RAW #1320:やられたらやり返すシールド、ヒール勢を蹴散らす

(更新日:2018年9月18日)

※RAW#1320はPPV「ヘル・イン・ア・セル」の6日前に開催されましたが、「J SPORTS」での日本初回放送が1週間遅れているため、当サイトでのレビュー公開も「ヘル・イン・ア・セル」を先行させています。何卒ご了承ください。

人数差をものともせず

ジョナサン・コーチマンの代役として実況陣に(一時的に)加わっていたルネ・ヤングが、この日から正式にフルタイムのコメンテイターとして就任したことが番組冒頭で発表される。コーチの復帰期間は短かった…。

実況陣交代アナウンスの後はブラウン・ストローマン&ドルフ・ジグラー&ドリュー・マッキンタイアの新ユニットが登場。さらに前回RAWにてストローマンたちに加勢したヒール勢もリングサイドに集結。

前回RAWでの乱闘シーン(ストローマンたちとヒール勢がシールドの3人をボコボコに襲撃)をスクリーン映像で流し、得意満面な表情のストローマン。ロマン・レインズは1人では勝負できず友達に助けてもらってばかりの臆病者。今までシールドは好き放題やり過ぎた。しかし俺たちの群れには敵わない。

お前らは勇気を振り絞ってシールドに反旗を翻した、とリングサイドのヒール勢を称賛するジグラー。WWEのパワーバランスは崩壊した、とマッキンタイア。ファンに良き手本を示すため、今夜はBチームを解散に追い込んでやる。

ここでシールドのテーマ曲が流れ、ロマン・レインズ&セス・ロリンズ&ディーン・アンブローズの3人が観客席から入場。リングサイドのヒール勢を次々と蹴散らし、アンブローズが持ち出した斧の柄でぶっ叩きまくる。ストローマンたち3人はステージに退避して乱闘を見物。

先週は警察をも蹴散らしたというのに

バックステージで何やら口論しているシールドの3人と警察官の面々。そこへ臨時GMのバロン・コービンが駆けつける。「先週と同じことを繰り返すな。もう警察沙汰はゴメンだ」と語ったコービンはシールドの面々に凶器を手放し会場から出て行くよう指示。指示に従わないならレインズとロリンズのシングル王座を剥奪する、と脅す。

渋々指示に従い、凶器を放り捨てて警察官を睨みながら去っていくシールド。

ニッキー・ベラ vs ルビー・ライオット

試合前、ベラ姉妹の控室が荒らされ、壁にライオット・スクワッドの落書きが残されていた様子が動画で流される。子供か。

ニッキー・ベラ ○ (フォール) ● ルビー・ライオット
※ラック・アタック2.0。

【タッグ戦】AOP(レーザー&エイカム) vs 地元の人たち

AOP(オーサーズ・オブ・ペイン)はドレイク・マーベリックが新たにマネージャーとして就任。

レーザー ○ (フォール) ● 地元の人
※スーパー・コライダー。

今度はHHHが挑発

トリプルHがリングに登場。前回RAWで発生したショーン・マイケルズとアンダーテイカーのやり取りに関して語る。

俺とテイカーの対決についてレジェンドたちが次々と予想したが、結果はテイカー勝利の予想が圧倒的に多かった(テイカー81%、HHH19%)。これは当然だろう。結果に腹を立てたりはしない。

しかし先週、たった1人の予想がテイカーを怒らせた。俺が有利だというマイケルズの意見に怒ったテイカーはリングに登場し、マイケルズに因縁をつけた。

それを見て俺は猛烈な怒りを覚えた。テイカーはマイケルズや俺に敬意を払っていない。それどころか奴は自分への敬意も失った。

奴はレッスルマニアでの連勝も止まり、カリスマ性も消えた。残ってるのは名声のみ。俺たちに恨みを持ってるんだろう。メルボルンではお前にほんの少しだけ敬意を残しておいてやる。そしてお前を完膚なきまで叩きのめす。

【RAWタッグ王座戦】ジグラー&マッキンタイア vs Bチーム(アクセル&ダラス)

ドリュー・マッキンタイア ○ (フォール) ● ボー・ダラス
※クレイモア&ジグザグ。ジグラー組は王座防衛に成功。

試合後、ロリンズ&アンブローズが王者組を襲撃。

ジグラーの言うとおり

控室で怒っているジグラー&マッキンタイアのところにコービンがやって来る。命令に背いて会場に戻ってきた場合は警察に逮捕させると言っていたにもかかわらず戻ってきたロリンズ&アンブローズについて「逮捕されたのか」と聞くジグラー。

「ここの州法は複雑なので逮捕は難しい」とコービン。さらにロリンズ&アンブローズとPPV「ヘル・イン・ア・セル」でタイトル戦を行うことも発表。

「それじゃあ罰じゃなくて褒美じゃないか」と怒るジグラー。「ステファニーはお前たちに期待しているんだ」と苦しい言い訳のコービン。

【タッグ戦】ロンダ&ナタリヤ vs アレクサ&ミッキー

ロンダ・ラウジー ○ (タップ) ● ミッキー・ジェームズ
※アーム・バー。

ステフと近所らしい

アライアスが登場し、地元のフットボール・チームを罵倒してから弾き語りを開始しようとしたところでWWE殿堂者ミック・フォーリーが登場。

20年前の1998年6月、PPVで行われたフォーリーとアンダーテイカーによるセル・マッチ(フォーリーがセルの天井から何度も落とされた)を会場で観戦していたというアライアス。感動したが、それは過去の話。今目の前にいるのは「壊れた男」だとフォーリーを評する。

あの試合から20周年の記念に次のPPVで何かさせて欲しいとステファニーに言った、というフォーリーは、PPVのユニバーサル王座を賭けたセル・マッチで特別レフェリーを務めることを発表。

レインズお返し

ロリンズ&アンブローズが乱入したことでレインズも会場に残っていると踏んだストローマンはバックステージを徘徊してスタッフを襲うなど大暴れの後、リング上でレインズを呼び出す。

しかしレインズは出現せず。臆病者とレインズを罵倒したついでに特別レフェリーを務めるフォーリーをも罵倒。

ここでレインズのテーマ曲が流れ、実況席のテーブル上にレインズが出現。リングを下りたストローマンは迎撃するレインズとステージ上で乱闘。

頭突きでレインズをダウンさせたストローマンは実況席で何かを狙うも、そのストローマンを担いだレインズはサモアン・ドロップでステージ下にストローマンを叩きつける。ダメージで起き上がれないストローマンをステージの上から見下ろし、レインズは王座のベルトを掲げる。

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