RAW #1310:復活した迷医シェルビーのセラピーでベイリー&サーシャは和解できるか

(更新日:2018年7月10日)

レインズ、2つの抗争に関わる

オープニングはロマン・レインズが登場。前回番組のタッグ戦でザ・リバイバルにフォール負けしたことを「予想もしてなかった」と語る。

負けたのは相棒のボビー・ラシュリーが最悪だったからだ、とレインズ。今日も組ませたがってるようだが、俺は彼と組むよりも闘いたい。俺は彼が嫌いだ。自分が一番だと思ってるエゴの塊。一番は俺だ。

ここでドルフ・ジグラーとドリュー・マッキンタイアが登場。お前が他人を「エゴの塊」と言うなんて笑わせるな。全世界を仕切ってるような態度だな。

先週は仲間のセス・ロリンズを救いに来て俺たちを邪魔しやがったな、とマッキンタイア。今ここで借りを返すぜ、と毒づくマッキンタイアをレインズが殴って乱闘発生。

人数不利でレインズが襲われているところをロリンズが救援に駆け付け、一人でジグラー&マッキンタイアを蹴散らす。

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カード「変更」ではなく「追加」

バックステージに戻ったレインズ&ロリンズはGMカート・アングルにタッグ戦を要望。GMアングルは「来週組もう」と語る。

「今夜やらせろ」とレインズが反抗したところ、アングルは「じゃあ今夜やれ」と承諾。

懐かしのシェルビー医師、再登場

前回番組で元親友のサーシャ・バンクスにブチギレて仲間割れの大暴れをやらかしたベイリー。直後にGMアングルから「カウンセリングを受けろ」と命じられて渋々行った時の映像が流される。

待合室でベイリーが待っていると「ウソでしょ」と言いながらサーシャがやって来る。同じ時間、同じ部屋で共にセラピーを受けることが判明した2人が口論を始めたところでシェルビー医師が登場。

(シェルビー医師は、かつて激しく抗争し、憎み合っていたダニエル・ブライアンとケインにセラピーを行い、ハグをさせる治療法で仲直り&ユニット結成させた実績を持つ)

友情に関するセラピーを行いましょうね、と笑顔のシェルビー医師。

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相手の控室でケンカ売る

控室で話すレインズとロリンズ。

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PPVで30分アイアンマン戦のIC王座戦があるんだ、とロリンズ。俺の試合が決まってない、とレインズが語っているところでラシュリーが入って来る。気を利かせてロリンズは席を外す。

俺をエゴの塊と呼ぶとは生意気だ、とラシュリー。今夜2試合だって? スーパーマン気取りか。お前はむしろトラブルメイカーだよ。ロリンズ以外からは嫌われてる。もちろん俺もお前が嫌いだが、PPVでお前と試合をするためなら今夜組んでやる。エゴは捨てろよ。

うるせえ黙れ、とレインズ。俺が先発してそのまま勝ってやる。あんたはエプロンで立ったまま勝利を喜んでろ。

集中しないと大変なことになるぞ、とラシュリー。「それは脅しか?」とのレインズの問いに「ああ、そうだ」と肯定。

2週連続同じ目にはあいたくない

遅刻して会場に到着したケビン・オーエンズ。先週ブラウン・ストローマンに車を破壊されたため、この日は違う車で来場。

駐車場に車を停めたオーエンズに「カギをください」と駐車係の男。

「イヤだね」と拒否したオーエンズはカギを持ったまま会場入り。

タッグ戦 レインズ&ロリンズ vs ジグラー&マッキンタイア

終盤、ピンチを脱したロリンズがレインズにタッチを求めたところで、リバイバルの2人(ドーソン&ワイルダー)が出現してエプロンのレインズを襲撃。

ロマン・レインズ ○ (反則) ● ドリュー・マッキンタイア
※リバイバルの乱入。

リバイバルにジグラー&マッキンタイアも加勢し、4人から攻撃されてリング上でダウンするレインズとロリンズ。

自らガソリンまいていくタイプ

GMアングルのオフィスにオーエンズが入ってくる。

ストローマンを何とかしてくれ、とオーエンズ。先週は車を破壊された。奴は狂ってる。

リング上で解決しろ、と試合を組もうとするGMアングル。

すぐ拒否するオーエンズ。そうじゃない、何とかしろと言ってるんだ。セラピーに行かせるべきなのは奴だろう。出場停止でも解雇、どうせなら両方やってくれ。頼むよ。

話を聞いたGMアングル、それでもストローマンとオーエンズのシングル戦を組む。頭を抱えるオーエンズ。

シェルビー医師、キレる

長時間のセラピーに疲れ&飽き始めるベイリーとサーシャ。

「正直者のセラピー」をしましょう、とシェルビー医師。互いに相手を演じてみて正直な心を見つけるのです。

「はーい、私はベイリー」とブリっ子キャラを演じ始めるサーシャ。「大きくなったらチャンピオンになりたいの、みんなの親友で、ハグが大好きよ、イエー!」

続いて高慢なサーシャを演じるベイリー。「私のことをボスって呼ばないと裏切るよ。チャンスを奪ってでも裏切るわよ。実際には何をしたところで裏切るんだけどね。だって私はボスだもの!」

互いの過剰な演技に腹を立てて口論を始める2人。シェルビー医師の仲裁も無視して罵倒し合う。

話を聞いてもらえないシェルビー医師、遂にキレて大魔神のような形相で「いい加減にしろおお!」と怒鳴る。

そして画面に「続く」の文字。

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タッグ戦 レインズ&ラシュリー vs リバイバル

3週連続となるこのカード。先発のレインズは意地でラシュリーと交代せず、リバイバルの集中攻撃を受けまくる。

耐えかねたラシュリーがタッチせずにリングインしてリバイバルの2人を攻撃し、エプロンに戻ってレインズにタッチを要求。

しかし意地になっているレインズはタッチせず、自ら試合を決めるためスピアーの構え。しかし防御され2人から集中攻撃を再び浴び始める。

ロマン・レインズ ○ (反則) ● スコット・ドーソン
※レフェリーの制止を聞かず攻撃。

一度も試合に出ることなく終了したラシュリー。レインズが集中攻撃されてるのを見ても無視し、一人で先に退場。残されたレインズはリバイバルの合体攻撃を連発で受ける。

ゴマすり不発

レインズたちの試合をモニター観戦していたGMアングルとオーエンズ。

RAWはいつも混乱ばかりじゃないか、とオーエンズ。何か手を打つべきだろ。まず最初に、俺とストローマンの試合は中止すべきだ。埋め合わせにあんたのオフィスを掃除してやってもいいぜ。公演のチケットもプレゼントするから行ってこいよ。どうだ?

よく聞け、とアングル。試合からは逃げられんぞ。

そうかよ! と怒鳴るオーエンズ。チケットは買ってこないからな!

この人の要求はすぐ通る

アングルのオフィスに今度はレインズが入ってくる。

もう我慢ならねえ、と怒るレインズ。ラシュリーとケリをつけたい。

ラシュリーも同じことを言ってたよ、とアングル。お前たちの試合を組む。

PPVで奴を潰すから、後釜を探しておけ、とレインズ。

笑顔と殺気

30日間の出場停止処分を受けているロンダ・ラウジーにルネ・ヤングがインタビュー。

PPVでナイア・ジャックスとアレクサ・ブリスが王座戦を闘うことについて、「試合は楽しみ。ワクワクするわ」と笑顔で応えるロンダ。

しかし「RAWは出場停止だけどPPVは別」「PPVは最前列のチケットを買って観戦する」と続け、笑みが消えて怖い表情に。

ナイア・ジャックス vs ミッキー・ジェームズ

後から入場したナイアは、ステージ上からマイクで語る。

2ヶ月前のレッスルマニアでアレクサを倒して王座を奪った。1ヶ月前のPPV「バックラッシュ」でもアレクサを虫のように叩き潰した。どちらも「これで終わり」と思ってたけど間違ってた。アレクサ、あんたがマネー権をキャッシュインして王座を奪ったことで、私たちは振り出しに戻った。でも終わらせないといけない。

次回PPV「エクストリーム・ルールズ」は観客席にロンダもいる。何か起こるだろうね。さっきGMアングルから聞いたけど、PPVでの私とあんたの試合形式はね、エクストリーム戦だよ。

それからミッキー、あんたは今夜そこに虫を連れてきてるけど、私も仲間を呼んできたよ。

登場したのはナタリヤ。ナイアのセコンドにつく。

ナイア・ジャックス ○ (フォール) ● ミッキー・ジェームズ
※サモアン・ドロップ。

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シャクティ〜

バックステージで深呼吸をするオーエンズ。しかし突然「効果を感じない」「やり方が間違ってるのか」と愚痴をこぼし始める。

オーエンズの隣りに立って指導してたのはジンダー・マハル。大きく息を吸って、シャクティ〜、と言うのだ。そうすれば内なる平安を見出せる。

それ言ったけどちっとも効かないんだ、とオーエンズ。俺の発音が悪いのか?

聞こえてないのか、マハルは配下のスニルと共に「シャクティ〜」

そこへチャーリー・カルーソがインタビューにやって来る。背後から突然声をかけられたオーエンズ、「なんだよ!」と驚く。

ストローマンとの試合が目前に迫ってるのですが、何か動揺していませんか? との問いに「バカ言うな」とオーエンズ。お前が急に現れたからビックリしただけだ。むしろストローマンとの試合が楽しみなくらいだぜ。ビビってるとでも思ったか。確かに奴は恐れられてる。しかし俺は以前にも対戦経験がある。堂々と立ち向かってやる。

隣りのマハルに「続けようぜ」と告げるオーエンズ。3人揃って「シャクティ〜」

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先輩として引かず

ラシュリーにルネ・ヤングがインタビュー。

PPVでレインズとのシングル戦が正式発表され、今の心境は? と問われ「奴は俺をエゴの塊と呼んだ。しかし奴はタッグ戦で俺を締め出した。痛めつけられたのは自業自得。PPVが楽しみだよ。この数年、もし俺が団体にいたら奴は団体一の男などと自称できなかったさ」

ブラウン・ストローマン vs ケビン・オーエンズ

試合開始直後、最初の攻防で放り投げられたオーエンズは場外に退避し、やがてバックステージに逃亡。

ブラウン・ストローマン ○ (カウントアウト) ● ケビン・オーエンズ
※試合放棄。

試合終了直後、ストローマンもバックステージへ猛ダッシュ。

駐車場に逃亡したオーエンズは車で会場を去ろうとするが、キーを忘れたことに気づく。混乱したオーエンズは近くにあった簡易トイレに隠れる。

後を追ってきたストローマンは駐車場を徘徊し、オーエンズの車をチェック。発見できず駐車場を去ろうとするが、何かの匂いに感づいて簡易トイレへ。

ドアをノックし、甲高い声で「誰かいますか〜?」と確認するストローマン。中からはオーエンズの「使用中だ、あっち行け」の声。

ニヤっと笑ったストローマン、ガムテープで簡易トイレのドアを開けられなくした後、「隠れんぼは終わりだ!」と叫ぶ。

何をやってるんだ! やめろ! やめてくれ! と簡易トイレの中から懇願するオーエンズ。しかし意に介さないストローマンは簡易トイレを引っ張ってバックステージからステージへ。「開けてくれ」「出してくれ」と中からオーエンズの悲鳴が響く。

ステージの端まで簡易トイレを運んだストローマンは小休止のあと、気合いを入れてダッシュし、簡易トイレにタックル。ステージ下へと転落する簡易トイレ。

ニヤニヤ笑うストローマンの下で簡易トイレは分解され、中からオーエンズが救出される。苦痛に悶絶するオーエンズ、そして悪臭に鼻をつまむ医療スタッフ。

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