PPV エクストリーム・ルールズ 2015

(更新日:2015年5月17日)

会場:イリノイ州シカゴ

シカゴ流ストリート戦 アンブローズvsハーパー

反則なし、場外カウントアウトなしの一戦。ステージからバックステージに移動して闘う二人。ハーパーが駐車していた車で逃走を図り、アンブローズが助手席の窓に上半身を突っ込んだところで急発進。行方不明になり試合は続行してるが実況しようがなく中断。

今日も口論している権力者チーム

建物の外に出たアンブローズとハーパーを捜索するようケインに命じるHHH。シカゴの街中で何をするか分からん。早く見つけてくれ。

ここでロリンズがやって来る。睨み合う二人を諭すHHH。お前たちは仲間同士だ。ロリンズは今日が初の王座防衛戦。失敗は許されない。ガキみたいなケンカをしてないで冷静になれ。

しかしロリンズ、前回スマックダウンでなぜ俺をリング内に戻したんだ、と敗北の要因となったケインの行動を問いただす。お前を援護しただけだと反論するケイン。また口論に発展した二人を止めるHHH。今回はロリンズに一理ある。ケイン、お前は最近自らを誇示することを考えすぎだ。いざこざはもう十分だ。門番に任命したことを俺に後悔させるな。

門番に任命してもらったことは光栄だ、感謝している、とケイン。期待は裏切らない。ここで二人に約束する。今夜俺は団体の利益を一番に考える。

ケツにキス戦 ジグラーvsシェイマス

ドルフ・ジグラー ○ (フォール) ● シェイマス
※丸め込み。

敗北が信じられず、目を見開いて驚くシェイマス。試合の再開を訴えるなど往生際が悪く抵抗。お前が決めた試合だろ、俺だってイヤなんだと言いつつ、リング中央でノリノリになりながらタイツを悩ましく脱ぎ始めるジグラーに場内大歓声。ジグラーのお尻に顔を近付けるが直前で何度も逃げて決心がつかないシェイマス。

ようやく観念してお尻に顔を近づけ……たかと思ったところでジグラーの急所にローブロー。さらにはブローグ・キックで失神させてジグラーの顔を自らの尻になすりつける。言っただろ、ジグラーは必ず俺のケツにキスするってな。場内大ブーイング。

タッグ王座戦 セザーロ&キッドvsニュー・デイ(キングストン&ビッグ・E)

最近の不人気っぷりがこの日も爆発していたニュー・デイ。対照的にセザーロ組にはベビーフェイスのような大歓声が送られる。

コフィ・キングストン ○ (フォール) ● セザーロ
※タイツを掴んで反則丸め込み。セザーロ組は防衛に失敗。ニュー・デイが新王者に。

ニュー・デイ、バチが当たる

タッグ王座を獲得したニュー・デイの三人にルネがインタビュー。喜びを爆発させてるところに車が突っ込み、ハーパーが車内から放り出される。驚くニュー・デイがハーパーを立たせているところに車の天井からアンブローズがダイブ。ハーパーは逃げてニュー・デイの三人がぶっ倒される。

シカゴ流ストリート戦 続き

ディーン・アンブローズ ○ (フォール) ● ルーク・ハーパー
※ダーティー・ディーズ。

ロシアン・チェーン戦形式US王座戦 シナvsルセフ

試合中、「ラナを出せ」チャントが発生。気を良くしたラナがエプロンに立って手を振るも、人気に嫉妬したか怒ったルセフがラナに退場するよう命令。渋々帰っていくラナ。

ジョン・シナ ○ (タッチ完了) ● ルセフ
※4つのコーナーにタッチ完了。シナは王座防衛に成功。

ディーバ王座戦 ニッキーvsナオミ

ニッキー・ベラ ○ (フォール) ● ナオミ
※ラック・アタック。ニッキーは王座防衛に成功。

ラナしょんぼり

試合に負けたのはお前のせいだ! とラナを責めるルセフ。ラナしょんぼり。行ってこい、分かってるな、行ってくるんだ! と命じられてラナが向かった先は権力者の控室。

ラストマン・スタンディング戦 レインズvsビッグ・ショー

ロマン・レインズ ○ (10カウント) ● ビッグ・ショー
※大巨人を実況席の下敷きに。

「こんな決着は見たことがありません!」と叫ぶ実況陣。しかし数年前の世界王座戦でアルベルト・デル・リオが今回と全く同じパターン(=大巨人を実況席の下敷きにして身動きできなくする)でラストマン・スタンディング戦に勝利している。

バックステージ

入場ゲートへと向かうケインにオートンが近づく。あんたとは長い付き合いだ。一緒に闘ったこともある。出世のためにマスクを脱いで権力者に従ってるが、権力者はあんたを駒としてしか見ていない。用が済めばゴミのように捨てられるぞ。俺はあんたの本性を知っている。自分を見失うな。

ボーリーブ不発

突然ボー・ダラスが登場。シカゴは汗臭さで全米1番だなどと会場をバカにした後、いつもの決めゼリフを叫ぼうとしたところでライバック登場。ミートフックとシェルショックで成敗される。

シナとルセフの抗争、まだ続く

ルセフがインタビューを受けているところにラナ登場。どうなった? と確認するルセフ。決定よ、とラナ。次回PPV・ペイバックでシナと再戦。試合形式はアイ・クイット戦よ。喜ぶルセフ、次はシナをギブアップさせてやる、と叫ぶ。

金網戦形式WWE世界王座戦 ロリンズvsオートン

終盤、ロリンズをダウンさせたオートンが扉から脱出しようとするが、門番のケインが扉を開けず阻止。ケインと口論しているオートンの背後からロリンズがドロップキックを狙うが、オートン逃げて扉に直撃。扉を押さえていたケインは場外に転落。ロリンズとオートンの二人が扉から脱出しようと小競り合いをしているところに怒ったケインが扉を叩きつけて二人まとめて吹き飛ばす。

キレたケイン、スーツを脱いで金網の中に侵入。ドサクサに紛れて侵入してきたJ&Jの二人をまとめてチョークスラム。倒れている二人のうちロリンズに近寄りチョークスラムを狙うケイン。しかし矛先をオートンに変更し、チョークスラムで叩きつける。

オートンがダウンし邪魔者がいなくなったロリンズ、ゆっくりと扉から脱出しようとするが、そのロリンズも捕まえたケインはチョークスラム。ダウンする二人のうちロリンズの腕をつかみ、オートンの身体に乗せてからリングを降りようとするケイン。しかしカウント2でオートン返す。

再びキレたケインはオートンを抱えるが、体勢を入れ替えたオートンがケインにRKO。その背後からロリンズがオートンに逆RKOを放つ。

セス・ロリンズ ○ (脱出成功) ● ランディ・オートン
※扉から脱出。ロリンズは王座防衛に成功。
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