PPV ロードブロック:エンド・オブ・ザ・ライン 試合結果
(更新日:2016年12月29日)

PPVテーマ曲
会場:ペンシルベニア州ピッツバーグ、PPGペインツ・アリーナ
キャス vs ルセフ(キックオフ・ショー)
2週前、ホテルでラナの策略にハマり、ルセフにボコボコにされたエンツォもキャスと一緒に登場。
※エンツォが襲撃されキャスが気を取られる。
RAWタッグ王座戦 ニュー・デイ(コフィ&E) vs セザーロ&シェイマス
※トリックプレーからの丸め込み。セザーロ組が新王者に。
終盤、ピンチのシェイマスがセザーロにタッチを求めるが、セザーロはタッチせずにリングイン。直後にコフィのトラブル・イン・パラダイスを喰らってセザーロはダウンするが、交代してなかったシェイマスが押さえ込むトリックプレーで勝利。
デモリッションが保持していたタッグ王座の歴代最長王者記録を更新したニュー・デイは記録が483日でストップ。
試合後、リング中央で睨み合う両チーム。セザーロがニュー・デイの3人とハグを交わすも、シェイマスはベルトを2本とも強奪する自分勝手ぶりを発揮し、コーナーで誇示するがブーイングを浴びる。対するセザーロは観客席に入って王座奪取を喜ぶ。
セザーロばかりに声援が集まってスネたシェイマスは2本のベルトを持ったままお先にステージへ。後から追いついたセザーロが1本を奪い、観客席へアピール。最後はセザーロがシェイマスに抱きついて2人で勝利を祝う。
女性インタビュアーに八つ当たり
バックステージで試合を見ていたオーエンズにインタビュー。
歴代最長記録を保持していたタッグ王者が敗れました、あなたもWWEユニバーサル王座の最長保持記録を持っていますが、今夜レインズ相手の防衛戦で同じことが起こると心配していますか? との(失礼な)質問にしばし絶句しながらインタビュアーを見つめる。
お前はよっぽど俺を侮辱したいのか、それとも単にその仕事が向いてないのか。俺がニュー・デイの敗北で不安になるとでも思ったか? 俺はニュー・デイよりも優れている。俺はセザーロやシェイマスより、そして何よりレインズよりも優れている。だからこそ俺はWWEユニバーサル王座の最長記録を保持しているんだ。他にくだらん質問はあるのか?
もう1つあります、とインタビュアー。あなたの王座戦は全てジェリコが介入したことで防衛を続けていますが、そのジェリコとの関係が緊迫している現在、今夜の王座戦に影響はありますか?
何様のつもりだ、とオーエンズ。ここでどのくらい働いてるんだ。1週間か半月か。お前の名前すら知らんし興味もないが、そんな質問をする権利があるのか? 言う必要などないが教えてやろう。ジェリコと俺は無二の親友だ。今夜も、明日も、永遠にだ。もう質問がないなら俺の前から消えろ。
歩いているジェリコを発見したオーエンズが呼びかける。聞いてくれ。前回RAWでのことを謝罪したい。俺が悪いんじゃないんだ。俺たちはタッグ王者になれたのに、なれなかった。でもそれは俺のせいじゃない。悪いのはロリンズなんだ。奴が俺を押したんだ。
無言でその場を離れようとするジェリコ。その腕を捕まえるオーエンズ。前回RAWでの、ここ数週間の罪滅ぼしをさせてくれ。プレゼントがあるんだ。今はホリデーシーズンだろ。ほら、ホリデー・スカーフだ。気に入ってくれたか?
スカーフを受け取ったジェリコ、無言のままオーエンズの顔面に投げつけて去る。
10分マッチ ゼイン vs ストローマン
一方的に攻めまくるストローマン。何もできず殴られ放題のゼイン。
試合開始7分が経過した頃、GMフォーリーが白タオルを持って登場。場外にゼインを投げ落としたストローマンはフォーリーに向かって叫ぶ。言っただろ、こいつは無理だってな。タオルを投入してこいつの命を救ってやれ。
フォーリーの足にしがみついて試合続行を懇願するゼイン。お前の勇気を誰も責めはしない、とゼインに語りかけるフォーリー。
フラフラだったゼイン、突然立ち上がってフォーリーからタオルを奪い観客席に放り込み、「そんなことはさせない」とフォーリーに告げる。
※10分耐える。
10分を闘いきったゼインが勝利、とアナウンスされる。ダメージを受けていないストローマンは激怒。
ロリンズ vs ジェリコ
終盤、またしてもオーエンズが介入。しかし不意をついたジェリコの丸め込みフォールはレフェリーがオーエンズに気を取られていたためカウントが遅れる。
気付いたジェリコに「失せろ!」と怒鳴られ、オーエンズは渋々退散。
※ペディグリー。
トリプルスレット戦形式クルーザー級王座戦 スワン vs ケンドリック vs パーキンス
※スピンキック。スワンは王座防衛に成功。
試合後にネヴィルが登場。旧友のスワンを祝福するフリして不意打ちの襲撃。仲裁しようとしたパーキンスも襲撃したネヴィルはクルーザー級戦線への参入と同時にヒール転向。
オーエンズ傷心
試合に敗れたジェリコの控室へと向かってバックステージを歩くオーエンズ。控室のドアを開けようとするが、カギがかけられている。
クリス、いるのは分かってるんだ、開けてくれ、とドアをノックしながら叫ぶオーエンズ。俺と話もしたくないっていうのか。OK、聞いてくれ。さっきのことは謝る。助けたかっただけなんだ。俺に怒ってるのは分かるが、これはバカげてるぞ。俺たちは固い友情で結ばれてたじゃないか。なあ開けてくれ。
それほどまでに怒ってるんだな。じゃあこうしよう、リストの一番上に俺の名前を書いてくれ。そうすればスッキリするだろ。それでも足りないっていうのか。なあ、親友でもたまには間違いを犯すだろ。親友は互いを許し合うものじゃないか。もう親友じゃないっていうのか。
それでも返事はなく、カギがかかったままのドアを見て溜め息をつくオーエンズ。これが答えってことだな。もう俺たちは親友ではないってことか。俺は傷ついたよ。心底傷ついた。
寂しげな表情でドアの前から去るオーエンズ。
30分アイアンマッチ戦形式RAW女子王座戦 サーシャ vs シャーロット
※雪崩式ナチュラル・セレクション。サーシャ 0 – 1 シャーロット。
※丸め込み。サーシャ 1 – 1 シャーロット。
※バンク・ステートメント。サーシャ 2 – 1 シャーロット。
※8の字固め。サーシャ 2 – 2 シャーロット。
残り2秒でサーシャがタップして30分間が終了。ポイント同点のためレフェリーが延長戦を指示。
※8の字固め。シャーロットが新王者に。
シャーロット、PPVでの戦績は15戦15勝無敗に。
WWEユニバーサル王座戦 オーエンズ vs レインズ
終盤、パワーボムで優位に立ったオーエンズが王座ベルトをリング内に持ち込み、レインズをベルトで殴ろうとする。しかしレインズはスピアーで迎撃。
両者ダウンしているところでジェリコが登場し、リング内に駆け込む。両者を交互に見つめたジェリコ、ニヤリと笑ってオーエンズにコード・ブリーカーを喰らわせる。
※ジェリコの介入。オーエンズは王座防衛に成功。
試合後、ユニバーサル王座の赤いベルトを手に取ったジェリコはニヤリと笑い、フラフラになりながら立ち上がったオーエンズにベルトを手渡す。何が何やら分からないオーエンズは戸惑いの表情を隠せず、しかしジェリコに手を挙げられ、最後はハグ。
友情が復活し、肩を組んで笑顔のオーエンズ&ジェリコ。しかし場外でそれを見ていたレインズが怒っているのに気付き、2人同時に退散。
ところがステージからロリンズが登場し、慌てて引き返すもオーエンズはレインズのスピアーを喰らう。1人逃げたジェリコもロリンズに捕まり、この日2回目のペディグリー。さらに実況席への合体パワーボムで叩きつけられて失神。
この隙にバックステージへ逃亡を図ったオーエンズをロリンズが追い掛けて捕らえ、最後はレインズと共にステージ横の実況席へオーエンズを合体パワーボム葬。