RAW ＃1217：ロリンズ、結果的にレインズ救出でベビーフェイス転向？
（更新日：2016年10月1日）
会場：テネシー州メンフィス
レインズ、チャンスをもらう
レインズが登場。前週のRAWで試合中ルセフに介入され、ユニバーサル王座への挑戦権を逃した。
ブーイングが飛び交う中、レインズが何かを喋ろうとしたところでステファニー登場。大暴れしたい気持ちは分かるけど私には責任がある。フォーリーと相談した結果、いいアイデアがあるわ。
続いてフォーリー登場。先週ステファニーはシンガポールに出張していた。前回RAWが混乱したのは俺にも責任がある。指示を無視してメイン戦に乱入が相次いだ。俺の指示に背いた者は2人。ロリンズとルセフだ。彼らを対決させる。
それは結構なことだが俺はどうなるんだ、と納得いかないレインズ。3週間前はHHHにハメられ、先週はルセフだ。あんたの腰抜けな夫はともかくルセフは今夜も会場にいるんだろ。
あと6日待ってくれたらルセフと闘わせてやる、とフォーリー。次回PPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」でUS王座戦だ。
その試合は私が必ず実現させるわ、と断言するステフ。珍しく親切だな、とレインズ。
ステフはウソをつかない、とフォーリー。俺が今夜ここにいるのは彼女のおかげだ。俺は職務を果たす。しかし命令に背いた奴らは気に食わなかった。お前たちのせっかくの好試合を台無しにした。周囲の人間に尋ねたよ。「なぜレインズにブーイングが飛び交うんだ？」ってな（釣られた観客がブーイング）。
俺たちはRAWファミリーの一員。スマックダウンと視聴率を競っている。我々が負けたら、ステファニーは安泰だろうが俺たちは違う。役立たずの俺はクビだろう。俺は何年も団体を離れていたが今回再び機会をもらった。リアリティー番組も放送されている。でも負けたら全てが終わりだ。だから俺も本気を出す。自分の使命を果たさねばならん。
あなたをGMに選べたことを誇りに思うわ、とステフ。それで今夜はどうするの？
今夜レインズはオーエンズと再戦してもらう、とフォーリー。「え？」という表情のステフ。
フォーリーとステフが何やら話しているところでオーエンズ登場。マジかよフォーリー、ジョークだろ？ 解雇されたら芸人でもなるつもりか。俺は先週レインズを2回も倒した。今夜は休養させてもらうぜ。日曜に王座戦を控えているからな。俺はメイン戦に出るが、レインズは出ないからな。ステフ、どうなってるんだ？
フォーリーの言った通りよ、とステフ。今夜あなたはレインズと闘ってもらう。ただし王座戦ではないわ。
王座は賭けないが、金網の中で闘ってもらう、とフォーリー。
ジェリコの用件は？
バックステージで話すステフとフォーリー。PPVの6日前だというのにオーエンズを金網で闘わせるの？ とステフ。黙認してくれて感謝するよ、とフォーリー。
そこへ怒鳴りながらルセフがやって来る。レインズと俺が王座戦？ 今夜はロリンズと対戦だと？ あんたはルセフ家が羨ましいのだ。フォーリー家は惨めで憎み合ってる。
俺の家族がどうだろうと決定は変わらんぞ、とフォーリー。日曜はレインズとUS王座戦だ。そして今夜のロリンズ戦はすぐ始まるぞ。
ルセフが去った後、フォーリーの携帯に電話。どうやら電話の相手はジェリコ。
ロリンズ vs ルセフ
デイナ、また余計なことを言う
控室で前回RAWでの試合映像を見ているフォーリー、シャーロット、そしてデイナ。女子王座挑戦者決定戦の決着で、サーシャとベイリー両者の肩が付いていると映像を見ながら指摘するデイナ。同時フォールで引き分けだから挑戦者はサーシャではないわ、と異議を唱えるシャーロット。
いい考えがあるわ、とデイナ。今夜の私たちのタッグ戦を中心して、サーシャとベイリーを闘わせ、勝ったほうが女子王座に挑めばいいのよ。
デイナのおかげで良いアイデアが浮かんだ、とフォーリー。挑戦者を1人に絞ることはない。2人にしよう。サーシャとベイリーの両者を挑戦者として日曜の王座戦はトリプルスレット戦にしよう。ありがとうデイナ。
余計なことを言って不利になったデイナを怒ったシャーロットが突き飛ばす。
早くも火花
控室でサーシャに近寄るベイリー。PPVであなたと一緒にリングに立てるなんて嬉しいわ。昔みたいに3人一緒にね。
確かにNXTでは互いを限界まで高め合って歴史を作ったわね、とサーシャ。でもそれは昔の話よ。ここはRAW。先週私はあなたを倒したわ。
いえいえ、私があなたを倒したのよ、と笑顔のベイリー。だからトリプルスレット戦に変わったの。3人のうちの誰かが女子王座になるのよ。とにかく今夜はお互い頑張りましょう。
それ効果あるのか
バックステージで話し込むオーエンズとジェリコ。
フォーリーは俺のことが嫌いなんだ、とジェリコ。だから2週続けて俺たちに嫌がらせをしている。奴の嫌がらせは俺への腹いせだ。
そりゃひでえな、とオーエンズ。俺なんかPPVの6日前に金網戦だぜ。あり得ねえ。王者になって目の敵にされてる。無能だから命令に従わせてGMらしく見せたいだけだ。
奴は権力を乱用しているだけだ、とジェリコ。俺が手を打つ。フォーリーの悪行を書き出してリストを作るぞ。奴に叩きつけて恥をかかせてやる。
サーシャ＆ベイリー vs シャーロット＆デイナ
※フロントキック。
今度こそ決定的な亀裂
ステファニーの控室に呼ばれたロリンズ。歓迎するステフに対し、あんたのオフィスは懐かしいなと語るロリンズ。あの頃は良かった。しかし今は混乱している。訳を聞かせてくれ。なぜオーエンズに王座を渡したんだ。
4ウェイ戦の件は夫が勝手にやったことなの、と弁明するステフ。私はあなたを応援してたわ。過去のことは忘れて前進しましょう。
隠そうとしても無駄だ、と笑うロリンズ。俺は事実を知ってる。面と向かって俺に理由を打ち明ける度胸がないのか。
知らないことは何も喋れないでしょ、とステフ。でもオーエンズの言った通りかもしれない。WWE世界王座はスマックダウンに移動した。それはあなたのせいよ。サマースラムでもあなたはベイラーに負けた。夫はシールドの中からあなたを選んだ。メンツを潰されて怒ってるんだわ。多分ね。
あんたら夫婦はPPVで目にすることになる、とロリンズ。俺はオーエンズを倒してリング上から奴を見下ろす。あんたらは間違った男を選んでしまった、また俺が必要だと気付く。そうでないなら、俺はあんたにとっての悪夢になる。俺は制御不能の王者になる。あんたの手の内はよく知ってるからな。もう俺を操ることは出来ないぞ。
私を脅してるの？ とロリンズを睨むステフ。夫がした件は知らなかった。でも今なら彼に賛成する。オーエンズは王者に値する。オーエンズはRAWの先陣に立つ人物。オーエンズはロリンズに代わり団体のエースになるべき男。全てイエスよ。
いいや間違ってる、とロリンズ反論。あんたは優秀なビジネスウーマンだったが、今はどうかしちまったな。そう、シェインが戻ってからおかしくなった。
7番勝負第6戦 セザーロ vs シェイマス
※ニュートラライザー。セザーロは3勝3敗。
クルーザー級王座挑戦者決定4ウェイ戦 ケンドリック vs メタリック vs アレクサンダー vs スワン
今週からRAWでの放送が開始されたクルーザー級部門。出場者はブライアン・ケンドリック、グラン・メタリック、セドリック・アレクサンダー、リッチ・スワンの4選手。ケンドリックは以前WWEに所属していた（2009年に解雇されている）。他の3名は今回がWWEデビュー戦。
この試合での勝者は、クルーザー級トーナメントで優勝し王者となったTJパーキンスとPPVで王座戦を闘う。
※キャプテンズ・フック。ケンドリックが王座挑戦権を獲得。
金網戦 レインズ vs オーエンズ
試合後、ルセフが登場してレインズを攻撃。金網の中にレインズを押し込みオーエンズと共謀して攻撃。
最後はルセフがアコレードで絞り上げているところにロリンズが登場。金網最上段からの仰天ボディープレスでオーエンズとルセフの2人をなぎ倒す。
