SMACKDOWN ＃893：ジグラー、次戦のIC王座戦に負けたら引退すると宣言
（更新日：2016年10月11日）
会場：オハイオ州クリーブランド
ワイアットを探せ！
オートンとワイアットの心理戦応酬。今回もオートンがリング上でワイアットに語りかける。お前は常に不意打ちばかりだが、それはお前自身が恐怖に脅えているからだ。お前にとっての恐怖は俺だろう。心理戦や奇襲はもういい。度胸があるなら俺という恐怖と向き合ってみろ。
場内暗転し、ワイアットがスクリーンに登場。ヘンゼルとグレーテルの物語を知ってるだろう。森の中で迷子になった2人の子供は、目印としてパンくずを小道に残す。今夜は俺が道標を置いておこう。それは我が家ではなく、内なる監獄へと導く目印だ。俺を叩きのめしたいのならこっちに来るがいい。
映像が消え、バックステージに向かって歩き出すオートン。
8人タッグ戦 スレイター＆ライノ＆アメリカン・アルファ vs ウーソズ＆アセンション
※変形ボストン・クラブ。
ニッキー＆ナオミ vs ナタリヤ＆カーメラ
※丸め込み。
同郷だったらもっと仲良くしなさいよ
地元クリーブランドに凱旋し、王者である自分を祝うミズとマリースは、観客席の最前列にジグラーの両親を発見。世界クラスの負け犬を育ててしまって気の毒だ、と両親に毒を吐いたところで息子のジグラー登場。
同じくクリーブランド出身のジグラー、俺のことは構わんが、両親や友人やこの街を侮辱するのは許さないと憤る。何度も何度もズル勝ちして王座を汚した。せいぜい騒いでろ。
リングを下りようとするジグラーを引き留めるミズ。ズルしたなんて記録は残ってないぞ。俺は様々な王座を手にした。映画スターで美しい妻もいる。だがお前はどうだ。ひたすら負け続けてるじゃないか。いつ連敗は終わるんだ。自分のキャリアが恥ずかしくないのか。最近のお前は何一つ成し遂げていない。哀れだな。そんなキャリアなど捨ててしまえ。俺は今からハリウッドで祝賀会だ。じゃあな。
ミズの言葉に怒るでもなく襲撃するでもなく、深刻な表情で黙って聞いているジグラー。ミズはリングを下りてジグラーの両親に「誇らしい息子だな」と嫌味を言って去ろうとする。
待てミズ、とリング上で引き留めるジグラー。お前は正しい。俺はリングで闘うためだけに生きてる。幾ら努力しても何も得られない時がある。「なぜ毎晩闘うんだ」と家族や友人やファンに聞かれる。偉大なスターになることを夢見てたし諦められない。ミズ、もう一度その王座に挑戦させろ。お前は王座を賭け、俺はキャリアを賭ける。
ステージ手前の花道でジグラーの話を聞いていたミズ、キャリアを賭けると言ったか？ と突っ込みを入れる。負けたらRAWやNXTに移籍なんてことでは済まないぞ。WWEを去るということだ。
俺はキャリアを賭ける、と涙目で繰り返すジグラー。王者になるか、辞めるかだ。どちらにしても惨めな人生から抜け出せる。
この手でお前に引導を渡してやる、と不敵に笑って王座戦を受諾するミズ。
そんなのもういいから試合をしようや
試合に臨み入場するベッキーを背後からアレクサが襲撃。ベルトを誇示して「これは私にしか似合わない」と挑発。
ドリフのコントかよ
ワイアットを探してバックステージをさまようオートン。いかにもな雰囲気の怪しい控室。ドアを開けると中に潜むは羊マスクのローワン。しかしオートン、中には入らず。（ここまで日本未放送）
一方のワイアットは暗闇でオートンを挑発。価値ある男だと思ったが違ってたな。牙も毒もない臆病者だ。俺が期待した食物連鎖の頂点に立つ男はどこにいるんだ？
笑っているワイアットの背後に忍び寄る羊マスクの男。その正体はオートン。マスクを脱いでワイアットを襲撃し撃退したあと、再びマスクをかぶって歌い出す。「この世はすべて俺の手の中に」
WWE世界王座戦 スタイルズ vs アンブローズ
※丸め込み。スタイルズは王座防衛に成功。
ゲスト解説のシナは試合中にスタイルズとアンブローズの両者から殴られ、試合後両者をAAで叩きつける。ベルトを掲げて「チャンプはここだ！」といつもの決めゼリフ。
シナ、狂犬を批判
スマックダウン放送終了後のトークショーに出演したシナはアブローズについて語る。
アンブローズは俺を嫌いなようだが、俺は奴を気にもしていない。PPVで成り上がるか、それとも踏み台となるかのどちらかだ。奴はマネー権を獲得し、行使して王者となり、そして失った。シールドの一員として輝いてたこともある。他の二人、ロリンズとレインズはのし上がった。しかしアンブローズはくすぶっている。
試合内容は良い。でもそれならセザーロだって何度もやってる。アンブローズは努力を続ければ進歩するだろうが、発言には責任を持て。確かに俺は多忙であまり顔を出せないが、怠け者は奴のほうだ。奴は態度を改めないとくすぶり続けるぞ。
