SMACKDOWN #1015:妖艶マンディ・ローズ、ナオミ嫌悪の発端はオーディションだと吐露
(更新日:2019年2月6日)
あの鉄拳は相当痛いぞ
ベッキー・リンチが登場。
「2日前にランブル戦を制し、昨夜はRAWに出てきた。ロンダの怒った目をまた見たかったのさ」
「ロンダは偉そうに過去を比較してきた。私は過去を誇りに思ってる。1年前はキックオフ・ショーに出てたのに今はメイン戦に出ている。誰の力も借りなかった」
「ロンダの腕をみんなの前で折ってやる。お前は勘違いしながらレッスルマニアに出場し、後悔しながら会場を去る」
ここでシャーロット・フレアーが登場。笑顔で拍手をしながらリングイン。
「おめでとう。キックオフ・ショーから躍進したわね。あなたが幸せならとても嬉しいわ。出場予定のなかった試合に強引に割り込んで勝利をかっさらうだなんて。ようやく私から学んだようね。あなたがメイン戦に出られるようになったのは私のおかげ。あなたの力になれて良かった。フフフ、とても幸せよ」
イヤミったらしく笑い続けるシャーロットを見て自身も笑顔だったベッキー、突然シャーロットの顔面に強烈なパンチを1発。グシャッという不気味な音と共にヒザをついたシャーロットは口を押さえる。
不敵に笑いながらリングを降りるベッキー。しかし怒ったシャーロットが追いかけて殴りかかり、乱闘発生。ベッキーも反撃し、脚負傷の設定を忘れる。
苦あれば楽あり
R・トゥルースがカーメラを伴って登場。「日曜のランブル戦はナイア・ジャックスのせいで出場できなかった」
「ミックスドタッグ・チャレンジで優勝して30番を手に入れたんだから、彼は出場すべき人よ」とカーメラは異議を唱える。
「マジで意味が分からない」とトゥルース。「ラップを歌っていて気が付いたら寝てた。ナイアが邪魔しなければ優勝は俺だった。マクマホン氏もそれを分かってくれたので、US王座に挑戦できることになった。中邑真輔をぶっ潰してやる」
【US王座戦】中邑真輔 vs R・トゥルース
※丸め込み。トゥルースが新王者に。
予定より早かったのか、まだ3カウントが入ってないと思い込んだ両者は試合を続行したが、レフェリーがゴングを要請。驚いた中邑は猛烈に抗議。3カウント入ってようが入ってなかろうがこれはレフェリーの大チョンボ。
カーメラにベルトを巻いてもらい、大喜びのトゥルース。しかしここで元王者のルセフがラナを伴って登場。ラナは2日前に負傷した脚を引きずっている。
「これは間違っている」とルセフ。「俺からUS王座を奪った中邑は王者に全くふさわしくない。トゥルース、ふさわしくないのはお前も同じだ。大して疲れてもいないだろう。今すぐ俺と勝負しろ」
ラナも興奮しながらトゥルースを挑発。カーメラがラナをなだめるも、「どうせお金目当てでしょ」「いつも他人を利用してばかり」などと挑発され、怒ってラナを突き飛ばす。
妻を倒されて怒ったルセフはカーメラに詰め寄るも、トゥルースが立ちはだかる。口論に発展し、怒ったトゥルースはタイトル戦を受諾。
【US王座戦】R・トゥルース vs ルセフ
※丸め込み。トゥルースは王座防衛に成功。
一夜で2連勝して大喜びのトゥルース。しかし今度は中邑から襲撃される。中邑を睨んだルセフ、しかしリング上で共闘してトゥルースを成敗。
無理矢理だなあ
ルセフの控室にカール・アンダーソン&ルーク・ギャローズが殴り込む。「おいルセフ、さっきのは何だ。2対1で襲撃などあり得ない」
「お前らには関係ないだろ。食堂に戻れ」とルセフ。
「お前と中邑は良いコンビだよ」とアンダーソン。「しかし俺らの敵ではない」
そこへ中邑もやって来る。「対戦を受けてやる」
ギャローズ&アンダーソンが去った後、中邑を睨むルセフ。「お前と組むのは1度だけだ。足を引っ張るなよ」
ミズの親孝行
SDタッグ王座を獲得したシェイン・マクマホンとミズのコンビがリングで祝勝会。
「紙吹雪も風船もシャンパンもなしかよ!」とミズ。「ファンはタッグ王者とパーティーがしたいはずだ」
「昔ながらのやり方ではなく、ミズのためにビッグなものを用意したよ」とシェイン。「お前には感謝してる。PPVで子供の頃からの夢が叶った。お前のおかげだ。感謝の気持ちを伝えるための名案が浮かんだんだ。人生で決して忘れられないものになるぞ」
ミズに映像を見せるシェイン。内容はこれまでの経緯をまとめたもの。
続いてミズの父親を呼び込むシェイン。観客からは「ミスター・ミズ!」チャント発生。「今日飛行機で帰る予定だっただろ」と笑うミズ。「電話して引き留めたんだよ」とシェインは、ミズの父親にマイクを渡す。
「マイク、愛してるよ。お前を誇りに思う」と父親。目をウルウルさせたミズは父と抱擁。シェインは興奮して大絶叫。
「感動して少し泣いてしまったが、仕事にも集中せねば」とシェイン。「王者になったら次は防衛戦だ。挑戦者チームは今夜の4ウェイ戦で決めるぞ」
当時はヒールだったから仕方ないっすよ
バックステージでマンディ・ローズとソーニャ・デビルにインタビュー。
ファンに何か言いたいことがあるそうですが、との問いに「ソーニャと私は次回PPVの女子タッグ王座戦に出場するわ」とマンディ。
「他に言いたいことは?」と問われ、語り出すマンディ。「自分らしく生きていくことは大変。見た目も派手だし、私たちは強くて美しいチームだから、隙あれば叩こうとする人間がいる。ナオミみたいなね」
なぜ彼女を敵視するのですか? との問いに「さっき渡したビデオを見れば分かるわよ」とマンディ。
映像が流される。2015年の新人発掘企画「タフ・イナフ」に出場していたマンディが、審査員として登場した「チームBAT」(かつてナオミ&タミーナ&サーシャ・バンクスが結成していたヒールユニット)の面々に意見を聞く場面でナオミに厳しい言葉で批判され、さらにタミーナのスプラッシュを受ける場面では「弱虫!」「潰してしまえ!」と野次を飛ばしているナオミが映される。
「弱虫と言われたからナオミの結婚生活を壊すんですか?」との問いに言葉を詰まらせるマンディ。ソーニャが助け舟。「理由はそれだけじゃない。ナオミは裏で言いたい放題だった。ひどい言葉ばかり。あの女の目には嫉妬心と怒りが宿ってた」
「私はいつも家で泣いてた」とマンディ。「だから私生活が壊れた。彼氏とケンカばかりして捨てられた。だからナオミに仕返ししてやったのよ」
「しかしナオミ夫妻は強い絆で結ばれています。あなたは最終的に失敗したのでは?」との問いに、「最終的? まだ何も終わってないわ。でも私は今女子タッグ王座戦に集中している。初代王者になってやる。ナオミなんてどうでもいい」
タッグ王座挑戦チーム決定エリミネーション戦
出場したのは以下の4チーム。
◆ウーソズ(ジミー・ウーソ &ジェイ・ウーソ )
◆ザ・バー(シェイマス&セザーロ)
◆ニュー・デイ(ビッグ・E&コフィ・キングストン)
◆ヘビー・マシナリー(タッカー・ナイト&オーティス・ドーゾビッチ)
※コンパクター。ニュー・デイは脱落。
※ブローグ・キック。ヘビー・マシナリーは脱落。
※スプラッシュ。ウーソズが挑戦権を獲得。
さすがにダンボール製ではなかった
WWE王者ダニエル・ブライアンが登場。「PPVで俺は勝利した。つまりお前らファン全員の勝利でもある。なぜなら俺は地球の王者だからだ」
「俺の話が理解できなくても構わん。理解してくれる奴がいる」と、PPVで介入して王座防衛を助けたローワンを呼び込む。
「ローワンは見識があり、知性を備えた友人だ」とブライアン。「だからAJスタイルズのような奴のうわべを見抜くことができる」
「スタイルズのような無知野郎でさえ時には正しいこともある。先週スタイルズは俺のことを偽善者だと言った。そのとおり、俺は偽善者だよ。なぜなら俺はこれを持ち歩いているからだ」
WWE王座のベルトを見つめるブライアン。ローワンがリングサイドからゴミ箱を持ってくる。
「分かるか? これは最高を示すシンボルであると同時に、余剰を示すシンボルでもある。最悪なのは、この素材はベルトを作るために命を奪われた牛の皮だということだ」
その牛の名前はデイジーだと告げたブライアンは、デイジーの悲しき物語を切々と語る。「こんなもののためにデイジーは命を捧げたんだ!」と激昂したブライアンは、WWE王座のベルトをゴミ箱に放り込む。
「これはゴミクズ。言っただろ、俺が王者になったらWWEを変えてやるとな。新しいシンボルを見せてやる」
ローワンが持ってきた袋の中から新しいベルトを取り出す。地味なベルトを見て微笑むブライアン。「この素材は地球に優しい、100%オーガニックな麻繊維から出来ている」
ここでAJスタイルズが登場。「WWE王座のベルトがゴミだと? お前はそのベルトを作る前に麻でも吸ってたのか」
さらにランディ・オートン、ジェフ・ハーディ、ムスタファ・アリ、サモア・ジョーが次々と登場。ジョーがスタイルズに「ところで(妻の)ウェンディは元気か?」と挑発し、怒ったスタイルズが殴ったところで全員が大乱闘。
場外に退避していたブライアンが実況席に立ち上がって叫ぶ。「勝手に争え! 誰にも王座挑戦のチャンスなどやらない!」
ここでトリプルHがスクリーンに映る。「お前は確かにそこで乱闘してる1名と闘う必要はない。お前が闘うのはそこの全員。次回PPVでチェンバー戦だ」
怒り狂うブライアン。