RAW #1248:アンブローズ、贈り物作戦で因縁のジェリコと和解

(更新日:2017年5月5日)

会場:ミズーリ州カンザスシティ

アンブローズ、贈り物でジェリコと和解

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オープニングはジェリコが登場。PPVで勝利すればSMACKDOWN移籍が決定するため、もしかするとRAW最後かもしれない「ハイライト・リール」の開催。

週末のPPVでオーエンズを倒してSMACKDOWNに移籍する。しかしRAWだろうがSMACKDOWNだろうが他の団体だろうが、ファンはいつも俺をサポートしてくれる。みんなが俺の友人であり相棒だ。

俺は復讐に燃えている。オーエンズは俺からUS王座を奪い、SMACKDOWNに移籍し、アメリカの顔だと名乗ってやがる。ムッツリ顔の猫みたいな顔しやがってよく言うぜ。アメリカの顔というよりアメリカの痔だよな。

ここでミズ&マリース夫妻が登場。もうRAWにジェリコの居場所はない。俺たちが移籍してきたからな。RAWの主役は俺たち最強カップルだ。ハイライト・リールは中止。今からミズTVを始めるぞ。

スタッフがハイライト・リールのセットや小道具を片付け終わり、ミズが喋り始めたところでアンブローズ登場。人のコーナーを勝手に終わらせるなよ。ミズTVを見たい奴なんて1人もいないぞ。俺が問題解決人として一肌脱いでやる。

スタッフに何やら命じるアンブローズ。スタッフが今度は「アンブローズ・アサイラム」のセットや小道具をリング内に運び込む。

今からアンブローズ・アサイラムを始めるぜ! 今夜のゲストはクリス・ジェリコだ。ミズ&マリースも一応いるぞ。

クリス、あんたが移籍してしまうのは寂しいぜ、とアンブローズ。あんたとは過去にいろいろあった。かなり激しくやり合った。でも今なら許し合えると信じている。あんたは植木鉢で俺の頭を殴った。俺はあんたの大事なジャケットを引き裂いてしまった。

お前には1万5千ドル分の貸しがある、と(しっかり金額まで覚えてる)ジェリコ。

ブラックジャックで負けてしまって今は持ち合わせがねえんだ、とアンブローズ。その代わりにプレゼントがある。その箱を開けてみてくれ。

贈り物には嫌な思い出があるんだがな(オーエンズに贈り物をもらった直後裏切られたから)、と言いながら箱を開けたジェリコ、中身を見て大喜び。プレゼントされたのはイミテーション電飾付きのジャケット。抜群のセンスだ! と喜ぶジェリコ。洗濯機には入れるなよ、とアンブローズ助言。

ビシッと試着してくれ、とジェリコに催促するアンブローズ。ここまで黙って見ていたミズが邪魔をする。そのジャケットは死ぬほどダサい。俺は好きだよ、と言いながらジャケットを着るジェリコ。

安っぽいジャケットだな、とミズ。低俗なIC王者からの贈り物だけあるぜ。IC王座はどんどん価値が下がる。俺のおかげで三流スターにも光が当たるんだ。俺にも贈り物を持ってこい。

プレゼントならあるぜ、とアンブローズ。すぐさまミズの腹を蹴ってから恒例のダーティー・ディーズ。

アンブローズが去った後、「なあマリース」と声をかけるジェリコ。ミズと結婚したな。バカタレ夫の妻になったらどうなると思う? マリース、お前はリスト入りだ!

すっごい哀しそうな顔をするマリース。

マット vs シェイマス

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マット・ハーディー ○ (フォール) ● シェイマス
※ツイスト・オブ・フェイト。

終盤、セコンドのジェフがエプロンに上がりシェイマスの注意を引き付けたことで負けたため、怒ったセザーロが抗議。

しかし負けたシェイマスが「カッカするな」とセザーロをなだめ、マットに握手を求める。いつもと逆の展開に「どうしたんだ?」と不思議そうに相棒を眺めるセザーロも最後は落ち着く。

様子をうかがっていたハーディー・ボーイズも握手に応じ、紳士的に対応する4人。これはPPVで何かある流れ。

上司の電話を切っちゃうA級スター

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控室で誰かと電話しているGMのアングル。史上初の試合形式、カリストとストローマンの「ゴミ収集箱戦」だ。カリストにもう一度意思を確認してみる。

突然電話が切れる。アングルが後方を見るとミズが電話を切っていた。ミズに怒るアングル。この俺がオフィスの外で2分も待たされた、と逆に怒るミズ。さっきはミズTVをアンブローズに邪魔された。GMのくせに奴らを放置しておくのか?

問題はリング上で解決しろ、とアングル。ジェリコ&アンブローズと対戦してもらうからパートナーを探してこい。

ゴミ収集箱戦 カリスト vs ストローマン

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前週、荒れたストローマンにバックステージで拉致され、ゴミ収集箱に放り捨てられたカリスト。これを受けてゴミ収集箱戦が組まれた。反則・カウントアウト裁定なしで、対戦相手をゴミ収集箱に入れた方が勝利するという試合形式。

入場直後、マイクアピールするストローマン。カリストをゴミ収集箱に入れるのは、お前らファン全員を入れていくのと同じくらい簡単だ。レインズはよく見ておけ。

バックステージではアングルがカリストに意思を確認。勇気は認めるが本当にやれるのか?

もちろんだ、とカリスト。俺はゴミ扱いされた。ゴミ箱に捨てられた経験があるか? (ない、とアングル) 俺は男だ、ゴミじゃない。ルチャとは闘いの意味。プライドを捨てたら闘う資格はなくなる。

カリスト ○ (箱に落とす) ● ブラウン・ストローマン
※カリストの蹴りでエプロンから落ちる。

思わぬ敗北を喫したストローマンはブチギレでカリストを集中攻撃。最後はゴミ収集箱にカリストを放り捨てた後、フタをしてステージ上に運んでからステージ下に転落させる。

PPVの観客がトラウマになっちまうぞ

ワイアットがスクリーンに登場。

オートンよ、このままで済むと思ったか。俺は忘れていない。決して癒えることのない傷。痛みは悪化して精神をむしばむ。オートンは恐怖の館でその苦しみを味わうがいい。絶対に出られないぞ。心は永久に捕らえられ、魂は永遠に行き場を失う。深く暗い地獄がお前を待っているぞ。痛みと苦悩を味わえ。お前の苦しみで俺は生まれ変わる。

アレクサはマイクアピールが上手い

アレクサがリングに登場してマイクアピール。

RAWのスターはリングで話をするわよね。誰が好きとか嫌いとか、誰と試合がしたいとか。あるスターは目をキラキラさせて「ずっと夢見てたわ、WWEのリングに立つのを」って。吐き気がする話ね。私がRAWに来たのはトークするためじゃない、勝つためよ。PPVでベイリーを倒して新王者になるわ。

ここでベイリー登場。確かにあなたは早くも実力を証明してみせた。さっき夢について話をしてるのを聞いたけど私のことバカにしてるんでしょ。陰でこそこそ悪口を言うタイプでしょ。私もトークだけじゃない。この夢と王座を守るために毎日必死で努力してきた。RAWの女子スターは誰もがあなたと同じく王座を狙ってる。私はすべてのエネルギーを注いで闘う。次のPPVは私の故郷。そこで王座を守り抜く。

待って待って、と笑い出すアレクサ。PPVの開催地ってあなたの故郷なの? それ最高ね。お菓子の国に住んでるかと思ってた。つまり会場にはあなたのパパも来るのね。あなたは負けて王座を失うだけでなくパパの前で恥もかくのね。見ものだわ。ファザコンの娘ってかわいそう。あなたは哀れな世間知らずの子供。1つ教えて欲しいの。あなた、男の子とキスしたことある? あ、言わなくてもいいわ。これ以上恥をかかせちゃダメよね。今は心を鍛えなさい。日曜にはシンデレラ物語が終わる。ガラスの靴を叩き壊してRAW女子王座を奪ってやるわ。

ここでサーシャ登場。いつもの茶番劇が始まるわよ、と挑発するアレクサ。

あなたトロール人形みたいね、と挑発を無視するサーシャ。先週まぐれで勝っただけでRAWを支配したつもり? バカじゃないの。RAWを支配してるのはベルトを持ってるベイリーよ。PPVでベイリーはあなたを倒して黙らせる。今夜は私があなたを黙らせてやるわ。

日曜に大切な試合が控えてるからGMに言って中止にしてもらうわ、とアレクサ。それにあなた、少しキレやるくなってるわね。

不安にさせてごめんなさい、と謝ったサーシャは直後にアレクサをブン殴る。

サーシャ vs アレクサ

サーシャ・バンクス ○ (カウントアウト) ● アレクサ・ブリス
※試合放棄。

ジェリコ、やっぱり根に持ってる

控室で話し合うアンブローズとジェリコ。

過去は水に流して未来に向かおうぜ、と和解を申し込むアンブローズ。その意味を込めてジャケットを贈ったんだ。今夜俺たちはパートナー同士。一致団結するために1つ頼みがあるんだ。俺をリストから外して欲しいんだ。リスト入りしてることを考えると心が乱れる。

待ってくれ、とジェリコ。まず第一に、リストから外された者はいないんだ。ペンだから消せない。第二に、リストから外す理由もない。お前は1万5千ドルのジャケットを破壊した(だからジャケットを贈ったんだ、前のと同等だぜ、とアンブローズ)。アサイラム戦では俺を画びょうの上に叩きつけた。69個の画びょうが体中に突き刺さったんだぜ(いい試合だった、ごめんよ、もう二度とやらねえ、とアンブローズ)。

このジャケットはクールだ。正直言って気に入ったよ。個性的だし、パリで流行してるスタイルだ。俺にパリ風のジャケットを贈ったらどうなると思う? RAWでタッグ戦の前に和解のプレゼントをしたらどうなる? アンブローズ、お前をリストから外す!

リストの一部を線でゴシゴシ消していくジェリコ。喜んでジェリコの腕をバシンと叩くアンブローズ。今夜は2人でミズたちを倒すぜ。新生ロッカーズだ、新生LODだ! ジェリコの腕をバシバシ叩いて去っていくアンブローズ。

アンブローズがいなくなってからリストに何やら書き込んでニヤリと笑うジェリコ。

アンブローズ&ジェリコ vs ミズ&?

ミズが「大物スターだ」といってタッグパートナーを呼び出すが反応なし。パートナー不在を理由にミズは試合中止を要求するが、GMアングルは中止を認めず、ハンディ戦を闘うよう命令。

終盤、アンブローズが実況席の上でミズを攻撃しようとしたところで場内暗転し、ワイアットが出現。アンブローズとジェリコ、そしてパートナーであるはずのミズをもシスター・アビゲイルで葬る。

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