RAW #1130 RAWリユニオンで再びスティングが降臨
(更新日:2015年2月7日)
会場 テキサス州ダラス
シナ、運命をファンに握られる
オープニングでレスナーとヘイマンが登場。前回RAWでやられたため激怒しているレスナー。ヘイマン恒例の挨拶をさせず、マイクを奪ってロリンズを呼び出す。しかし出てきたのはHHH。気持ちは分かる。調印式で恥をかかされたからな。しかし先に手を出したのはお前だろう。だからロリンズを一方的に責めるな。
そのHHHにレスナー、何のために出てきたんだ、闘う気があるのか、と敵意むき出しで近寄ろうとする。やめろ!彼に手を出すのはダメだ!とヘイマン必死にレスナーをなだめる。
ここでステファニー、ケイン、ビッグ・ショーが入場。冷静になりなさいと告げるステファニー。私に敵意はない、穏便に行動しろ、とレスナーをなだめるヘイマン。しかしHHHを睨みつけたまま戦闘態勢を止めないレスナー。
ここでロリンズがスクリーンに映し出される。野蛮だな、今夜試合をしなくてもPPVで出来るだろ、とロリンズ。今から大人の交渉をするから待ってろ、とロリンズをお子ちゃま扱いするヘイマン。愛犬を放し飼いにしてるとレスナーに潰されるぞ、彼に任せたら多くの負傷者が出て団体は大損害だぞ、とHHHに助言。
ここでシナも登場。レスナーとロリンズはPPVで闘えばいい。それよりも権力者に話がある。昨年俺を仲間に勧誘して失敗したよな。それ以降、あらゆる策で俺を追い出そうとしている。しかし無駄だぞ、嫌がらせをすればするほど俺は燃える。解雇された3人を復職させてみせる。燃えカスの灰みたいなHHHたちはもう権力者とは呼べない。
ステファニーが反応。昔のシナは逆境に燃えて結果を出した。でも今のシナは違う。ファンの期待を大きく裏切った。私たちを復帰させた張本人でしょ。バカにしたいなら勝手にしなさい。3人が解雇されたのはあなたのせいだから。
ロリンズも呼応。アンタは負け犬で失敗続きだ。先週も仲間の復職に失敗した。PPVでも勝てるわけがない。レスナーと俺で1つだけ一致しているのは、シナの時代が終わったということだ。
それでもシナはPPVでの勝利を宣言。もし王者になったら解雇された3人を復職させろ、とHHHに直訴。お前は先週その賭けに失敗してるじゃないか、でもいい、あと1回だけチャンスをやる。今夜試合に勝てば3人を復職させてやる。しかしお前が負けたら復職させないだけでなく、お前のWWE王座挑戦権を剥奪する。それでもいいのか?
シナが返答に窮しているのを見て、結論はファンにアプリ投票で決めてもらう、と宣言するHHH。
ブライアンvsワイアット
※レフェリーの目を盗んでケイン介入 → シスター・アビゲイル。
試合後、ケインがチョークスラムで追撃。
バックステージ
HHHの控え室にnWoのTシャツを着たケビン・ナッシュとスコット・ホールがやってくる。親友たちとハグするHHH。さらにショーン・マイケルズが登場。HHHのスーツ姿を見て「ビンスみてえだな」。
さらにはXパックも登場…かと思ったらXパックがもう1人登場。最初に登場したのはミズドウだった。似てるから雇うぜと言うXパックを「こいつは俺の代役だ」とミズが拒否。さっさと着替えてこい、とミズドウに命令。最後までノリノリでXパックの真似をしてるミズドウに失笑する一同。
ウルフパックのポーズをして媚びを売るミズ。しかし全員から相手にされず、ミズは寂しく去っていく。「ひどい番組だな」とナッシュが呟き、「恥ずかしい」とHHHが嘆いて一同笑う。
レジェンドたちの討論会
ホーガン、フレアー、マイケルズによる討論会。
今夜の投票について、HBKとホーガンは「イエス」、フレアーは「ノー」。その後、ロイヤルランブル戦を制した経験のある3人がランブル戦の思い出についてそれぞれ語る。
今年のランブル戦を制するのは誰かの予想。HBKは「ワイアット」、ホーガンは「ブライアン」、フレアーは「アンブローズ」を推す。
ここでビッグ・ショー登場。この中で俺を選んだ奴はいなかった。なぜなら俺に嫉妬しているからだ。この大巨人を排除できる選手などいない。あんた達はさっさと老人ホームに帰れ。
突然スーツを脱いだフレアーがノリノリで大巨人に水平チョップ。さらにロープへ自ら走って次の攻撃を狙うが、大巨人のKOパンチで失神。お前らが調子に乗せるからだ、と大巨人がファンを非難してるところでレインズ登場。大巨人と睨み合った後、パンチとクローズラインで大巨人を場外に落とす。
投票結果の発表
85パーセントがイエスに投票。3人の復職をかけて闘え、という結果に。どうなろうとも俺は闘いたい、とシナ。
アンブローズvsバレット
※ダーティー・ディーズ。
キングストン&ビッグ・Evsセザーロ&キッド
※丸め込み。
RAWリユニオン:nWo登場
ナッシュ、ホール、Xパックの3人がnWoのTシャツを着て登場。俺たちに会いたかったんだろ、とホール。月曜の視聴率戦争は俺たちがキッカケだ、とナッシュ。偉大なことは全てnWoが始まりだったんだ。
Xパックが語り始めたところでアセンションの二人が登場。3人を老いぼれと称し、俺たちの時代だと豪語。場内はnWoチャント。
ホールが楊枝をコナーの顔面に投げつけ、アセンションの二人は激怒。しかしnWoの三人はヘラヘラ笑いながらナメまくり。ここでなぜか実況席のJBLが「レジェンドに敬意を払えないのか、ふざけるな」と激怒して立ち上がり、スーツを脱いでアセンションを挑発。俺の知ってるレジェンドも呼んでおいたと告げる。シャツを脱いだJBLが下に着ていたTシャツは「APA」のロゴ入り。そして登場したのはAPAのパートナー、ロン・シモンズ。場内は大「APA」コール。
nWoとAPAに囲まれ絶体絶命のアセンション。さらに流れてきたのはニューエイジ・アウトローズのテーマ。天を仰ぐアセンション。ロードドッグが喋り倒しながら入場し、レジェンドたちが集うリング上に、このバカたちは誰が連れてきた?と言うやいなや殴りかかって大乱闘。スラムとキックでコナーを場外に落とし、孤立したビクターを見てニコニコ笑顔のJBLが右腕を回してウォーミングアップ。自らロープの反動を利用して強烈なクローズライン・フロム・ヘルを叩きつけ、JBLニンマリ。
バックステージ
HHHとステファニーがシナの対戦相手を発表。ドラマーにドラムロールを叩かせ、ロリンズの名を呼ぶ。
叩くのを止めたドラマーに「なぜ止めるんだ、まだ発表は終わってない」。再びドラムロールの後、ビッグ・ショーを追加。またドラムロールを止めたドラマーに「まだだ」。そしてケインを追加。
今度は叩くのを止めないドラマーに「なぜ止めないんだ」「あんたはクビよ」と追い払う権力者夫妻。
ペイジ&ナタリヤvsアリシア&サマー
※PTO。
ルセフvsトゥルース
※アコレード。
バックステージ
入場しようとするロリンズにレスナーが近付く。俺はプロのファイターだから今夜は手を出さない。今夜お前がシナを始末してくれることを願う。そして日曜はお前を確実に叩き潰してやる。
ジェイvsミズ
※スプラッシュ。
ハンディ戦 シナvsロリンズ&ビッグ・ショー&ケイン
終盤、ボコボコにやられたシナにロリンズがカーブストンプを見舞う態勢に入ったところで、スクリーンにスティングが映し出される。ロリンズたちは唖然。場内は大歓声。
やがて場内が暗転し、ステージ上に姿を現したスティング。HHHたちを指差して挑発。HHH、大巨人、ケインがスティングと睨み合い、ロリンズも呆気に取られながらスティングを見つめる。その背後をシナがつく。
※丸め込み。解雇された3人の復職が決定。
シナは客席に飛び込んで大喜び。HHHは大激怒。スティングは部外者だから今のは無効だ、とHHHは叫ぶが、観客はノーの大合唱から「スティングを出せ!」チャントに。
ここでレスナーが登場。待ってくれ、俺のせいじゃないんだ、とうろたえるロリンズに飛びかかりボコボコに殴りまくるレスナー。大巨人とケインが制止するが、レスナーは二人に次々とF5。その隙を見て逃げ出したロリンズ。ビッグ・ショーの巨体をも投げきったことで「恐ろしい」と声を震わせる解説のブッカーT。