RAW #1218:GMミック・フォーリー、板挟みで受難の日
(更新日:2016年10月7日)
会場:オハイオ州シンシナティ
US王座戦 レインズ vs ルセフ
前夜のPPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」でルセフを撃破し新王者となったレインズ。前王者ルセフは早くも再戦権を行使。
※レインズは王座防衛に成功。
フォーリー、意表を突く
GMフォーリーが登場。セザーロとシェイマスの7番勝負最終戦が不本意な終わり方で観客からもブーイングの飛び交う結末となったことで事情を説明。
スリリングで白熱した試合だったが最後はドクターストップだった、とフォーリー(セザーロは試合中に場外へのトペで頭から床に激突する危険な失敗を犯していた)。不本意ではあるが7番勝負の結果は引き分けとなる。
フォーリーから呼び込まれてシェイマスとセザーロが登場。「この7番勝負で肉体的な強さを見せつけた方に王座挑戦権を与える」と言ったよな、とフォーリーに詰め寄るシェイマス。強さを見せつけたのは俺だ、と互いに主張し口論を始めるシェイマスとセザーロ。
2人とも正しい、とフォーリー。互いに強さを見せつけた。どちらが勝者か敗者かの結論は出せない。だから両者に王座挑戦権を与える。2人同時に与えるぞ。共に闘え。目指すはWWEタッグ王座だ。(フォーリーの言い間違い。正しくは前夜から名称が変わったRAWタッグ王座)
当然ながら「こんな奴と組めるか」と怒り出すセザーロとシェイマス。文句を言うな! と制するフォーリー。お前たちの相手は次の試合の勝者だ。
RAWタッグ王座戦 ニュー・デイ vs ギャローズ&アンダーソン
※トラブル・イン・パラダイス。ニュー・デイが王座防衛に成功。
※試合動画が途中から白黒に変わるのは、コフィが流血したため。
そりゃ夫婦だもの
前夜のPPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」終了後、バックステージを歩くステファニーはインタビュアーにメイン戦の感想を問われ、「良い試合だった。ケビンを祝福したい」と上機嫌。リムジンで待っていたHHHとキスを交わしてから車に乗り込み帰路につく映像が流される。
一方、試合中に肋骨を痛めたロリンズは病院で肋骨にヒビが入っていると診断され、今夜の試合を欠場すると発表。
フォーリー褒め殺し作戦
控室で口論するセザーロとシェイマスを制止するためフォーリーがやって来る。
今からでも遅くないから決定を変更しろ、俺だけで試合をさせろと文句を言うセザーロとシェイマスに対して怒鳴るフォーリー。昨夜の試合で決めたんだ。お前らは期待以上の闘いぶりを見せ、俺や殿堂者たちを感動させた。しかし第8戦を組む気にはなれん。これ以上やるとどちらかが致命傷を負う。お前らには潰れて欲しくない。
お前らが組めばタッグ部門は活性化する。俺を信じてやってみてくれ。お前らは最高なんだよ。
セザーロ&シェイマス vs 無名タッグチーム
※シェイマスのブローグ・キック。
ケンドリックの怨念
前夜のPPVで王座防衛を果たし、今夜の試合でRAWデビューとなるクルーザー級王者のTJパーキンスにインタビュー。
1998年からの夢が叶った、とパーキンス。RAWで闘うことは王座を獲得したのと同じくらい嬉しい。
そこへ前夜も対戦したブライアン・ケンドリックが登場。その王座は俺のために復活したんだ。俺の物を奪ったのだ。王座もキャリアも俺のおかげ。今夜の試合をたっぷり楽しめ。次にリングで会った時は夢から覚ましてやる。
フォーリー、今夜もロリンズから罵倒される
バックステージを歩くロリンズにフォーリーが近付く。
オーエンズは許せない、俺は今からでもハイライト・リールに出る、とロリンズ。医師の許可が下りてないだろ、と制止するフォーリー。
昨夜ステファニーはHHHと話してた、これは何か裏がある。ミック、あんたはステフの操り人形みたいだ、と罵倒してから去るロリンズ。
パーキンス vs トニー・ニース
クルーザー級王座トーナメントに出場して話題となったトニー・ニースもパーキンスと共に今夜がRAWデビュー戦。
※ニー・バー。
いよいよ本性を現し始めたか
ステファニーの控室にフォーリーが乗り込む。
俺はあんたを信じてたのに、とフォーリー。昨夜のメイン戦、俺はセザーロの様子を確認するため控室にいた間にジェリコが乱入した。あんたは絶好のタイミングでレフェリーを送り込み、オーエンズは勝った。HHHの車に乗り込む映像も見たぞ。「うまくいったわ」と答えてたな。どういうことか説明してくれないか。
夫は仕事の後で私を迎えに来てくれたのよ、とステフ。PPVを見逃したから私に様子を聞いてきた。だから「PPVはうまくいったわ」と答えたのよ。メイン戦を仕切るのは誰の仕事なの? コミッショナーの私じゃないわよ。GMであるあなたの仕事でしょ。セザーロたちの体を心配するのは結構だけど、あなたは医者なのかしら? あなたがすべきことは冷静に考えること。私を非難することじゃないでしょ。
悪かった、と謝罪するフォーリー。GMの仕事は続けたい。
RAWのGMでいたいのなら、ふさわしい仕事をしなさい、と一喝するステフ。あなたがバカみたいな陰謀説を鵜呑みにしたらロリンズはどう思うかしら。彼を放っておいたらオーエンズたちを襲撃するわよ。誰がロリンズを守るの? 仕事をしなさい。雇い主は私よ。
ジェリコ失言で赤っ恥
ジェリコのトークショー「ハイライト・リール」。
「ジェリコのリスト」にロリンズも加わったぜ、と笑うジェリコ。哀れなことに奴は再び負傷した。俺は過去17年間、一度も怪我したことはない。ロリンズはこの1年で2回も故障者リスト入りしている。ロリンズに怪我を負わせた今夜のゲスト、俺の親友を呼び込もう。
ジェリコに紹介されてオーエンズ登場。お前は究極の王者だ、親友として誇らしい、と喜ぶジェリコ。
俺こそドラフトで1位指名されるべきだった、とロリンズ。俺はロリンズに代わるべき男。今は俺がエースだ。俺は昨夜ロリンズを負傷させたが罪悪感はない。因果応報だ。確かにロリンズは危険な男。シナの尾骨を折り、スティングやベイラーをも負傷させた。その危険な男を俺は倒した。俺こそがWWEで最も危険な男だ。
ここでロリンズは登場。しかしセキュリティーにリングインを制止される。エージェントやGMフォーリーも登場してリングに行かないようロリンズを説得。
そいつを早くつまみ出せ、とオーエンズ。診断書には「オーエンズにやられて闘えない」と書いてるんだろ。早く帰れよ。鍛え直して病院で寝てろ。スタッフの制止に従い、リング上を睨みながら退場するロリンズ。
ロリンズが帰って不満か? とジェリコが観客を煽っているところでエンツォ&キャスが登場。お前らはリスト入りだ、と記録を始めるジェリコ。
リストの名前を毎日チェックしてるのか、お前はサンタクロースか? とキャス。そうかもな、お前のヒザに乗ってやろうか? と挑発に乗って答えたジェリコ、何かに気づいて顔を曇らせる。
いま何て言った? とキャス。「何も言ってない…」と小声になるジェリコ。お前のヒザに乗ってやると言ったよな? 「言ってない」
普通、サンタのヒザに乗るのは子供だ。あんたは俺のヒザに乗ると言った。「お前の顔にパンチしてやると言ったんだ」
さっきジェリコは俺のヒザに乗ると言ったよな? と観客に確認するキャス。観客、大ボリュームで「イエース!」
俺がお前らを殴ってやる、と怒るオーエンズ。お前らと闘う気はあるが残念ながら試合が組まれてない。悪いな。
さっきバックステージであんた達と試合しろとフォーリーから言われたぜ、とキャス。
エンツォ&キャス vs オーエンズ&ジェリコ
※パワーボム。