RAW #1213:新王者ベイラー、負傷により無念の王座返上
(更新日:2016年9月2日)
会場:ニューヨーク州ブルックリン
なんという不運
番組冒頭、前夜のPPV「サマースラム」で行われたWWEユニバーサル王座の初代王者決定戦において、ベイラーが試合中に肩を負傷していたことが実況陣から発表される。
場外でのロリンズのパワーボムで防護壁に投げつけられた際、ベイラーが右肩を脱臼した映像が流される(この後、ベイラーは脱臼した肩を自分自身で入れて試合を続行した)。MRI検査の結果、手術と半年間の休養が必要だと診断され、ベイラーが王座返上を申し出たので受諾した、とのGMフォーリーのツイートも紹介される。
リング上に登場したステファニーとフォーリーが新王者ベイラーを呼び込む。右腕を固定したベイラーがユニバーサル王座ベルトを持って登場。
昨夜、俺は不可能を可能にして王者となった。しかし犠牲も払った。WWE、同僚たち、そして人生最大の試合を闘ったセス・ロリンズ、何よりファンのみんなに感謝している。今から王座を返上するが心配しないでくれ。怪我を治して闘える準備が整ったら復帰して王座を取り戻す。
ベイラーの肩にかかった王座ベルトを譲り受けたフォーリーは、ベイラーの肩を抱いて称える。
スポンサーリンクなぜ自分のものだと思ったのか
ベイラーが退場するところでロリンズ登場。高笑いしながらベイラーを一瞥してリングイン。
ベイラーのことは本当に残念だが、もう終わったことだ、とロリンズ。真の勝者が誰だったか分かっただろう(場内大ブーイング)。ステファニーもいるし、新王座のベルトもここにある。祝勝会をしようじゃないか。
ここでゼイン、ジェリコ、オーエンズ、エンツォ&キャス、レインズが次々と登場。ベルトに挑戦させろとステフやフォーリーに詰め寄る。自分がベルトをもらえるものだと壮大な勘違いをしていたロリンズは憮然。
混乱を収めるためフォーリーが解決策を発表。ここにいる全員に王者の資格はある。来週のRAWで新王者が誰かを決めよう。まずは試合を闘ってもらう。
ゼイン vs ロリンズ
※ペディグリー。ロリンズは王座決定戦に出場決定。
ネヴィル vs オーエンズ
※変形ネックブリーカー。オーエンズは王座決定戦に出場決定。
レスナーへの処罰を示唆
ステファニーが前夜PPVでのレスナーvsオートン戦についてインタビューを受ける。
兄のシェインがレスナーに襲撃されたことについて「兄がツイートで語った通り、レスナーは一線を越えた。この報いは受けてもらう」と語る。
キャス vs ルセフ
※試合放棄。キャスは王座決定戦に出場決定。
女子部門に新たな選手が登場
シャーロットとデイナが登場。昨夜は世界最高の女子アスリートが私だということを証明した、と自画自賛のシャーロット。父にもデイナにも頼ってない。私一人で達成したのよ。昨夜サーシャは腰を負傷して泣いてた。彼女に女子部門は任せられない。再び私が最高の政権を築く。
二人がリングを下りようとしたところでGMフォーリー登場。俺からも祝福の言葉を贈ろう。昨夜サーシャと君は女子部門のレベルを上げてくれた。サーシャは腰の怪我が完治したら再戦権を行使すると言っていた。
再戦してもまた腰を破壊してやるわ、と余裕のシャーロット。昨夜は頑張り過ぎたから今夜は休んでもいいかしら。どうせ私と闘える相手なんて誰もいないしね。
待ってくれ、とフォーリー。今夜はベイラーの王座返上という悲しい出来事があった。苦渋の決断だった。一方で喜ばしいこともあったんだ。新時代にふさわしい新人をRAWは獲得した。紹介しよう。女子部門に仲間入りする新メンバーだ。
登場したのはベイリー。PPV「バトルグラウンド」でサプライズ出場したが、今回ようやくNXTから正式に昇格した模様。
信じられないわ、と喜ぶベイリー。この日をずっと夢見てた。良かったら契約を祝ってハグしてくれないかしら、と言ってフォーリーとハグ。
シラけた表情で見てたシャーロット、彼女はディーバ革命の時にNXTに残留した落ちこぼれよ、とベイラーを罵倒。ハグとヘアバンドのサービスだけで昇格したの?
シャーロット、あなたを尊敬してるわよ、とベイラー。あなたを邪魔してのし上がろうとは思ってないけど、あなたを倒して女子王座を手に入れるわ。覚悟しておいてね。
夢や希望を語れば実現すると思ったって無理よ、とシャーロット。王者と闘いたいなら行列の最後尾に並びなさい。それに私は今夜コスチュームを着ていない。でも私の弟子には「常に闘いに備えよ」と教えてるわ。戸惑って何かを主張するデイナに「黙りなさい」と告げるシャーロット。
いいアイデアだな、とフォーリー。ベイラーの長年の夢が叶う時が来た。RAWでのデビュー戦を組もう。相手はデイナだ。
ベイリー vs デイナ
※ベイリー・トゥ・ベリー。
ダッドリー・ボーイズ、WWEを退団
ダッドリー・ボーイズの二人が登場。1年前、この会場で俺たちはWWEに復帰した。20年間全力で闘ってきた。この1年も全力で闘った。今が潮時。ハードコアの同志たちよ、俺たちは今日で引退する。ファンには心の底から感謝している。(実際には現役引退ではなくWWEとの契約を解除しての退団)
ここでシャイニング・スターズの二人(プリモ&エピコ)が登場。聞いてられんな。引退するらしいから餞別を用意した。プエルトリコ行きのエコノミー航空券だ。料理もビーチも最高、世界最高級の老人ホームもあるぞ。
話し続けるプリモ&エピコをダッドリーズが襲撃。観客のリクエストに応えて3D、急所頭突き。最後にテーブル葬へ行こうとしたとことでギャローズ&アンダーソンが乱入。マジックキラーで二人を叩きつける。
レインズ vs ジェリコ
※スピアー。レインズは王座決定戦に出場決定。