RAW #1307:マネー権争奪ラダーマッチに向けて暗躍するケビン・オーエンズ

(更新日:2018年6月19日)

※RAW#1307の「J SPORTS」での日本初回放送は6月18日(月)の夜であり、PPV「マネー・イン・ザ・バンク2018」はそれよりも早く、6月18日(月)の午前中にWWEネットワークで配信開始されていました。これにより当サイトではPPVとRAWのレビュー公開タイミングが前後しています。ご了承ください。

武藤敬司も辿った道

オープニングは、PPV「マネー・イン・ザ・バンク」のマネー権争奪ラダーマッチに出場する男女選手8人がリング上に置かれたラダーの上に上っている光景から。

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GMのカート・アングルが登場し、ラダーマッチの意義を発表しているところでバロン・コービンが登場。長かった髪を丸坊主スタイルにしてイメージチェンジ。

自分はコミッショナーであるステファニー・マクマホンの代理、RAW管理官だ、と告げるコービン。男子も女子もRAWがマネー権を取れなかったらステファニーがどう思うかな。

ハシゴの上で口論を始める選手たち。アレクサ・ブリスは金切り声で叫び、ケビン・オーエンズは不公平だと怒鳴り、ブラウン・ストローマンは俺こそがブロック・レスナーに挑戦する男だと宣言。

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4ウェイ戦 アレクサ vs サーシャ vs エンバー vs ナタリヤ

ナタリヤ ○ (タップ) ● アレクサ・ブリス
※シャープ・シューター。

オーエンズの裏工作

フィン・ベイラーの控室をケビン・オーエンズが訪れ、お互い元ユニバーサル王者として今夜組まないか、とブラウン・ストローマンを排除するため共闘を呼びかける。

配下に説明しとけ

バックステージでロマン・レインズにインタビュー。

PPVで対戦するジンダー・マハルにこの日の対戦を要求されたことについて「驚きはない。あいつのせいでマネー戦出場を逃した。その報いで今夜奴はシバかれる」

その後、レインズとのシングル戦のため配下のスニル・シンと共に入場したジンダー・マハル。続いて入場したレインズに対し「俺と闘えると思ったか」と笑い、対戦相手はスニル・シンだと発表。突然言い渡されたスニルは困惑。

「お前なら倒せる!」とマハルに激励されてその気になったスニル。しかし当然ながら通用するはずもなくスピアーで秒殺。

試合終了直後、レインズの背後からマハルが襲撃。クハラスを浴びせてアピール。

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置いていったあんたが悪い

アライアスがいつものギター弾き語りを終え「今日は特別に良いものを見せてやる」と言って別のギターを持ってくる。

これは天才ギタリストのジョン・メイヤーからもらった特注のアコースティック・ギターだ、と自慢しているところでセス・ロリンズが登場。アライアスをリング下に落としたロリンズはマイクで怒鳴る。

2週間前、俺をギターで殴って知名度を上げようとしやがったな。闘いたいなら受けて立つ。言いたくはないが、お前には音楽の才能がある。ヒット曲を生み出すかもしれねえな。

ふとリングの端に視線を移したロリンズは、アライアスが忘れていった特注ギターを発見。価値のあるギターのようだが俺は楽器が弾けない、と言って特注ギターをストンプで破壊するロリンズ。アライアスは絶望。

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裏工作その2

ベイラーに続き、ボビー・ルードの控室も訪れたオーエンズ。

先週あんたとストローマンとの試合で、ストローマンはラダーを拳で叩き割ってたよな。あんたは運が良かった。1人ずつではストローマンを倒せないが、共闘すれば勝てる。決めるのはあんたの自由だ。

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ロンダ・ラウジー、UFC殿堂入り直後の斬れ味

PPVで女子王者戦を闘う王者ナイア・ジャックスと挑戦者ロンダ・ラウジーがリング上で顔合わせ。ホスト役は解説者のジョナサン・コーチマン。実況陣から「この度ロンダ・ラウジーはUFCの殿堂入りを果たした」と発表され、HHHやナタリヤなどの祝福ツイートも紹介される。

両者、イスに座って穏やかに顔合わせ開始。

最初は友好的だったはずの2人が最近は敵意むき出しになってきているが、との質問を受け「仕方ない、私たちはどっちも優れたアスリートなんだ」とナイア。ロンダの反応を見たくてわざと挑発してきた。ロンダは美人で才能もあり、多くの名声も手にしてきた。でもWWEでは新人。UFCでは認められてない頭突きや髪を掴んでの投げはWWEで認められてる。あなたの作戦なんて吹っ飛ぶくらいPPVでは痛めつけてあげる。

作戦なんて立ててない、とロンダ。本能で動いてあなたの腕をもぎ取ってやる。

WWEでまだ1試合しか闘ってないことについて、「自信はあるし、実力も持ってる」とロンダ。「あなたの1試合はタッグ戦だったし、その相手はビジネスウーマンだった(=ステファニー)」とナイア。私はここで何年も経験を積んできた。私はステファニーとは違うし、RAW女子王者だ。あなたから名声を奪って、私が人類最凶の女になる。自信があるからあなたに挑戦した。あなたは準備不足だよ。

笑顔でイスから立ち上がるロンダ。準備不足ですって? 17歳で準備不足と言われたけど五輪に出た。総合格闘技でも準備不足と言われたけど王者になった。メインを張るには早すぎると言われたけどPPVの観客記録を作った。UFC王者になるのも準備不足と言われた。でも今はUFC殿堂入りが決まった。私はロンダ・ラウジー、いつだって準備は出来てるんだ!

ナイアも笑顔でイスから立ち上がり、女子王座のベルトを誇示。不意をついてロンダに殴りかかるが、予測していたロンダはナイアの腕を捕らえる。慌てたナイアは頭突きで回避。

喰らったことのない頭突きを受けてフラフラのロンダ。余裕のナイアはロンダの髪を引っ張りながら罵声を浴びせるが、一瞬の隙をついてロンダが飛びつき式のアーム・バー。

起き上がって怪力で持ち上げようとするナイア。しかしナイアの両腕のクラッチを切ったロンダは更に締め上げ、たまらずナイアはタップ。

タップしないと豪語していたナイアは場外で痛めた腕を押さえてがく然。ロンダは余裕の笑みで退場。

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裏工作に乗るか

バックステージでルードと遭遇するベイラー。

ケビン(・オーエンズ)には会ったか? とベイラー。頷いたルード、「奴を信じるか?」

いや、と否定するベイラー。だがケビンと巨獣ならどっちと組むのが得策だろうか。

ケビンだろうな、とルード。だが奴に気を許すな。

そうするよ、とベイラー。あんたにも気をつける。

裏工作、おもいっきりバレてた

その後、オーエンズ&ルード&ベイラーの3人で打ち合わせ。

ストローマンへの攻撃方法を細かく指示するオーエンズ。勝手に決めるな、とベイラーが文句を言ってるところへ当のストローマンが登場。

3人まとめてかかってこいよ、と笑いながら去っていくストローマン。

4ウェイ戦 ストローマン vs オーエンズ vs ベイラー vs ルード

圧倒的強さを発揮するストローマンに対し「もっと団結するんだ!」と呼びかけたオーエンズ。ベイラーとルードも呼応して3人がかりで攻撃するが、やっぱりストローマン無双。

場外戦でも優位に立ったストローマン。しかしベイラーとルードがラダーで腹部を殴って反撃。実況席に寝かせたストローマン目がけて、ラダーの最上段からオーエンズがフロッグ・スプラッシュで飛び、ストローマンを圧殺。

しかし終盤、肋骨を痛めながらも起き上がったストローマンが復活。ベイラーやルードをなぎ倒してオーエンズを睨む。怯えたオーエンズは場外に逃亡。客席を走って逃げようとするが、転倒してストローマンに捕まり、タックルで吹っ飛ばされる。

ブラウン・ストローマン ○ (フォール) ● ケビン・オーエンズ
※ラダー上へのパワースラム。

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