RAW ＃1223：オーエンズ、ジェリコ、レインズ、ストローマンが対抗戦出場決定
（更新日：2016年11月12日）
会場：コネチカット州ハートフォード
なぜお前が出てきた
オープニングはゴールドバーグが登場。観客の歓声に耳を傾け、話し始めたところで遮るようにヘイマンが登場。レスナーは気分を害している、とヘイマン。ゴールドバーグの名前を叫ぶのは止めろ。
ゴールドバーグに語りかけるヘイマン。私は君の能力を誰よりも高く買っている。でも、まさか君は私が今夜「味方」を連れずにこの会場へやって来たとは思っていないよな。
君はレスナーとの対戦が1勝0敗。しかしレスナーはテイカーの連勝記録を征服した。レスナーは決断したのだ。3週間後のPPV「サバイバー・シリーズ」まで待つ必要はないとな。
ヘイマンの呼びかけでレスナーのテーマ曲が流れる。臨戦態勢のゴールドバーグ。しかしレスナーは登場しない。
リング上で大笑いのヘイマン。引っかかったな。ここにいる全員、そして視聴者をダマしてやったぞ。君の子供もリングサイドでガッカリしてるようだな。PPVではもっとガッカリすることだろう。
怒ったゴールドバーグがヘイマンに詰め寄ったところでルセフ登場。何様のつもりだ。ヒーロー気取りの勘違い野郎で過去の男め。あんたは大昔、WCWで男たちを投げまくっていた。あんたの得意技、ジャックハマーとスピアーはどちらもパワーと爆発力が必要。今のあんたにその能力はない。ボコボコにされても立ち向かって闘うハートが今のあんたにあるのか。
レスナーは今夜この会場にはいない。代わりに俺が来た。あんたは恐怖で震えている。あんたは弱い男。俺は弱い男に容赦しない。破壊してやる。
突然ルセフがゴールドバーグの顔を殴る。顔面パンチを喰らったゴールドバーグは笑顔で受け流してから反撃。ジャックハマーでルセフを叩きつけてアピールした後、ヘイマンにスピアーを喰らわせる。
クルーザー級王座戦 ケンドリック vs パーキンス
※故意にリングに戻らず。ケンドリックは王座防衛に成功。
誰が半分に含まれるのか
バックステージでリングに向かう準備をしていたフォーリー。肩を叩かれて振り向くと立っていたのはストローマン。サバイバー・シリーズに出場させてくれ、とGMフォーリーに直訴。実力は証明したはずだ。俺は骨のある奴と闘いたい。望みが叶わないなら、控室にいる半分を今から叩き潰す。
そんな脅しで俺が怖がると思うか？ とフォーリー。正直言えばビビったが、そんな理由でお前の要求をのんだら他の連中に示しがつかない。そこで今夜バトルロイヤルを行う。勝者はチーム・RAWに入ってPPVの対抗戦に出場できる。PPVに出たいならバトルロイヤルで優勝しろ。チャンスは自分で掴み取れ。
ニヤリと笑って立ち去るストローマン。
チームRAW、3名が決定
フォーリーがリングに登場。昨夜のPPV「ヘル・イン・ア・セル」は素晴らしかった。みんなが力の限りに闘ってた。彼ら選手を誇りに思う。ただし、ジェリコとオーエンズは除いての話だ。セル戦では反則が有効だが、昨夜のセル戦は嫌な後味を残した。
ここでオーエンズとジェリコが登場。昨夜のどこに問題があったのか説明してくれよ。ドラフト1位の男を俺が倒したのが問題か。それともジェリコが檻の中に入ったことで怒ってるのか。俺が歴史を作ったことにあんたは怒ってるんだろ。俺は史上初めて、セル戦でユニバーサル王座を防衛した男になったからな。
俺たちを批判するよりも頭を下げてもらいたいな、とジェリコ。俺とオーエンズはチームワークの真骨頂を見せた。サバイバー・シリーズでRAWを勝たせたいなら俺たちの力が必要だろう？
サバイバー・シリーズでは皆が一丸となってチーム・スマックダウンと対戦しなければならない、とフォーリー。確かにお前ら2人はチーム・RAWに必要だが…
俺たちが必要だと言ったか、と笑うオーエンズ。その判断は正しい。俺たちはRAWのツートップ。でも本当は俺たちを認めたくないんだろ？ あんたは俺に嫉妬してるからな。
俺は昨夜、初めてのセル戦で勝者となった。一方のあんたがセル戦で有名になったのは毎回派手に負けてたからだ。（4敗してるんだぜ、とジェリコ）わーお、4敗もか。俺が今でも覚えてるのは、あんたがHHHと闘った最後のセル戦だ。会場はここ、ハートフォードだったな。悪臭漂う掃き溜めのような街だ。
才能があるのになぜあんな真似をした、とオーエンズを怒鳴るフォーリー。自力で勝てたはずだろう。全力で闘えば英雄になれたのに、お前はセル戦を台無しにした。俺はGMを任されてから自分を抑えることを学んだ。俺はお前らを推したがステファニーの意見は違った。彼女が望んだのはオーエンズのみ。ジェリコ、お前は違う。彼女は物凄く怒ってたんだ。お前の謹慎処分は俺が必死に止めたんだぞ。檻の中に入れるほどズル賢さがあるならチームの力になれる。そう俺が彼女を説得した。だからお前ら2人は必要だ。しかしもっと信頼できる奴も必要だ。あの男だよ。
登場したのはレインズ。俺を呼んでくれてありがとう。俺もバカっぽいハロウィンの仮装をしたかったんだが、ジェリコの衣装がなかったんだ。
呆然としたジェリコ。俺をコケにしたらどうなるか知ってるよな。いいのか？ いいんだな？ リストには入れないよ。お前はリストに入れる価値もない。お前はUS王者の価値もない。俺はカナダ人だからアメリカに関心もない。だが良いUS王者にはなれるぞ。今夜お前からUS王座を奪いたい。昨夜のルセフ戦でボコボコにされて疲れも残ってるし傷も癒えてないだろ。
身体は痛いがお前を黙らせるほうが先決だ、と凄むレインズ。その試合を正式に組む、と宣言するフォーリー。
PPV出場者決定バトルロイヤル戦
※ストローマンはチーム・RAW入り、PPV出場決定。
女王、チーム・RAW女子チーム主将就任
前夜のPPVで3度目の王座を獲得したシャーロットが登場。
昨夜私は自分の力だけで歴史を作った。史上初めて女子としてセル戦を闘い、3度目の女子王者として戻ってきた。サーシャは病院で見てるでしょ。負けるのは恥ずかしいことじゃないわ。私を限界まで追い詰めたけど、他の女子選手と同じ。いつでも2番手なのよ。
サバイバー・シリーズでは当然ながらチーム・RAWの主将を女王が務めることになる。チーム・スマックダウンを叩き潰してやる。ニッキー・ベラ、あなたがそっちの主将ですってね。警告してあげる。あなたを1年間の休場に追い込んでやる。反抗すれば永遠に復帰できないわよ。
私は業界の頂点に立っている。そっちの王者も聞いてるかしら。ベッキー、あなたのことよ。アレクサもカーメラも出てくるのかしら？
ところで、私のチームに足手まといがいるとフォーリーが言ってた。ハグ好きでハイタッチ好きなベイリーのこと。主将から言いたいことがある。出てきなさい。
足手まといと言われたベイリーが登場。呼んでくれてありがとう。昨夜のセル戦は見事だった。鳥肌が立ったし感動した。NXT時代、あんな試合を闘うことは夢に過ぎなかった。でも2人は夢を実現させた。女子王座の獲得おめでとう。
あなたが夢を見ている間に私は全てを成し遂げていくわ、と笑うシャーロット。
あなたのことは前から知ってるけど成功してから人が変わったわね、とベイリー。今のあなたは最低。あなたみたいな王者には絶対になりたくない。
私のような王者にはなれないわよ、とシャーロット。だって足元にも及ばないんだから。いつになったら分かるの？ ここはNXTではないのよ。ハロウィンの仮装みたいなコスチュームのあなたは女子チームの一員にはなれないわね。
みんな思ってるだろうけど、あなたの話にはウンザリ、とベイリー。またデイナと闘わせる気なんでしょ。自分勝手な女王様らしいわね。でもあなたの弟子は昨夜倒したわ。
あなたが闘うのはデイナじゃないわよ、と笑うシャーロット。呼び込まれたのはナイア。
ベイリー vs ナイア
※サモアン・ドロップ。
アメリカを敵に回す気か
バックステージでニヤニヤしているジェリコとオーエンズ。統一王座に世界王座、タッグ王座にIC王座。しかしUS王座は獲ったことがない、とジェリコ。俺たちは親友だろ。試合が終わったら俺たちはユニバーサル王者とUS王者だ。
楽勝だろ、とオーエンズ。US王座を獲ってカナダへ持ち帰ったら最高だ。そしたら名称をカナダ王座にしよう。
それで頼みたいのだが、お前が必要だ、とジェリコ。ああ、昨夜は援護してくれたもんな、任せろ、とオーエンズ快諾。
US王座戦 レインズ vs ジェリコ
※オーエンズの乱入。レインズは王座防衛に成功。
ジェリコとオーエンズが2人がかりでレインズを攻撃してるところでロリンズ登場。2人を排除し、ジェリコにペディグリーを狙うがオーエンズが救出して阻止。
リング上に残ったロリンズとレインズが見つめ合う。観客は「シールド！」の大合唱。
