SMACKDOWN #1010:ルセフ、観客の絶大な支持を受けてクリスマスに中邑から勝利
(更新日:2019年1月6日)
全方位にケンカ売っていくスタイル
サンタクロースに扮したR・トゥルースとカーメラがリング上でクリスマスを祝っているところにダニエル・ブライアンが現れ、トゥルースたちを罵倒した後、「サンタクロースに浮かれたファンのせいで環境破壊が進んだ」と謎理論。「あと20年で北極は消え、サンタも消える」
「小さな妖精が怒ってるぞ」とトゥルースがからかう。
「それはジョークのつもりか?」とブライアン。「ジョークといえば、お前のキャリアもジョークそのものだ」
「そんなことを言ってもいいのか?」とトゥルース。「俺はランブル戦の出場を決めている。ランブル戦で優勝し、お前のタイトルに挑戦する。その時までお前がチャンピオンならの話だけどな」
「とても初歩的な質問をするぞ」とブライアン。「なぜランブル戦で勝てると思った? お前は30まで数えることもできないだろ」
「数えられるよ」とトゥルース。1から7まで数えたあと、カーメラと共にダンスブレイク突入。
蔑ろにされて怒ったブライアンは、トゥルースの背後から足を攻撃。鉄柱攻撃を挟んでヒール・フックを連発。カーメラは悲鳴。
ムスタファ・アリ vs アンドラデ・シエン・アルマス
※054。
SD昇格後に連勝したアリはバックステージでクルーザー級の仲間たちから祝福される。
そこへ登場したのはシェルトン・ベンジャミン。アリを睨んだ後、「お前のSD入りを歓迎する」と告げて握手を求める。「光栄だ」と握手に応じるアリ。
握手しているアリを背後からダニエル・ブライアンが襲撃。「お前はここにいる資格などない!」と怒鳴る。
【8人タッグ戦】ウーソズ&ギャローズ&アンダーソン vs ザ・バー&サニティ
※マジックキラー。
会長の複雑な愛情
AJスタイルズがバックステージでビンス・マクマホン会長と対面。笑顔で握手を交わすスタイルズ。
「貴様の名は何だ? 貴様は何者だ?」と唐突に問うビンス。
「俺はAJスタイルズ。フェノメナル(驚異的)な男だ」とスタイルズ。「2度のWWE王者で、SMACKDOWNは俺のシマだ」
「なら尋ねるが」とビンス。「なぜ貴様は自分のシマで闘わないのだ? 貴様のシマの王者はダニエル・ブライアン。バックステージで大騒ぎを起こしてる奴だ。おかしくはないか?」
表情が曇っていくスタイルズ。
「奴が新生ブライアンなら、貴様も新生AJスタイルズを見せてくれ」とビンス。「今まで多くのスターを見てきた。誰もが入団後に王座を獲得し、大金を稼いだ途端に向上心を失い、団体を去っていく。貴様は違うよな?」
「我々は似た者同士。貴様が腹黒い男なのは分かる。本当の自分を解放できず葛藤してるのだろう。本性を現して後戻りできなくなるのが怖いか。今すぐ本性を見せてみろ。貴様の内なる野蛮な魂は解放されたがっている」
突然スタイルズの首筋を叩くビンス。スタイルズもビンスの顔面をビンタし、咆哮。倒れ込んだビンスは「それだ!」と叫ぶ。
憤怒の表情でビンスに追撃を与えようとするスタイルズはスタッフに制止されて退散。そのスタッフに「私は大丈夫だ」と告げるビンス。
クリスマスに願いが叶う
クリスマス仕様の「ミズTV」。今回のゲストはミズがタッグ結成を切望するシェイン・マクマホン。
シェインとのタッグ結成について想いを語るミズ。「多くの人が誤解している。俺自身のためではない。これは親父のためなんだ。多くの王座を10年間で獲得してきたのに、親父は俺を褒めてくれない。レッスルマニアのメイン戦でジョン・シナに勝利して王座を防衛した時も、親父は褒めてくれるどころか、『ロックのおかげで勝てたな』と言ったんだ(それは事実だ)」
「そんな親父も『シェインは別格』とベタ褒めしてる。親父はミステリオやコフィや205Liveの奴らなど、空中戦を得意とする選手が好きなんだ。『お前とシェインが組んだら最高だ、俺は誇りに思う』と親父は言った。親父の願いを叶えたい。俺たちが組めば世界最高タッグになれるんだ」
ふと我にかえるミズ。「あんたに頼み事をするなんてどうかしてるな。自分がバカみたいだ。でもあんたは言ったよな。生まれ変わったWWEはファンの声に耳を傾ける、と」
そうだ、と頷くシェイン。
「ではこうしよう」とミズ。「決めるのは俺たちではなくファンだ。みんなに聞きたい。シェイン&ミズのタッグを見たいか?」
観客は「イエス!」チャントで支持。シェインに握手の手を差し出すミズ。
「お前の素直な言葉は全て心に重く響いたよ」とシェイン。椅子から立ち上がり、「俺をダマしたらタダじゃすまないぞ」と告げた後、「よし、やろう」とタッグ結成を受諾。
喜んだミズはシェインに抱きつく。笑顔の2人はワールドカップ・トーナメントのトロフィーを共に掲げてファンにアピール。
ジェフ・ハーディ vs サモア・ジョー
※レフェリーの制止を聞かず暴走。
追撃しようと実況席へジョーを放ったジェフ。しかし切り返されてコキーナ・クラッチを喰らい失神。
【US王座戦】中邑真輔 vs ルセフ
※マチカ・キック。ルセフが新王者に。
勝ったルセフよりも、セコンドについた妻ラナのほうが大喜び。