。
4月
PPV「レッスルマニア32」にストーンコールド、ショーン・マイケルズと共に「レジェンド・トリオ」として登場。シェイマスやバレットにマンディブル・クローを喰らわせる。
3月
PPV「レッスルマニア32」でレスナーと対戦するアンブローズに、自身の代名詞でもある凶器「有刺鉄線バット」を贈呈。
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