RAW #1309:王座を巡るロマン・レインズとボビー・ラシュリーの対立深まる
(更新日:2018年7月3日)
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GMカート・アングルと「RAW管理官」バロン・コービンがリングに登場。リングアナのジョジョに「アングルの付き添い」と紹介されたコービンは「RAW管理官」と言い直すよう命令。
次回PPV「エクストリーム・ルールズ」でユニバーサル王座の次期挑戦者を決めることに関して、王者ブロック・レスナーの代理人を務めるポール・ヘイマンが自身のFacebookを更新し、防衛戦に対する不満を表明した、と発表するアングル。
話を続けているところでロマン・レインズとボビー・ラシュリーが登場。
お前は3年間もレスナーを倒すチャンスをもらっておきながら、倒せないことを証明したんだ、立ち去るときが来たってことだ、とレインズに言い放つラシュリー。
昔のあんたみたいに立ち去れと言うのか、と言い返すレインズ。あんたはMMAでスターになりたいからWWEを辞めた男。最近戻ってきたはいいが何もしてねえだろ。俺は4年連続でレッスルマニアのメインを張った。今も毎週闘ってる。無駄口を叩く前に俺の経歴を調べろ。
俺の過去を軽視するなよ、とラシュリーも引かず。WWEでレスナーを倒せるのは俺だけだ。PPVのマルチマン戦、相手が何人だろうと、お前がいようと関係ない。
マルチマン戦は中止になったんだ、と告げるアングル。レスナーとの契約上の理由からだ。
レスナーとはそういう男さ、とレインズ。誰にも敬意を払わないし、誰にも興味がない男だ。
レスナーはお前とばかり対戦させられてウンザリしたのかもな、と再びレインズを挑発するラシュリー。レスナーも観客もお前に飽きたってことだよ。俺が挑戦者になればレスナーも姿を現わすだろう。
俺もあんたもPPVで試合が消えた者同士、ここで決着をつけるか、と戦闘態勢に入るレインズ。ラシュリーも応じて睨み合い。GMアングル、慌てて止める。
ここで前回RAWと同じくリバイバルの2人(スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー)が登場。先週と話が変わってないようだな。先週はエゴ丸出しのあんた達2人が珍しく俺たち最強タッグを相手に善戦した。先週とは違って今夜は俺たちも本気を出すぜ。
困惑するレインズ&ラシュリー、そしてGMアングル。隣りにいたコービンが試合を承諾。
タッグ戦 レインズ&ラシュリー vs ザ・リバイバル
※丸め込み。
前回RAWと同じく、スピアーを狙うレインズの背後からタッチしようとしたラシュリー。しかし察知したレインズがよけて余裕の笑み。その隙をついてワイルダーが丸め込む。
敗戦後、リング上で睨み合うレインズとラシュリー。「俺がタッチしてたら勝てただろ」とイヤミを言ったラシュリーは先に退場。レインズは睨み返すが何も言えず。
何のチャンス?
バックステージにて、欠場明けのアリシア・フォックスとハグするベイリー。そこへGMアングルがやって来る。
今夜サーシャとタッグを組め、と命じるアングル。
前回RAWで仲が完全決裂したベイリーは断固拒否。しかし「優秀な2人に最後のチャンスを与えたい」とアングルは取り合わず。
ストローマンの心変わり
GMの部屋でアングルとコービンが口論しているところに、フィン・ベイラーがやって来る。
レスナーがマルチマン戦をなぜ中止にしたのか教えてくれ、とベイラー。
雑魚は喜んでろよ、とコービン。試合に出て負けて恥をかくより良いだろ。先週もお前は俺に負けた。
続いてブラウン・ストローマンもやって来る。オーエンズの件で話がある。先週、奴は俺と友達になりたいと言った。正直に言えば、PPVでハシゴから投げ落としたりして悪かったと思ってる。だから今夜は奴と友達になってやる。対戦相手はここにいる2人でどうだ。
それはいい、とアングル賛成。ベイラーとコービンは複雑な表情。
別の友人を連れてくる
女子王者アレクサ・ブリスがミッキー・ジェームズを伴って登場。
先週はイカれたロンダ・ラウジーの蛮行で祝勝会を邪魔されたわね、とミッキー。
あんなことするから出場停止処分を喰らうのよ、とアレクサ。GMのアングルもやっとロンダの本性を知った。あの女は「人類最凶の女」なんかじゃない。「人類最弱の甘ったれ」だわ。
マネー権をキャッシュインした歴史の中で最高の名場面だったわね、とミッキー。
名場面だったとみんながツイートしてくれたわ、とアレクサ。なのに次回PPVではいじめっ子のナイア・ジャックスと防衛戦をやらされる。ひどい仕打ちよね。でも王者は私。2人は今日会場に来てないけど私はここにいる。
ここでナタリヤが登場。あと23日で私の友人ロンダは復帰する。そしてあなたとケリをつけるわ。
30から引き算できるなんてスゴイわね! とアレクサ。休暇明けで私を邪魔しに来たってわけ?あなたはSNSに何でも公開するからバレバレよ。じゃあ帰りなさい。
帰らないわよ、とナタリヤ。あなたとシングル戦だからね。それともう1つ、リゾート地から仲間を連れてきたわ。
登場したのは前王者のナイア・ジャックス。顔がひきつるアレクサ。
ナタリヤ vs アレクサ・ブリス
※シャープ・シューター。
レフェリーの死角で場外からナタリヤの足を引っ張り介入するミッキー。この隙を見逃さなかったアレクサが反撃を開始、しかし今度はナイアが場外からアレクサの足を引っ張り介入。邪魔されたアレクサはナタリヤに再逆転されてタップ負け。
6人タッグ戦 ベイリー&サーシャ&エンバー vs ライオット・スクワッド
※丸め込み。
入場時は目を合わさなかったものの、試合中はサーシャの危機に飛び込んで救助するなどチームプレーに徹していたベイリー。
しかし試合終了直後、フォール負けしたサーシャに突如リングインしたベイリーが飛びかかり、一方的に殴る蹴る。場外に下ろし、何度も鉄階段に激突させて憂さ晴らし。
失神したサーシャの髪を掴んで怒鳴るベイリー。「ずっと我慢してた。自分のほうが上だと思ってるんでしょ。あんたは間違ってるよ!」
オーエンズ、ビビリまくる
大暴れしたベイリーを探すようスタッフに命じるGMアングル。そこへケビン・オーエンズがやって来る。
ストローマンとは組めない、とオーエンズ。奴とは友人になれない。俺を潰そうとしてるだけなんだ。
誤解するなよ、とアングル。奴は本気でお前と組みたがってたぞ。美しい友情が始まるかもしれんだろ。
頭を抱えながらオーエンズ去る。
ベイリーには同情する
アングルの部屋にベイリー到着。「説明させて」とベイリー。
RAWや女子部門がどうなってもいいのか、と怒るアングル。来週はカウンセリングを受けろ。
カウンセリングですって? サーシャは受けないの? カウンセリングはイヤだ、と拒否するベイリー。
受けないとクビだぞ! と命令するアングル。
タッグ戦 ストローマン&オーエンズ vs ベイラー&コービン
恒例の場外1周タックルツアーを敢行したストローマンは、パートナーのオーエンズに「お前もやれ」と指示。
意を決してストローマンからタッチを受けたオーエンズは場外ダッシュ。ベイラーを吹っ飛ばしたまでは良かったが、続くコービンにはクローズラインを喰らってダウン。
終盤、荒いタッチを喰らったベイラーが怒って仲間割れ。
※仲間割れして場外乱闘が続いたため戻れず。
勝利に興奮したオーエンズ、ストローマンの胸を喜びながら何度も叩き、和解の握手を求めて手を差し出す。
怖い顔をしてオーエンズを睨むストローマン。怯えたオーエンズは握手をあきらめて場外に下り、猛ダッシュで逃走。ストローマンも走って後を追う。
必死の形相で逃げ惑うオーエンズはバックステージの部屋へ。遅れてノシノシ歩いて来たストローマンはオーエンズを探す。
ストローマンが去ったCM明け、恐々と部屋から出てきたオーエンズ。近くにいた警備員に「化け物に追われてるから俺を守れ」と命令。
駐車場に辿り着き、警備員に礼を言ってから一人になるオーエンズ。周囲を警戒しながらスタッフに「車のキーをくれ」。しかしスタッフ「無理です、キーはありません」と拒否。
「じゃあどこなんだ!」と慌てるオーエンズ。「あそこです」とスタッフ。
スタッフの指差した先には、車のキーを持ってニヤニヤしながら仁王立ちしているストローマン。硬直するオーエンズ。
「車両保険に入ってるといいな」と言ってからオーエンズにキーを投げ渡す。
後ろを振り返ったオーエンズ。見えたのは、ひっくり返って煙を吹いてる車。
ワハハハハーと豪快に笑いながら去っていくストローマン。消化器の煙を浴びている車を見ながら泣きそうなオーエンズ。
IC王座戦 ドルフ・ジグラー vs セス・ロリンズ
※マッキンタイアの乱入。反則裁定によりジグラーは王座防衛に成功。
試合後、ジグラーとマッキンタイアが二人がかりでロリンズを攻撃しているところでレインズが救援に駆け付ける。
場外で先制しようとしたジグラーにスピアーを突き刺したレインズはリングインした巨漢マッキンタイアと一騎打ちの末、パンチで場外に落とす。