RAW ＃1244：レッスルマニア直前、ゴールドバーグとレスナーが激突
（更新日：2017年4月7日）
会場：ペンシルベニア州フィラデルフィア
RAW女子王座を狙う4人の思惑
エリミネーション戦形式のRAW女子王座戦まで1週間となった女子王者ベイリーが登場。
小さい頃はお金をかき集めて両親にレッスルマニアのチケットを買ってと頼んだ。でも今年は友達と観戦するのでもなく、観客席にいるでもなく、私はレッスルマニアのリングに立つ。
ここでシャーロット登場。インチキ王者としてレッスルマニアに出場して嬉しいの？ あなたはサーシャに利用されてるだけ。サーシャが邪魔しなければ今でも私が王者。レッスルマニアでは私が5度目の王者となる。サーシャは友情よりも王座が大切。友人を蹴落としても自分が勝利すれば満足なのよ。
続いてサーシャ登場。私とベイリーの中を引っかき回しても無駄。友情と仕事は別物。ベイリーに勝ってレッスルマニアへの出場権を手に入れたし、レッスルマニアでは私が勝つ。
続いてナイア登場。あんた達3人で仲良く女子王座をシェアするつもりかい？ レッスルマニアでは1人残さず排除してやる。その王座は永遠に私のもの。
ベイリー＆サーシャ vs シャーロット＆ナイア
※ベイリー・トゥ・ベリー。
試合後、ナイアが他の3人を次々と倒して仁王立ち。
ゼイン、負けたら解雇
ゼインにインタビュー。
師と慕っていたフォーリーが前週にGMを解任されたことについて「彼のいない会場に違和感を覚える。今は彼の志を継ぐことが何よりも重要だ。彼に言われたことが心に残っている。これからは俺が立ち上がる番だ。だからレッスルマニアではアンドレ杯に出場するよ。テレビ観戦しているフォーリーのために闘う」
ここでステファニー登場。アンドレ杯への出場を自分で決めたの？ そう簡単にはいかないわ。無能なフォーリーは去った。私の番組では実力がモノを言う。チャンスをあげるわ。今夜ノーDQ戦で勝ったら出場を認めてあげる。相手はオーエンズよ。もし負けたらあなたもクビ。フォーリーと一緒に職探しをしなさい。
ロリンズ、不利な試合に挑む
試合の契約書にサインするためロリンズが松葉杖姿で登場。HHHよ、さっさと始めようぜ。
ロリンズの呼びかけに応じて、免責特約つきの契約書を持ったHHHが登場。この契約書にサインすればレッスルマニアで俺と闘える。キャリアを断たれたとしても俺や家族、そしてWWEを訴えることはできない。お前に打つ手はない。
世間では成功が悪事とみなされている。百万長者は悪魔で、億万長者は反キリスト派だ。その原因は奴らの嫉妬。敵を作れない奴は金も稼げない。才能を発揮すれば皆から憎まれる。人生は1発勝負。欲しいものを全て手に入れたいのなら他人を踏み潰せ。
それとも良心のために闘うか？ サインすればレッスルマニアで究極のスリルを味わえる。その後は病院に直行して手術してもらえば小規模の興行で闘えるようになるかもな。お前は片脚だけで試合に出る。勝つ可能性などない。去年もレッスルマニアを欠場したから迷うだろ。ここでサインしなければ2年連続だ。でもサインするなら歩いて退場するのはあきらめろ。
3年前にも同じヨタ話を聞かされたな、とロリンズ。もうあの時とは違う。リハビリ中に気付いた。昔は自分が好きだったし誇らしかった。小規模の会場で闘うのも構わない。リングに上がれるだけで幸せだ。あんたと俺とでいろんなことを成し遂げたが犠牲も払った。富や名声、金や権力、そしてレッスルマニアの試合も関係ない。
俺は復讐したいわけでなく償いたいんだ。あんたと組むために友情まで捨ててしまった。本当に大事なものと引き換えに俺は何を得た？ レッスルマニアは修羅場になるぜ。俺の脚をちぎるくらいの覚悟で来い。運び出すための担架も用意しておけ。あんたをズタズタにした後で、あんたに会う前の自分を取り戻す。
サインを終え、契約書をHHHに突き返すロリンズ。その行為を笑って流したと思わせ、HHHはテーブルを蹴ってロリンズの脚に直撃させてから襲撃。ヒザを攻撃されて悶絶するロリンズ、しかし今回は反撃成功。
大型犬と怪人、祭典直前の対面
レインズがリングに登場し、レッスルマニアでのアンダーテイカー戦について語る。
2015年、俺はこの会場でランブル戦を制した（つまりこの会場からレインズへのブーイング地獄は始まり現在も続いている）。そしてレッスルマニアのメイン戦に出場した。今年はアンダーテイカーと闘う。俺は誰にも出来なかったことをやる。アンダーテイカーを葬ってやる。今は俺の時代。ここは俺の庭だ。
ここで鐘の音が鳴り、アンダーテイカーがスクリーンに登場。レインズよ、自ら墓穴を掘ったな。そのリングは俺の庭だ。孤軍奮闘が信条だったな。お前が入る墓穴は特別に他の魂たちと離れた場所に用意した。レッスルマニアでロマン帝国は滅亡する。究極のスリルを味わい、終局の旅に出るがいい。忠告しておく。毎日を懸命に生きろ。死期が迫っているからな。
再び鐘の音が鳴り場内暗転。照明が戻るとレインズの背後にアンダーテイカー出現。あらためて言おう。レッスルマニアで安らかに眠るがいい。
みんなカナダ人
オーエンズにインタビュー。今夜はゼインの進退がかかったノーDQ戦に臨み、レッスルマニアでは元親友のジェリコと試合を…と語るインタビュアーを制するオーエンズ。
違う、まだ分からないのか。もう何週間も言い続けてるが、ジェリコと親友だったことはない。確かに昔ジェリコのファンだったことは認めよう。Y2JのTシャツも着てた。俺がファンだったことを奴はバカにしてたが、奴のファンはバカだらけだから奴は正しい。
先週はジェリコの宝物であるリストをビリビリに破り捨ててやった。今夜は同じようにゼインを引き裂いてやる。あいつに引導を渡すチャンスだ。奴は家に帰って「俺はWWEスターの器じゃなかった」と家族に言うことになる。奴のキャリアを奪い去ってやる。ジェリコが俺からユニバーサル王座を奪ったようにな。レッスルマニアではUS王座を奪うだけじゃ収まらん。究極の破壊が待ってるぜ。
ノーDQ戦 ゼイン vs オーエンズ
試合中サモア・ジョーが乱入し、ゼインにイス攻撃を見舞おうとする。しかしジェリコがジョーを背後から襲撃。
※丸め込み。ゼインはレッスルマニア出場決定。
試合後、ジェリコにイスで何度も殴られたオーエンズは今更ながらジェリコのリスト入り。
王座戦直前、ゴールドバーグは一矢報いる
レスナーとヘイマンが登場。ユニバーサル王座はWWEの聖杯。レスナーは王座を欲しがっている。その王座を現在持っているのはゴールドバーグ。かつて多くのスターたちが君に闘いを挑んだ。例えばスティング。しかし業界の象徴である彼ですら失敗した。
私はゴールドバーグを尊敬している。君は男の中の男だ。しかしレスナーは猛獣なのだ。レッスルマニア始まって以来の惨劇となるぞ。この抗争劇の結末を教えよう。ゴールドバーグはスープレックス・シティへと足を踏み入れる。チェックインしたが最後、二度とチェックアウトできない。レッスルマニアでF5を喰らって力尽きるだろう。
ここでゴールドバーグ登場。ファンは無駄話を聞きたいのではなく闘いを期待してるんだ。ここにいる全員をレッスルマニアに招待はできない。だったらここで開催しようじゃないか。
リングへと向かうゴールドバーグ。レスナーはリングを降りて先制攻撃を仕掛けようとするが、レスナーはカウンターのスピアーで迎撃。リングに上がったゴールドバーグはベルトを掲げてアピール。レスナーは場外で悶絶。
