RAW #1133:ブライアンとレインズ、関係が険悪に…

(更新日:2015年3月24日)

会場 オハイオ州立大学

レインズ、たぶん素で笑う

オープニングはレインズが登場。ランブル戦の優勝者である俺は祭典でレスナーの王座に挑戦できるはずだったが、権力者の意見は違ったらしい。俺では力不足だと言う。しかし俺は次回PPVでブライアンに勝ち、祭典でレスナーにも勝って王者になる。邪魔する奴らには全てスピアーだ。

続いてブライアン入場。落ち着け。争いに来たんじゃない。感謝するために来たんだ。先週のロリンズ戦、お前が大巨人をスピアーで吹っ飛ばさなければ俺は負けていたかもしれない。だから感謝している。次回PPVは俺とお前の闘いだ。お前は俺よりもデカい、パワーも俺よりある、ルックスは互角かな(観客から「ノー!」でレインズおもわず吹き出す)、しかし俺はレスラーとしてならお前より上だ。

ここで権力者夫妻が大巨人&ケインを引き連れて入場。2週間前、PPVでの対面をスティングに呼び掛けたが今も返答がない。スティングよ、今夜中に返答しろ。それともスティングは臆病者なのか、とスティングのことばかり喋るHHH。あなた達二人は精神的肉体的な苦痛を我々に与え、恥をかかせた。罰として大巨人&ケインとタッグ戦を組んだわ。今すぐ試合をしなさい、と命じるステファニー。

ブライアン&レインズvsビッグ・ショー&ケイン

ダニエル・ブライアン ○ (反則) ● ビッグ・ショー
※場外で暴行。

レインズに椅子攻撃を仕掛ける大巨人。しかしスーパーマンパンチでレインズ逆襲。椅子を奪い取ってボコボコに大巨人を殴る。レインズの背後からケインが襲撃。レインズを救出しようとブライアンが対角線ミサイルキックを放つが、ケイン逃げてレインズに誤爆。顔を蹴ったな、とブライアンを突き飛ばすレインズ。わざとじゃないのが分からないのか、と睨み返すブライアン。

仲が良いな、と笑い飛ばすHHH。そんなお前らにもう1試合だ。相手は大巨人&ケイン、そしてJ&Jセキュリティーに、ロリンズだ。

ライバックvsロリンズ

ライバック ○ (反則) ● セス・ロリンズ
※護衛2名の乱入。

試合後、3人を相手に暴れるライバックだが、ロリンズのカーブストンプを喰らって万事休す。

ペイジvsブリー

ペイジ ○ (フォール) ● ブリー・ベラ
※ランペイジ。

ルセフ&ラナの「シナを称える会」

PPVでシナと戦える事は光栄だ、と殊勝なラナ。WWE史上最高の選手であるシナのキャリアを振り返りましょう、と映像を流す。映像はシナがボコボコにやられまくったり、アクシデントで負傷したシーンばかり。

散々挑発してるところでシナ入場。首や足を骨折し、両方の腕も手術した。何度も負傷したがその度に戻ってきた。次回PPVではお前に敬意というものを教えてやる。老いぼれがお前をシバく。

挑発合戦の末に場外乱闘となり、隙をついたルセフがシナの負傷している右目をサミングで突き、壁に叩きつけて吠える。

ジグラーvsワイアット

ブレイ・ワイアット ○ (フォール) ● ドルフ・ジグラー
※シスター・アビゲイル。

ヘイマン、挑戦者候補者をけん制

レスナーとヘイマンが登場。いまNBCのニュースキャスターが虚偽報道問題で騒がれているが、アメリカでは彼以上の嘘つきがいる。レインズとブライアンだ。彼らは次回PPVで直接対決し、勝者が王者に挑戦する。しかしレスナーに勝てると言うのなら大ウソつきだ。征服者に勝てると本気で思っているのか。

キングストン&ビッグ・Evs宇宙兄弟

試合中、またもスターダストがエプロンから離れて退場を始める。ゴールダストは戻るよう促すが、スターダストは聞く耳持たず。

コフィ・キングストン ○ (フォール) ● ゴールダスト
※丸め込み。

バックステージ

ルネがブライアンにインタビュー。レインズと口論していたが共闘できるかとの質問に、あれは事故だ、レインズも頭に血が上ってたんだろう。共闘できるさ。

ここでレインズも加わる。もちろん共闘する。権力者たちは共通の敵だ。奴らを排除してから俺たちの問題にじっくり取り組もう。いずれにせよ俺たちは次回PPVで闘うんだからな。

バックステージ

興奮しているスターダストに怒り口調でスターダストが近付く。いい加減にしろ。ゴールダストではなくダスティンとして言うぞ。お前は俺の弟だ、コーディ。その兄を突き飛ばしたスターダストが反論。その名前で呼ぶなと言っただろ。コーディは死んだんだ。俺はスターダスト。

スティングの心理戦にHHHが腰を抜かす

HHHが一人でリング上に立つ。俺は20年間WWEで過ごしてきた。どこにも移籍せず、この団体に全てを捧げた。その団体を1人の男が壊そうとしている。スティングだ。あいつはWCWの顔だった。WCWの崩壊には俺も絡んでいる。あれから14年も経って、奴はようやく復讐する決心がついたらしい。奴の行動は男らしくない。腰抜けだ。スティングと違って俺は本物の男だ。次回PPV、正々堂々とリング上で俺と向き合え。二度とWWEに顔を出さないと誓うなら、お前のプライドを傷つけずに解放してやる。俺は忍耐強いが、2週間も返答しないせいで我慢の限界だ。スティング、今すぐ回答しろ。

場内が暗転し、カラスの鳴き声が響く。客席にスポットライトが当たり、スティングらしき物陰が映るもすぐ暗転。四方の様子を伺うHHHの背後にスティングの影武者が突如出現。あまりの急展開にリング上で腰を抜かしてしまうHHH。スクリーンにスティングの映像、そして「受諾(I ACCEPT)」の文字が映る。次回PPVでのスティング登場が決定。

ウーソズvsセザーロ&キッド

前週のダブルデートが失敗に終わって以降、良好な関係だったナオミとナタリヤの仲も悪くなってしまった両チーム。セコンドについたナオミとナタリヤは場外で口論する場面も。

タイソン・キッド ○ (フォール) ● ジェイ・ウーソ
※レフェリーの死角をついてセザーロがコーナー最上段のジェイを突き落とす。

2015年WWE殿堂者、3人目の発表

殿堂入りの3人目として、ウーソズの実父でもあるリキシが発表される。現役時代の映像が流され、巨尻を顔面にこすりつけられる「スティンク・フェイス」を何度も浴びたブッカーT、「俺は祝福しねえぞ」と半分冗談。

ミズドウvsシン・カラ

自分の試合なのにアピールさせてもらえず、ミズに睨まれて大人しく入場するミズドウ。

試合中、優勢になったミズドウに「水を持ってこい」と命じるミズ。仕方なく従って水を渡すが、「開けてくれないか」と再び命令。怒った観客が「クリーブランドの田舎者」とミズを馬鹿にするチャント。ミズはマイクで「コロンバスよりマシだよ」と返し、観客ブーイング。

ミズのフィニッシュである4の字固めに入ろうとしたミズドウを見て慌てたミズ、エプロンに上がってマイクで叫ぶ。「やめろ! それは俺の技だ。奴の足を離せ」。睨み返すミズドウに、「その目は何だ、元の自分の技で戦え」とミズ。「(四の字固めって)元はフレアーの技じゃ…」と正論を言っちゃう実況席。

シン・カラ ○ (フォール) ● ダミアン・ミズドウ
※丸め込み。

まだ続いてるアクセル劇場

今日も愚痴るアクセル。俺はランブル戦に敗退してない。みんな、引き続き俺を支持してくれ。どんどんツイートするんだ。ハッシュタグは「アクセルマニア」だぞ! そして今夜も対戦相手としてアンブローズ入場。

ディーン・アンブローズ ○ (フォール) ● カーティス・アクセル
※ダーティ・ディーズ。

試合後、IC王座に挑戦することを再び宣言するアンブローズ。しかし王者バレットが今夜もスクリーンに登場してアンブローズの挑戦を却下。お前は狂犬。挑戦する資格などない。

ハンディ戦 ブライアン&レインズvsビッグ・ショー&ケイン&ロリンズ&J&Jセキュリティー

試合が始まる前から集団攻撃する権力者チームの5名。試合が開始され、レスナーの真似をしてブライアンをジャーマンで投げ続けるロリンズ。ケインのチョークスラムで投げ落とされたブライアンをレインズがなんとか救出するが、大巨人のKOパンチを喰らって失神。次回PPVにも祭典にも出場させないぞ、とブライアンに告げてから実況席のテーブルで何かを仕掛けようとする権力者チーム。

ここでライバック、ジグラー、ローワンが救援に駆けつける。大巨人、ケイン、ロリンズが呼応し、場外乱闘。リング上はJ&Jセキュリティーの2人とブライアンのみ。逆襲のブライアンがランニング・ニーを狙っているところで復活したレインズがブライアンの背中をタッチして強引に交代。

ロマン・レインズ ○ (フォール) ● マーキュリー
※スピアー。

試合後、口論するブライアンとレインズ。お前は場外で寝てただけだろ、俺が1人で戦ったんだ、と怒るブライアンがレインズを突き飛ばす。しかしロープの反動を利用してレインズがブライアンにスピアー。観客席からブーイングに混じって「イエス!」のチャントも。

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