RAW #1147:ラナ、ルセフを捨ててジグラーに色仕掛け

(更新日:2015年6月12日)

会場:バージニア州リッチモンド

ステファニー、祭典以来の登場

オープニングはHHHとステファニーの権力者夫婦が登場。前夜のPPV結果を受けてご機嫌な二人。ロリンズの防衛を褒め称え、彼こそがWWEの未来だと明言。敗れたオートン、レインズ、アンブローズの3名は王座挑戦の資格を失ったと宣言する。

さらにリング上には前回RAWでブライアンが返上したIC王座ベルト。空位となったIC王座を決めるため次回PPVにてエリミネーション・チェンバー戦による王座決定戦を行うと発表。6人が出場すると発表した直後にシェイマスが登場。

IC王座戦は必要ない、とステファニーに語るシェイマス。俺は誰にも達成できなかったことを成し遂げた。あのイエス旋風を止めたんだぞ。ブライアンに引導を渡し葬ったのは俺だ。褒美をくれよ。俺をIC王者にすべきだ。

次にライバックが登場。ブライアンは強い心の持ち主だ。俺たちと違ってブライアンは小柄だが、あんたよりは男らしいぜ。あんたは小柄な男が好きらしいが、今日はビッグ・ガイと闘え。

一触即発となった二人に対し、次回PPVのチェンバー戦に出場するよう命じるステファニー。それとは別に今夜闘え、とHHHが付け足す。

ライバックvsシェイマス

シェイマス ○ (フォール) ● ライバック
※ブローグ・キック。

アンブローズにイヤミは通じない

控室の権力者夫妻にケインが近づく。前夜のロリンズは成長していた、とケインが認めたところでシャンパンを手にしたロリンズ登場。祝杯だと言いながら全員に酒を回す。

そこへアンブローズ登場。前回の対戦で自分が勝利したこと、前夜のPPVで自分が負けていないことを理由に次回PPVでの王座戦を要求するが、お前は列の一番最後だから当分無理だ、と笑うロリンズ。権力者夫妻はケインに後を任せて去る。

WWE世界王座への挑戦者は王者に一任することになった、とケイン。チャンスは当分来ないぞ、オートンとレインズにもそう言っておけ、と笑いながら去るロリンズ。

ケインに対して、まるで去勢された飼い犬だな、と言い放つアンブローズ。悪魔のお気に入りが今では使用人か。ベアラーやテイカーが泣いてるぜ。二度と家族の名を口に出すな! と怒るケイン、今夜ワイアットと闘うことを命令。

あいよ、と軽い感じで承諾したアンブローズ、ケインの持ってたシャンパンを奪って飲み干してから去る。

NXTでの因縁再燃

リングに登場したネヴィルがルネからインタビューを受ける。世界のあちこちを転戦したがWWEは最も最高の舞台だ。俺は決して体格に恵まれていないが、上空から獲物に襲いかかる。

NXTから昇格して環境が変化したことにはもう慣れたか、と質問されたところでダラスが登場。ネヴィルの身長が低いことをバカにしながらリングイン。俺がNXT王者になったときの相手はお前だったな、とネヴィルも言い返す。

乱闘になり、ダラスが場外に落とされたところで対戦相手のバレットが登場。ダラスは実況席でゲスト解説として迎えられる。

ネヴィルvsバレット

キング・バレット ○ (フォール) ● ネヴィル
※ブル・ハンマー。

試合後、ダラスがリングインしてネヴィルの負傷した左ヒザを攻撃。

ルセフとラナの亀裂、決定的に

ルセフがリングに登場し、前夜の試合結果について語る。俺は降参していない。降参したのはラナだ。シナ、試合の続きをやるから今すぐ出てこい!

しかし登場したのはラナ。来るなと命令しただろう、俺に逆らうのか、と怒鳴るルセフにビビることなくリングインしたラナ、観客のあなたに対する誤解を解きたいのよ、と語る。あなたを信じていた。デビューからずっと一緒。あなたならシナに降参と言わせることが出来ると本気で信じていた。しかし違った。残念だけどそれが人生よ。私はあなたを守りたかっただけ。

お前が俺を助けるだと? お前はみじめで情けない、と罵倒するルセフを制止するラナ。あなたは大声で叫んでた。痛がるあなたを見ていられなかった。ブルガリア語で何度も何度も「降参する!」と叫んでたじゃないの。

降参していたことを暴露されて慌てるルセフ、ウソつき女! と再びラナを罵倒。お前はもう必要ない。足手まといだ。出ていけ! 今すぐ地元に帰れ!

リング上でルセフが罵倒を続ける中、無言で退場していくラナ。

アンブローズvsワイアット

ブレイ・ワイアット ○ (フォール) ● ディーン・アンブローズ
※J&Jの介入からシスター・アビゲイル。

タッグ王座戦 ニュー・デイvsセザーロ&キッド

ニュー・デイ △ (無効試合) △ セザーロ&キッド
※複数チームの乱入。

試合後、ルチャ・ドラゴンズ、ロス・マタドール、アセンション、プライムタイム・プレイヤーズの4チームが次々と乱入。次回PPVでのチェンバー戦に出場すると思われる6チームが出揃う。

USチャレンジ、初めてシナがボコられる

前夜に防衛成功したシナが今夜も挑戦者を募る。登場したのはNXT王者のケビン・オーエンズ。しばし口論の後、不意打ちでオーエンズが奇襲。ポップアップ・パワーボムでシナを倒した後、USベルトを踏みつけてNXTベルトを誇示。

ジグラーvsスターダスト

前夜のシェイマス戦で頭部から大流血し、12針縫ったジグラー。

ドルフ・ジグラー ○ (フォール) ● スターダスト
※ジグザグ。

試合後、次回PPVでのIC王座戦出場についてジグラーが語っているところにラナが登場。ニヤニヤしながらしばらく見つめ合った後、ラナから近寄ってキス。「もう1回!」チャントに応えて再びキスするラナとジグラー。

怒りの形相でルセフが登場。ジグラーに暴行を加えてからラナに詰め寄る。凛とした表情でルセフを睨んでいたラナ、ルセフの罵倒に我慢できず強烈なビンタ1発。ルセフが怒り狂った背後からジグラーがジグザグ。ラナを笑顔でエスコートしながら退場するジグラー。また女たらしキャラ復活なのか。

ファンダンゴ&ライダーvsハーパー&ローワン

エリック・ローワン ○ (フォール) ● ザック・ライダー
※フルネルソン・バスター。

ステファニー、ベラ姉妹を分断する

リングに入場しようとするベラ姉妹をステファニーが呼び止める。ブリーに対し夫ブライアンの体調を心配してると告げ、WWEが大事にしているのは選手の健康維持だから今夜ブリーにはカウンセリングを受けてもらう、従ってニッキーの試合のセコンドにはつけない、と伝える。ニッキーはタフだから一人でも大丈夫よ。

ディーバ王座戦 ニッキーvsナオミ

ニッキー・ベラ ○ (反則) ● ナオミ
※タミーナの乱入。

試合後、ナオミとタミーナがニッキーを暴行しているところに欠場していたペイジが登場して救援。ナオミたちを場外に蹴散らす。ようやく立ち上がったニッキーもランペイジで叩きつけたペイジはベルトを掲げてアピール。

オーエンズ、次回PPVに登場決定

HHHと話し激励されていたオーエンズにルネがインタビュー。何を話していたのか質問されたオーエンズ、次回PPVでシナに挑戦することをHHHが同意したと語る。シナはリング上で失神した。チャンプはあそこにはいない。チャンプはここだ。

ロリンズ祝勝会

リング上にはレッドカーペット。ステファニーにコールされてWWE世界王座を防衛したロリンズが登場。

NXTで初めて見た時から注目していた、とHHH。前夜の最後、自分の技であるペディグリーで勝利したのには鳥肌が立ったぞ、と喜ぶ。

正直な気持ちをロリンズに伝えてやれ、とマイクを渡されたケイン、今までいろいろあったが王座防衛を祝福する、おかげで俺もクビにならずに済んだ、贈り物がある、と言って自身が編集したというロリンズの映像を流す。良い出来じゃないか、とHHHに褒められるケイン。

続いてJ&Jのジェイミーが祝辞。ジョーイも何か伝えたいことがあるみたいですよ、とマイクを渡す。感極まった表情のジョーイ、ようやく何か話そうとしたところでアンブローズが登場。

権力者チームのいるリングに単独で乗り込んだアンブローズ、俺と闘うチャンスをやるぜと上から目線でロリンズに対戦要求。ロリンズは当然却下。ステファニーにも挑戦する資格はないと告げられる。

やっちまいなさい、とステファニーに命じられ、着ていたスーツの上着を脱いでからアンブローズに襲いかかるロリンズとJ&J。しかし全員を蹴散らしたアンブローズ、実況席の横に用意していたブロックの上にロリンズを固定し、対戦を認めないなら椅子で攻撃するぞと権力者夫妻を脅す。やめて! とステファニー、脅迫に屈してアンブローズの王座挑戦を認める。再び乱闘となり、最後はロリンズがアンブローズをペディグリーで仕留める。

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