RAW #1146:ブライアン、負傷悪化によりIC王座を返上

(更新日:2015年6月1日)

会場:オハイオ州シンシナティ

久々登場のHHHがケイン&ロリンズを一喝

オープニングではCOOのHHHが3週間ぶりにRAW登場。最近続いているケインとロリンズの内輪もめにオカンムリの様子。早速二人をリングに呼び出す。

先に登場したロリンズ、HHHに訴えかける。ケインは俺の足を引っ張ってばかりだ、俺を王座から陥落させたいらしい、あんたが不在の間はケインに何度も暴行された、もはや運営部長にはふさわしくない、老いぼれを楽にしてやる頃じゃないか。

続いてケイン登場。お前をチョークスラムで地獄に送ってやろうかといきなりロリンズを脅すケイン。なだめるHHH。

口論が止まらない二人を一喝したHHH、まずケインに説教。私情を挟まず足並みを揃えろ、ロリンズが王座を失ったらお前も運営部長の座を失うかもしれんぞ。途中で口を挟んだロリンズに「黙れ!」と怒鳴った後、再びケインに語りかけるHHH。納得できないなら今ここで友好的に訣別しよう。

無言のケイン。それは納得したということだな、じゃあ協力してやっていこうと諭すHHH、ケインvsレインズ、ロリンズvsオートンの2試合を発表。

オートンとの試合を告げられ顔が引きつるロリンズに代わってマイクを持った護衛のジェイミー、大事な試合の直前だというのに危険な試合を組むなんてお気楽すぎます、と団体のボスにクレーム。ジェイミーを睨みつけたHHH、ジョーイと組んだハンディ戦でアンブローズと闘うよう命令。地元シンシナティ出身アンブローズの対戦が決まって大喜びの観客と、頭を抱える護衛2名。

ハンディ戦 アンブローズvsJ&J

ディーン・アンブローズ ○ (フォール) ● ジェイミー・ノーブル
※ダーティ・ディーズ。

ジグラーvsバレット

キング・バレット ○ (フォール) ● ドルフ・ジグラー
※ブル・ハンマー。

試合後、次回PPVで対戦するシェイマスがジグラーにブローグ・キック。

ファンダンゴvsローワン

エリック・ローワン ○ (フォール) ● ファンダンゴ
※フルネルソン・バスター。

US王座戦 シナvsネヴィル

ジョン・シナ △ (無効試合) △ ネヴィル
※ルセフ乱入。

試合後、ルセフのスーパーキックからアコレードでシナ失神。

レインズvsケイン

レインズが入場している最中にケインが襲撃。場外乱闘の末、最後はレインズがケインにスピアーを決める。

ブリーvsタミーナ

タミーナ・スヌーカ ○ (フォール) ● ブリー・ベラ
※ヘッド・ノック(スーパーキック)。

モノマネ版メガパワーズ結成

ホーガンをパクった「アクセルマニア」を続けるアクセルに対抗し、ホーガンのライバルだった「マッチョマン」ランディ・サベージのモノマネをしたマッチョ・マンドウとして登場したサンドウ。入場テーマ曲もサベージの「威風堂々」。

マンドウがサベージのフィニッシャーであるダイビング・エルボーに行こうとしたところでアセンションの二人が登場。バカな二人の懐かしいモノマネじゃねえか、レジェンドをマネたところで人気者にはなれねえぞ、と罵倒してからマンドウを襲撃。しかし反撃したマンドウ、ビクターをボディスラムで投げてからダウンしていたアクセルを起こし「いけ、とどめだ!」と指示。気合を入れたアクセルがホーガンのフィニッシャーであるレッグドロップ。

さらにマンドウがコーナー最上段からダイビング・エルボーを落とそうとしたところでコナーがビクターを救出し場外へ退避。リング上ではマンドウとアクセルが握手で共闘。

ブライアン、苦渋の決断

前回PPV「エクストリーム・ルールズ」を体調不良によるドクターストップで欠場したブライアンが登場。リング上でマイクを持つ。

欠場中に何度も病院で検査を受けていたと報告するブライアン。試合をすることが楽しく、声援を受けるのが嬉しい。ファンはもう随分と長い間俺を支持してくれている。だからこそ昨年ステファニーにWWE世界王座を剥奪されファンを失望させたのは悲しい思い出だ。しかしステファニーの決断は正しかったんだ。長期欠場では王座防衛もできない。闘う王者にはなれない。だから今夜、ファンのみんなに直接話をしにきた。神妙な表情のブライアンに観客は「ノー!」チャント。

先週MRI検査を受け、復帰まで数週間か数ヶ月か、あるいは二度と闘えない可能性もあると言われた。闘えない以上、俺が王座を持っているわけにはいかない、他の選手たちに王座を闘って奪い合って欲しい。だから今夜正式にIC王座を返上することにした。

「ありがとうダニエル!」チャントが響く中、「とんでもない、感謝してるのは俺だよ」と告げてからリング中央にIC王座のベルトとマイクを置き、去っていくブライアン。

セザーロvsビッグ・E

セザーロ ○ (フォール) ● ビッグ・E
※丸め込み。

ワイアット、リング上で演説

ライバックは医師から復帰不可能と告げられたが、運命に逆らって復帰した。まさに英雄。逆境を乗り越えたのは認めるが、俺と向き合ったことはない。お前は邪魔だ。ビッグ・ガイではなくバッド・ガイが勝利するのを見せてやろう。

ここでライバックが登場しワイアットと乱闘。スパイン・バスターでワイアットを叩きつける。

オートンvsロリンズ

ランディ・オートン ○ (反則) ● セス・ロリンズ
※J&Jの乱入。

3人でオートンを暴行しているところにケインが登場。場外で椅子を持ってロリンズたちを睨むが、構わずオートンへの暴行を続行するロリンズたち3人。ケインはその様子を眺めるのみ。

ここでアンブローズとレインズが登場し、護衛2名を排除。オートンも含めて3人に囲まれ絶体絶命のロリンズ、アンブローズからダーティ・ディーズを食らう。場外で椅子を持ったまま動かないケインを挑発するためアンブローズがロリンズを立たせ、今度はレインズがスピアー。さらにオートンもRKO。ボコボコにされるロリンズ。しかしケインは動かず。

最後はリング内の3人が潰し合い、今回も最後はアンブローズが一人勝ちで地元ファンにアピール。

スポンサーリンク

WWE HOLIC
SNSで当サイトの記事更新情報を配信しています。 プロフィール】【Facebook
ページ上部へ戻る