RAW #1219:ジェリコ、ハリウッド俳優陣に口ゲンカで負ける

(更新日:2016年10月15日)

会場:カリフォルニア州ロサンゼルス

この時期「地獄」と口にしたらそうなる

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オープニングはレインズが登場。俺の一族は長年WWEで活躍してきたが、US王座を獲ったのは俺が初めてだ。

ここでラナが登場。私の夫があなたのUS王座に挑戦することを了承しなさい。あなたはさっき一族について語ってたけれど、私の家族に対する敬意がない。その証拠に先日、私と夫の結婚披露宴を台無しにしたわよね。何をニヤケてるのよバカタレ。笑い事じゃない。私の夫があなたを破壊して屈辱を晴らすわ。

そう興奮するなよ、と笑うレインズ。お前の夫にタマがあるなら俺に直接言えと伝えてこい。

ふざけたこと言わないで! と下ネタに怒るラナ。あんたなんか地獄に落ちなさい!

ここでルセフ登場。リング下に降りたレインズと場外乱闘を繰り広げ、最後はレインズを観客席に蹴り落とす。

リングに落ちていたUS王座のベルトを拾い「これは俺のものだ!」と誇示しながら退場するルセフとラナ。しかし観客席から回り込んだレインズが背後から襲撃し、ステージ上でパンチ。

ぶっ倒れたルセフを見下ろしながらレインズが語る。俺が地獄に落ちるならルセフとラナも一緒だ。再戦は受けてやる。ただし試合形式はヘル・イン・ア・セル戦だ。

パーキンス vs ケンドリック

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ブライアン・ケンドリック ○ (タップ) ● TJパーキンス
※キャプテンズ・フック。

ロリンズ、語る内容が少しずつ「いい人」にシフト

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マイケル・コールがロリンズにインタビュー。

脇腹の負傷について、「大した怪我ではないが今夜のRAWは欠場しろと医者から言われた」

オーエンズとの関係悪化について、「奴は俺を倒していない。HHHから王座を当てられただけ。俺は王座戦で完全にハメられた」

オーエンズが以前のロリンズと同じ道を歩んでいることについて、「成功する奴は他人から憎まれる。俺も大勢を敵に回し孤立した。奴は努力せずにのし上がった。チンケだが学校の先生には気に入られるタイプ。HHHに王座をプレゼントされた。俺は祭典で誰にも頼らず王座を奪った。何年も努力を積み重ねて自力で頂点に立った」

以前はHHHに師事していたことについて、「オーエンズは俺と入れ替わったと思っている。だが俺の代わりはいない。奴は歯車の一つだ。俺もそうだったから気持ちは分かる。しかし俺はもう目が覚めた」

前回PPVでジェリコに介入されたことと今後の対策について、「連中が何を仕組んだかは分かっている。ステファニーが絶妙なタイミングで代理レフェリーを投入した。オーエンズは抜け目なく立ち回った。俺だったとしてもきっとそうしただろう。再戦が認められたらオーエンズを潰す。俺が今もエースだと世界中の人間が思い知ることになる」

恐るべき「ジェリコのリスト」

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オーエンズがジェリコと共に登場。ロリンズのインタビューをさっき見たが、ロリンズは医者の忠告通り休んで完治するまで寝てろ、とオーエンズ。奴は何を血迷ったか再戦を要求してきた。なぜ奴に再戦の権利があるんだ。いろんな人間のせいにしてるが、結局のところ俺に負けた事実は変わらん。

なぜジェリコが俺の隣りに立っているか分かるか。親友だからという理由だけではない。俺とロリンズが再戦するとなったら優秀なレフェリーが必要だ。ぜひあんたに裁いて欲しい。

俺は高級なレフェリーのジャージを持ってはいるが、その前に大きな視点から物事を考えてみないか、とジェリコ。先週俺たちはエンツォ&キャスに完勝した。俺たちは最高のタッグチーム。二人でニュー・デイに挑もう。タッグ王座に挑むんだ。

それは名案だが、挑戦権はセザーロ組が持ってるぜ、とオーエンズ。

セザーロとシェイマスは友達ですらないじゃないか、と笑うジェリコ。よく考えろ、2人で歴史に名を残すチャンスだ。上手く行けばタッグ王座とユニバーサル王座の2冠だぞ。

難色を示していたものの、最後は承諾したオーエンズ。よし分かった、ニュー・デイから王座を奪おうぜ! と同意したところでニュー・デイ登場。

男同士の友情の話をしてるが、WWEで最強の友情と言えば俺たちだ! と叫ぶコフィに「お前はリスト入りだ!」と宣告するジェリコ。

王座への挑戦を勝手に決められたら困るな、今から王者の会議を開くが、ここで王者ではないのってジェリコだけだな、とビッグE。「俺を仲間外れにするのか、そんなお前はリスト入りだ!」とジェリコ。

それを聞いて笑ってたウッズをジェリコが脅す。「お前、笑ったな。いいのか? 本当にいいんだな? お前もリスト入りだ!」と宣告され、何故か慌てるウッズ。

WWEの盛り上げ役は俺たちが引き継ぐからお前らは引っ込め、今までよく頑張ったな、とオーエンズ。しかしウッズから逆襲の口撃を受け、「あいつをジェリコのリストに入れろ! 2回目だ!」と怒る。

お前らバカ2人が王座に挑みたいというなら叶えてやるぜ、とウッズ。俺たちは紳士だからお前らに着替える時間を与えてやる。

いい人ベイリー

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バックステージで談笑するサーシャとベイリー。シャーロットと女子王座戦をメイン戦で闘うなんてスゴいわ、とサーシャを称えるベイリー。トリッシュやリタの領域ね。

とても興奮してるわ、と喜ぶサーシャ。今までの努力は無にしない。女子王者になってやる。シャーロットはWWE史上最強の女子選手と言われてるらしいけど、世間は私の実力を過小評価してる。私は2度目の頂点を目指す。

本当は私がこの場で闘いたかった、とベイリー。でもあなたがこの場に最もふさわしい。必ず勝ってね。握手を交わす2人。

ジェリコのリスト、中身を暴露される

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バックステージでオーエンズ&ジェリコを待ち受けていたのは、コメディードラマ「ザ・ランチ」で兄弟役として共演し、私生活でも親友同士だという俳優アシュトン・カッチャーとダニー・マスターソン。どちらが真の親友同士かという話題でジェリコたちとSNS上でケンカしている。

よくもLAまでノコノコと来れたもんだな、と喧嘩腰のアシュトンを睨み付けるジェリコ。お前ら、ここに来たということは覚悟してるんだろうな。リストに入れてやるぞ!

そのリストを奪ったダニーがリストの中身を暴露。
「俺のスカーフをバカにした奴のリスト」
「俺をボン・ジョヴィとバカにした奴のリスト」
「祭典でファンダンゴに負けた奴の名前」
そんなこと書いてねえだろ! と否定するジェリコ。

そう言えば俺らの友情にケチつけてたな、とアシュトン。俺たちは兄弟同然。深い絆がある。

俺らだって双子同然だ、と反論するジェリコ。くっついて離れないぜ、とオーエンズの肩を抱く。つまらなさそうにしてたオーエンズ、「試合の準備をしてくる」と言って先に去る。

お前らとニュー・デイの試合をリングサイドで見てやるよ、と言ってからジェリコをおちょくるアシュトン&ダニー。

ニュー・デイ(E&ウッズ) vs オーエンズ&ジェリコ

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ビッグ・E ○ (フォール) ● クリス・ジェリコ
※ミッドナイト・アワー。

試合途中でロリンズが登場。試合後、ロリンズに付け狙われたオーエンズは親友であるはずのジェリコを見捨てて自分だけ逃亡。それを見たロリンズはリングインしてジェリコにペディグリー。

助けに行けずステージ上で悔しがるオーエンズを見て「親友なら見殺しにしないだろ」と罵倒するゲストのアシュトン&ダニー。得意顔のロリンズはニュー・デイの3人とハイタッチ。

喋りも達者な女王

シャーロットにインタビュー。

メイン戦で王座戦を闘うが、実力互角の相手との対戦で緊張するかと問われ、「何度も言ってるけど私は最も優れた遺伝子の持ち主。サーシャがメインを張れるのは彼女の実力ではなく私が相手だから。王座戦では常に最大の実力を発揮する。私は生まれながらの王者。私に叩きのめされると分かっているからサーシャは緊張してるでしょう。メディアに持ち上げられて浮かれてる彼女の自信を砕いてやる。そしてWWEの歴史から消してやる」

セザーロ&シェイマス vs 知らないタッグチーム

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シェイマス ○ (フォール) ● 知らない誰か
※ブローグ・キック。

ああー、また「地獄」と言ったな

バックステージを歩くロリンズにステファニーが近付く。試合中に乱入するなんてどういうつもり? とロリンズを非難するステフ。医師の許可が下りてないでしょ。
あんたの指図なんか受けねえよ、とロリンズ。誰も俺の話なんて聞かねえし。

私は聞いてるわよ、とステフ。インタビューで「自分は独りだ」と言ってたわね。その通り。デビューした時のことを考えてみなさい。シールドも権力者もいなかった。私たちのおかげでチャンスを得たけど今は孤立してる。あなたの代わりは幾らでもいる。

それは違う、とロリンズ。俺は他の連中とは別格。HHHが俺を裏切ったのは奴にとって人生2番目の悪い決断だった。最悪の決断よりはマシだけどな。

最悪の決断は何なの? と聞くステフ。あんたとの結婚だよ、とロリンズ。

もう一度俺に王座挑戦権を与えなければ、あんたは生き地獄を味わう。オーエンズとジェリコを道連れにして、俺の手でRAWを崩壊させてやる。

ただ負傷させたかっただけの前振り

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入場のためバックステージを歩くシャーロットとデイナがベイリーと遭遇。探検ごっこでもしてるの? とベイリーを子供扱いするシャーロット。いつか大人になったら私みたいにメインを張れるといいわね。さてメイン戦の時間ね、デイナ行くわよ。

シャーロットが先に去った後、今度はデイナがベイリーを挑発し、乱闘に発展。ベイリーにぶん投げられたデイナは足を負傷してシャーロットのセコンドに付けず。

RAW女子王座戦 シャーロット vs サーシャ

サーシャ・バンクス ○ (タップ) ● シャーロット
※バンク・ステートメント。サーシャが新王者に。

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サーシャ、試合後に感極まりながらコメント。

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