RAW #1243:フォーリー解雇、オーエンズは若き日の姿を暴露される

(更新日:2017年3月31日)

会場:ニューヨーク州ブルックリン

フォーリー、GMとして最後の出演となるのか

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オープニングはGMフォーリーが登場。ポケットから用紙を取り出し、声明を発表。

「RAWのGMであることを光栄に思いつつ9ヶ月を過ごしてきた。HHH、ステファニーに心から感謝したい。先週その仕事を失いかけた。ミスター・ソッコをHHHの口に突っ込んだからだ。心から謝罪したい。レッスルマニア直前の時期にステファニーと内輪もめをして大舞台を汚したくない。WWEのため、レッスルマニアのため、自分自身の精神安定のために俺は休職する」

このメモを読めと言われたが、俺の31年間がこれか! そう言って用紙をビリビリに破り捨てるフォーリー。10分前にHHHから渡されたメモだ。俺の本心は…(マイクの音声が切られる)

ここでステファニー登場。マイクがおかしいの? RAWのGMという大役を与えてあげたのに、私の夫であるHHHを襲撃するとはどういうこと? 今夜もあなたの地元でお別れを言う機会を与えてあげたのに、それすらマトモに出来ないのね。あなたの本心はファンもスターもどうでもいい、自分のためだけ。ビジネス優先の厳しい決断を下せない。だから私が決断を下してあげるわ。

フォーリー、あなたはクビよ!

リングから出て行きなさい、と凄むステファニー。それに従いフォーリーがリングを下りようとしたところでゼインが登場。ステファニー、あんたの行動は間違ってる。それを誰もが面と向かって指摘できないだけだ。

さっさと師匠を連れて行きなさい、と笑いながら相手にしないステファニー。俺のことはいいから立ち去れ、とゼインに告げるフォーリー。

彼は優秀だ、あんたとは大違いだ、とステフに言い放つゼイン。フォーリーが言いなりにならないから侮辱するなんて情けない。

何を言ったのかしら、と苦笑するステフ。私の耳には入ってこなかったわ。あなたは優秀かもしれないけれど、私の邪魔したり非難する立場ではないはずよ。今すぐ控室に戻って私への償いを考えなさい。

確かに今すぐ去るべきかもしれないが、とゼイン。俺は正しいことをしようとしている。俺はここから動かない。

ここでジョー登場。睨みを効かせるジョーを制止するステフ。ここは私に任せなさい。楽しい送別会はおしまい。フォーリーはさっさと出て行きなさい。そしてゼインはジョーと試合よ。

ゼイン vs ジョー

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サモア・ジョー ○ (タップ) ● サミ・ゼイン
※コキーナ・クラッチ。

さようならフォーリー

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バックステージでゼインと握手して別れたフォーリーはセザーロ&シェイマスとハグ。俺たちを組ませてくれてありがとう、とセザーロ。あんただけが俺たちを信じてくれたよ、とシェイマス。

周囲には反対されたがタッグを組ませたのは相性抜群だと見抜いたからだ、とフォーリー。スイスの超人とケルトの超人、頑張れよ。

ベイリーとハグした直後、背後に立っていたHHHに気付くフォーリー。無言で睨み合った後、ごきげんよう! とフォーリーの決め台詞を発して笑顔で去っていくHHH。フォーリーは寂しそうな表情で会場を去る。

ロリンズの状況について医師が説明

前週のRAWでHHHを襲撃したものの返り討ちにあい、負傷中のヒザを集中攻撃されたロリンズが、翌日早くもリハビリを開始した様子が映像で流される。

ロリンズのリハビリを担当するウィルク医師にインタビュー。ヒザの負傷について「かなり悪化していた。先週装具を着けていなければ破壊されていただろう」

リハビリ再開後の回復状況について「奇跡的な回復力でリハビリは順調。彼ほどの努力家は見たことがない」

レッスルマニアまで残り13日だがロリンズは出場可能か、という質問に「奇跡的な回復力ではあるが、出場が可能とは言えない。先週の出来事で負傷は悪化している。試合ができるのは何ヶ月も先のことだろう。どんな医師でも出場許可は出せない。ただレッスルマニア出場という目標が彼の原動力であることも事実。しかしレッスルマニア出場を強行したら翌日に無事でいる保証はない」

ベイリーに更なる試練

バックステージのベイリーにステファニーが近づく。寂しげなベイリーを見て笑うステフ。どうしたの? ハグしてあげましょうか?

あなたとはハグしないわ、とベイリー。ずっとあなたに憧れてた。強い女性だと思ってたわ。7ヶ月前、この会場でフォーリーが私をRAWに呼んでくれた。あなたは権力で人を傷つけてばかり。

そこまでにしておきなさい、と制止するステフ。コミッショナーは強くなければならないの。RAW女子王者のあなたもそう。でも今の話を聞いてあなたの実力を疑い始めたわ。信用を取り戻したいなら毎晩闘いなさい。

前回RAWでナイアは王座挑戦にふさわしい実力を示した。今夜も彼女と闘って、もしナイアが勝利したらレッスルマニアの王座戦に彼女も加えて4ウェイ戦にするわ。先週は反則裁定だったから今夜はノーDQ戦よ。ナイアは怪力で人を傷つけるのが好きだから気を付けなさい。

16歳のオーエンズは痩せていた

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ジェリコのトークショー「ハイライト・リール」。オーエンズは自分を冷酷な殺し屋のように思ってるが実際は違う。奴のリアルな姿を見せてやろう。

スクリーンに映し出されたのは、若き日のオーエンズがY2JのTシャツを着てポーズを決めてる写真。加工も修正もしてない本物の写真だぜ、とジェリコ。オーエンズが16歳の時、実家の地下室で撮った写真だそうだ。俺のシャツを着てるぜ。プロ格闘家どころか単なる俺のファンじゃないか。

2014年、奴は立派に成長してWWEと契約したがビビってた。そこで俺に助言を求めた。これを見てくれ。

スクリーンに映し出されたのは2014年7月にSNSで交わしたジェリコとオーエンズのやり取り。奴からツイートが届いたが最初は誰なのか分からなかった。でも相談には乗ってやった。「何か必要なら連絡をくれ」と最後に書いてあるな。必要なものならあるぜ。お前に裏切られて病院で過ごしたあの夜を返せ。奴の王座を守るため、自分の身を犠牲にして大勢と闘った。一番の望みはレッスルマニアで奴のマヌケ面を見ることだ。ファストレーンの時みたいにな。

奴が言う通り俺たちは親友同士ではなかった。奴は俺と対等ではない。俺に憧れ、俺を崇拝し、俺に頼ってきた男だ。オーエンズよ覚悟しておけ。7万人の俺の仲間がいる会場でお前はレッスルマニアで自身初のシングル戦で、俺の姿を見たら奴は16歳の少年に戻ってようやく事態を把握することになる。お前の相手はY2Jだ。痛い目にあわせてやるぜ、このバカタレが! 俺を裏切ったらどうなるか知りたいか?

ここで花道にジョーが登場。そのジョーに気を取られたジェリコの背後からオーエンズが襲撃。パワーボムでジェリコを叩きつけた後、「ジェリコのリスト」をビリビリに破り捨てる。

セザーロとシェイマスにも新たな試練

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バックステージのセザーロとシェイマスにステファニーが話しかける。敵同士だったのに今ではすっかり仲良しね。ところでフォーリーが去ったわ。あなた達がタッグを組めたのも、レッスルマニアに出場できるのもフォーリーのおかげ。でも出場権は自力で勝ち取りなさい。今夜は2対4のハンディ戦を闘ってもらう。もし負けたらレッスルマニアへの出場は認めないわよ。

ノーDQ戦 ベイリー vs ナイア

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ナイア・ジャックス ○ (フォール) ● ベイリー
※サモアン・ドロップ。ナイアはレッスルマニアの王座戦出場が決定。

HHH、ロリンズとの闘いに動く

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リング上でHHHへの公開インタビュー。フォーリーを解雇したこともあり、「俺は実に機嫌がいいぞ」と観客に告げる。

ロリンズがレッスルマニアに出場できないのはとても残念だ。ロリンズとの試合を楽しみにしていたし、奴に教訓を教えてやるチャンスだったが、結局奴は2年連続で出場を逃すことになった。俺にもその責任の一端があると言うが、悪いのはセス・ロリンズただ1人だ。奴は頂点に行く途中で人生最大のミスを犯した。俺の声でなく観客の声を聞き始めたのだ。俺は声援など欲しない。自分の偉大さを理解しているからな。

自信のない奴は観客の声援に依存し始める。今夜解雇されたフォーリーがいい例だ。彼も観客の声援で何度も人生を壊された。耳はちぎれ、足を引きずりながら歩く、今のフォーリーにしたのはお前らファンの責任だ。ロリンズもフォーリーと同じく観客の声援中毒になったのだ。その結果、ヒザを粉砕されてのたうち回った。すべてお前らファンのせいだ。

リングで奴を初めて見た時、団体の未来が見えた。だから俺が面倒を見て力を貸した。ところがどうだ、観客のアホどもはロリンズがズタズタに打ちのめされても助けられん。そしてロリンズは泣き言を言う。俺に非があるとすれば甘やかし過ぎたことだ。俺は奴の松葉杖となって助けたが皮肉な話だな、その俺が松葉杖で奴を叩きのめすなんてな。

ここで正式に宣言しよう。ロリンズは終わりだ。ここにレッスルマニアのチケットがあるから奴に渡しておいてくれ。よろしくな。

リングを下りようとしたHHH、何かを思いついて戻る。そのチケットを返せ。もし俺とロリンズの試合がレッスルマニアで実現したら? 奴は俺と闘いたいし、俺も奴と闘いたい。ファンも俺たちの対決が見たいんだろ?

免責特約をつけた契約書を作成してロリンズにサインさせよう。いわゆる非公認試合の契約書だ。そうすれば俺が奴の脚を破壊しようと引退させようと何も問題はない。何が起きてもWWEを訴えることもできない。ロリンズよ、来週RAWに来て契約書にサインしろ。お前の本当の力をファンに見せてやれ。それともお前はただの臆病者になるかだ。

ハンディ戦 セザーロ&シェイマス vs ギャローズ&アンダーソン&エンツォ&キャス

シェイマス ○ (フォール) ● カール・アンダーソン
※ブローグ・キック。セザーロ組はレッスルマニア出場権を確保。

レインズ vs ストローマン

終盤、レインズがスピアーを狙ったところで場内暗転し、アンダーテイカーが出現。

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レインズと睨み合ったアンダーテイカー、背後から突進してきたストローマンのノドを掴んでチョークスラム。しかし振り返ったテイカーにレインズがスピアー。

意気揚々と花道を去るレインズ。しかしムクリと起き上がったテイカーは首を掻っ切るポーズでレインズを挑発。

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