RAW #1242:ステファニーとフォーリーの対立が深刻化、HHHとロリンズ対峙

(更新日:2017年3月28日)

会場:ミシガン州デトロイト

レスナー、精神的優位に立つ

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オープニングはレスナーとヘイマンが登場。

先週の光景は観客一人一人の脳裏に焼きついただろう、とヘイマン。あの未来の光景はレッスルマニアで現実となる。レッスルマニア当日、ゴールドバーグはダウンする。この数ヶ月、レスナーはゴールドバーグと対面する度にスピアーとジャックハマーを食らった。しかし先週は違った。ゴールドバーグはレスナーのF5でダウンしたのだ。

レッスルマニア当日、F5が再び炸裂し、ゴールドバーグの復活劇は根底から崩壊する。レスナーは頂点に上り、ゴールドバーグは地に堕ちる。

GMフォーリーに非情な命令

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控室で対面するフォーリーとステファニー。

最近私たちの関係はピリピリしてたわね、とステフ。レッスルマニアまで3週間しかなくて焦ってたのよ。感情的になったこともあったけど恨まないでね。あなたをGMに任命したのはファンやスターを大事にするからよ。でも度を越してしまうことも多い。それは上司の私の責任でもある。だから敢えてキツく言ったこともあった。

あなたがもっと上を目指すならボスである私から学んで欲しい。最初のレッスンよ。今夜中にRAWのスターを審査して、1人を解雇しなさい。残酷ではあるけれど心ではなく頭で考えるのよ。無能な人材は要らない。それが強いリーダーとしての意思表示になる。ビジネスに徹するのよ。できるかしら?

ああ、任せてくれ、と渋々同意するフォーリー。

サーシャ vs デイナ

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サーシャ・バンクス ○ (フォール) ● デイナ・ブルック
※丸め込み。

試合後、セコンドについていたシャーロットがデイナに激怒。あんたは恥さらし、弟子として失格よ。あんたとは縁を切る。

この言葉にキレたデイナがシャーロットに殴りかかり乱闘。中身のなかった師弟関係が終了。

オーエンズ宣戦布告

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オーエンズがリング上で語る。多くの人間が俺に腹を立ててるようだ。親友を襲ったとな。俺はジェリコを親友だと思ったことは一度もないし、ジェリコもそれは同じだろう。奴は俺に近づいて王座を奪おうとしていただけだ。だから奴が裏切るよりも先に俺が先手を打っただけだ。

「ファストレーン」ではジェリコのせいでゴールドバーグに負けた。しかしレッスルマニアでは俺が奴のUS王座を奪って仕返しをしてやる。

ジェリコ&ゼイン vs オーエンズ&ジョー

サミ・ゼイン ○ (反則) ● サモア・ジョー
※レフェリーの制止を聞かず攻撃。

戸澤&パーキンス vs ケンドリック&ニース

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トニー・ニース ○ (フォール) ● TJパーキンス
※丸め込み。

タッグ王座挑戦チーム決定戦 セザーロ&シェイマス vs エンツォ&キャス

シェイマス △ (無効試合) △ ビッグ・キャス
※ギャローズ&アンダーソンの乱入。

挑戦者候補の2チームを潰して意気揚々のギャローズ組。しかし怒ったGMフォーリーからレッスルマニアでのトリプルスレット戦を命じられる。

レインズ vs マハル

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ロマン・レインズ ○ (フォール) ● ジンダー・マハル
※スーパーマン・パンチ。

試合途中レインズの攻勢中に鐘の音が響き、アンダーテイカーの登場かとレインズが気を取られる。

HBKの助言をレインズ受け流す

試合後にマイクを握ったレインズ、「俺は準備万端だ、アンダーテイカー出てこい」と呼びかける。しかし登場したのはアンダーテイカーではなく、ミスター・レッスルマニアの異名を持つ「HBK」ショーン・マイケルズ。

会えて光栄だが、俺が呼び出したのはアンダーテイカーだ、とレインズ。

邪魔する気はない、とHBK。テイカーと先週何があったかは知ってる。数分前のことも見てた。鐘の音に気を取られていたな。忠告しておくが、今のお前は集中できていない。アンダーテイカーは早くもお前に心理戦を仕掛けている。レッスルマニアでお前を食うつもりだ。

俺を食うだと? とレインズ。そうはならない。1つだけ疑問がある。奴と闘うのはどういう感じなのか。しかし奴も俺との闘いに備えておいたほうが身のためだ。

お前のことは認めてるよ、とHBK。俺はお前の味方だ。そしてここはお前の庭。しかしお前も認めろ。俺がミスター・レッスルマニアだということをな。お前の両肩にプレッシャーがのしかかっているのが分かる。周囲の奴らはお前が失敗するのを望んでいる。俺も同じ経験をしてきた。お前とやり合うために来たんじゃない。俺はお前の味方だ。

助言には感謝するが、あんたはアンダーテイカーに負けて引退したよな。俺はアンダーテイカーに引導を渡す側だ。

何も言い返せないHBKを尻目に退場するレインズ。しかし花道でストローマンに襲撃される。

ベイリー vs ナイア

ベイリー ○ (反則) ● ナイア・ジャックス
※レフェリーの制止を聞かず攻撃。

フォーリーが解雇を宣告する者の名は?

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リング上のステファニーに呼び出され、解雇者を発表するためフォーリーが登場。

最初に聞いた時は何という辛い話だと思った、とフォーリー。しかし10分前、ある人物の名前が浮かんだ。発表する前に、君に伝えたいことがある。この機会をくれてありがとう。GMとしても人間がとしても成長できると信じるし、RAWにとっても良いことだと確信している。

やっと心でなく頭で考えるようになったのね、と喜ぶステフ。さあ、誰をクビにするのか言ってちょうだい。

慎重に考えた上で出した人物の名は、ステファニー・マクマホンだ。(観客大喜び。ステフ唖然)

あなたに私をクビにする権利はないわ、とステフ。冗談を言ってないでクビにする人の名前を言いなさい!

冗談ではない! とフォーリー。解雇する人物は君以外に考えられん。君はスターたちを奴隷のように扱う。みんな人間なんだ。半年前に君と話した時、HHHの行動に関与していないと誓っただろ。その言葉を俺は信じたが君は嘘をついた。嘘つきで悪者の君が去るべき人物なのだ。最初から君とHHHはグルだった。奴は創造者などではない。奴が創造しているのは自分が威張るための従順な兵隊だ。

望み通り悪者になって欲しいのかしら? とステフ。あなたは惨めで弱い人間。その度胸はあるの?

ここでHHH登場。お前は俺に感謝すべきだ。俺のビジネス感覚がレッスルマニア前に法的トラブルは避けろと告げてる。いま訴訟など起こされたくないからボロボロに悪化したお前の足をここで痛めつけることもしない。

お前が痛めつけるのか、それともサモア・ジョーにやらせるのか? とフォーリー。奴に何か吹き込んでるな。

お前を団体に呼び戻したくはなかったのだ、とHHH。俺がなぜ必死に若手を育てているか理由が分かるか? お前みたいな「過去の男」を見たくないからだ。俺ならお前など起用しない。でもステファニーは違った。彼女は寛大だからお前を起用した。お前は彼女のお気に入りだからだ。でも忠告してやる。あまり彼女を見くびるなよ。彼女は情に流されて仕事を忘れるような甘い人間ではない。彼女は父のビンスに鍛えられたビジネスマンだ。GMを辞めて世界を飛び回る仕事に戻るか? 自分の下らない武勇伝を語るだけの堕落した生活だ。

RAWのスターたちは俺を慕ってくれてる、とフォーリー。同時に羨ましくも思ってる。俺はお前に媚びる必要などないからな。俺にはお前も団体も関係ない。ボロボロの体で世界中を飛び回ってやるよ。お前は俺を哀れな男と思うだろう。でも俺は自分を誇りに思っている。

お前がその仕事で満足するなら構わんが子供たちはどう思うかな、とHHH。娘はWWEスターになる夢を持ってるし、息子はWWE本社で働いている。彼を職業安定所に連れて行くことになるよな。心が痛むか。子供たちの生活を父のお前が破壊するんだ。だからお前に教えてやる。尻尾を巻いてさっさとこの場から立ち去れ。今度からお前は猿のようにステファニーの言いなりになるんだ。分かったらサッサと去れ!

リングにマイクを置き、コーナーまで歩いて立ち止まり、何かを取り出す様子のフォーリー。ステファニーがスピーチを始める中、なかなかリングを降りようとしないフォーリーに苛立つHHH。

「早く消えろよ」と言いながらフォーリーに近づくと、隠し持っていたミスター・ソッコ(洗っていない靴下)を手にしたフォーリーが必殺のマンディブル・クローをHHHの口に突っ込む。悶絶するHHH。しかしステファニーが背後からフォーリーの急所を攻撃。

ダメージから回復したHHH、ダウンして呻くフォーリーを制裁しようと近づくが、ここでロリンズが松葉杖をついて登場。足が治ってないロリンズを見たHHHは余裕のたたずまい。しかしロリンズ、持っていた松葉杖を投げ捨てて完治をアピールし、リング内に飛び込んで乱闘発生。

ドロップキックでHHHを場外に蹴り落としたロリンズは咆哮。しかし松葉杖を手にして再びリングインしたHHHが形成逆転し、負傷していたロリンズのヒザに松葉杖を何度も叩きつけ、足への関節技でロリンズの脚を痛めつける。

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