RAW ＃1247：大巨人ビッグショーと巨獣ストローマンの激突で久々のリング崩壊
（更新日：2017年4月28日）
会場：オハイオ州コロンバス、オハイオ州立大学
ストローマン、新GMアングルにも犯行予告
オープニングはストローマンが登場。前週RAWにてバックステージでインタビュー中のレインズを何度も襲撃して病院送りにしている。
レインズを徹底的に叩きのめし、救急車に置き去りにしてやったぜ、と不敵に笑うストローマン。奴は肩を脱臼し、アバラも折ったそうだ。奴は今夜ここには来ない（喜ぶ観客）。レインズの次の獲物は控室にいる選手全員だ。
ここでGMのアングル登場。これ以上何がしたいんだ。先週で十分だろう。
「これで終わりだと思うな」というストローマンのセリフに笑うアングル。さっきレインズも同じことを言ってたよ。負傷しているが彼の望みは叶える。PPV「ペイバック」でお前はレインズと対戦だ。
PPVを奴の葬式にしてやるよ、とストローマン。ところで今夜の相手は誰だ。
今夜お前は出場停止だ、とアングル。十分暴れただろう。今夜は休め。
ビビり野郎のフォーリーは解雇されたぞ、とストローマン。今夜俺に試合をさせろ。させないなら俺に考えがある。アングルに歩み寄って威嚇してから退場するストローマン。
ジェリコ vs ジョー
※コキーナ・クラッチ。
試合後、ジョーがマイクアピール。キングを倒した偉大な戦士であるロリンズよ、用心するがいい。俺がRAWに初登場した時、どんな音がしたか覚えているか？ 俺は鮮明に覚えている。お前の靭帯と関節が壊れた音だ。お前は激痛に悶え叫び苦しみながら床に倒れ込んだ。そして「やめてくれ」と懇願した。
だがあれはビジネスだ。お前は単なるHHHに指定された標的に過ぎなかった。お前はHHHを攻撃し、許し難いことに妻のステファニーをも攻撃した。PPVでのお前との試合はビジネスではない。俺の根深い恨みを存分に晴らさせてもらう。
ゲスト解説席に座っていたロリンズも反論。俺もお前に恨みがあるんだよ。キャリアを潰されかけた。PPVでは必ず仕留めてやる。「目には目を」だ。
ストローマンの犯行第1弾
陽気に談笑しながらバックステージを歩いていたゴールデン・トゥルースの2人をストローマンが襲撃。「全員と言ったはずだ」と叫びながらトゥルースを鉄拳制裁。
ミズTV、本日の議題は「服装」
RAWでは久々となる「ミズTV」。先週俺と妻はRAWに移籍して世界中に衝撃を与えた。しかし我々の豪華客船にまさか密航者がいたとは驚いた。
ここで「密航者」呼ばわりされたアンブローズが登場。招いてくれてありがとう。俺はミズTVのファンなんだ。
それより先に言うことがあるだろう、とミズ。先週俺たちのお披露目会を台無しにしたんだぞ。
悪かったな、とアンブローズ。つい興奮しちまったんだ。同郷のよしみで休戦しようぜ。しかしあんたの赤いスーツとその靴は何だよ。笑えるぜ。
俺がなぜ服装に気を使うか分かるか？ とミズ。WWEスターであることに誇りを持ってるからだ。常にスターらしく振る舞うのが俺の役目。だがお前のTシャツは安物で髪の毛もベトベト。お前はスーパースターの品位を落とす。俺の努力をお前が台無しにしてるんだ。30年前のファッションで出てきやがって。
でもファンはお前を愛してるのがムカつく。ドラフトでスマックダウンから1位指名されたのも、サマースラムでWWE王者だったのもお前だ。しかし半年で存在感はなくなり、レッスルマニアでは前座試合だったな。俺なら悔しいがお前はそうじゃないんだろ。才能があるのに怠け者で向上心がない。
俺が何を着ようが関係ないしどうでもいいだろ、と笑うアンブローズ。重要なのは中身だ。器の小さい奴に限って大きく見せたがる。他人の視線が気になり、全てにおいて格付けをしたがる。俺は何者でもない、ディーン・アンブローズだ。映画もテレビもCMも興味ない。観客が多かろうが少なかろうが試合がしたい。毎晩試合に出て必死に闘う。目が腫れても歯が折れても、血や汗が流れても気にしない。俺みたいな奴は他にいない。だから俺はIC王者なんだ。ちなみにこの王座はあんたから奪ったんだったな。
睨み合うアンブローズとミズの間にマリースが割り込む。薄汚れたドブネズミさん、聞きなさい。ベルトを見せびらかしたって真の王者にはなれないわよ。「王座が王者を作るのではなく、王者が王座を作る」という格言があるのよ。
続いてミズが王者の主張を展開している後ろで臨戦態勢となったアンブローズ、タックルして乱闘。
ストローマンの犯行第2弾、そして大巨人登場
バックステージでカリストを引きずるストローマン。慌てるスタッフたちに怒鳴る。騒ぐな！ これからこいつを連れて帰る！ お前もレインズと同じゴミ屑だ。
カリストを大型ゴミ箱の中に放り投げ、悠々と帰ろうとするストローマンにビッグ・ショーが体当たり。もっとデカい奴を相手にしろよ！ とストローマンに怒鳴る。
珍しく紳士モードなセザーロ＆シェイマス
バックステージでハーディー・ボーイズにインタビュー。
レッスルニアでの電撃復帰にファンは驚きましたが、試合後印象に残ってることは？ との問いに「すべてだ」とマット。「ライトは明るく花火の音もデカい。今のWWEスターは身体能力が高い奴らばかりだ。素晴らしい」
「レッスルマニア当日はいろんなことを考えた」とジェフ。「テーマ曲が流れて大観衆の前に出た時は表現しようのない気分だった。復帰できて良かったし今後が楽しみだ」
ここでセザーロ＆シェイマスが登場。RAWのメンバー代表として言わせてもらう、とセザーロ。2人の復帰を俺たちは歓迎している。
昔レッスルマニア17を故郷で観戦したよ、とシェイマス。あんたらがショーの主役で世界に名を知らしめた。TLCの生みの親であるあんたらはファンにとって一目置く存在。俺にとってもな。でもハシゴがなければ伝説のハーディーズに俺らも勝てる。PPVでRAWタッグ王座に返り咲いてやる。
ハシゴがなくても俺たちは勝てる、とマット。
相棒に悪気はないんだよ、とセザーロ。こいつは空気が読めないんだ（シェイマス、セザーロを睨む）。じゃあ、また後でな。
戻ってこれて良かったよ、と笑顔のジェフ。
王座挑戦者決定4ウェイ戦 サーシャ vs ミッキー vs ナイア vs アレクサ
※ナイアのサモアン・ドロップを横取り。アレクサが王座挑戦権を獲得。
勝利を奪われて仁王立ちのナイアと、してやったりの不敵な笑みを浮かべたアレクサが睨み合い。
大巨人は正義の味方
ビッグ・ショーにインタビュー。
ストローマンに立ち向かおうと思った理由について「奴に恐怖を味わわせるためだ。俺は奴よりもデカく、今は絶好調。たっぷり懲らしめてやる」
ホーキンスは懲りない
先週、RAW移籍直後にビッグ・ショーから殴られて恥をかいたホーキンス（日本未放送）。
先週俺と絡んだショーは今夜メイン戦だ。メインを張るスーパーヒーローになりたい奴は俺と闘え。今夜は誰が相手だ？ 俺の「スター製造工場」に入門したい奴は出てこい。
登場したのはベイラー。
ベイラー vs ホーキンス
※クー・デ・グラ。
そんな怖いところでPPVしちゃダメだろ
ワイアットがスクリーンに登場して独り言。
何を恐れているのだ。暗闇か、それとも未知のものか。恐怖は人を団結させる。だが俺はお前たちと違い恐怖にひれ伏すことはない。恐怖を支配し利用する。
俺の館は恐怖の巣窟。オートンよ怖いか。俺には分かる。地獄に落としてやる。苦痛を味わい不安と恐怖に打ちひしがれるのだ。それを見て俺は快感を得る。お前の叫びは交響曲。恐怖の館で夢は打ち砕かれ永遠の悪夢となる。館から出られるのは俺1人だけだ。館を去る前に全てを焼き尽くす。中にいるお前もだ。
待ってるぞ。ここで全てを焼き払う。
セザーロ vs ジェフ
※スワントーン・ボム。
試合後、またも紳士的に握手を交わす4人。
ショー vs ストローマン
※コーナー最上段からのスーパープレックスでリング崩壊。
ビッグ・ショーがダウンしたまま起き上がれない中、ストローマンは自力で起き上がって退場し、ステージにてダメージがないことをアピール（技を仕掛けた側だからそりゃそうなんだけど）。
