SMACKDOWN #815:ブライアン、アクシデントで大流血
(更新日:2015年5月16日)
会場 カリフォルニア州フレズノ
オープニングはレインズがJ&J、ケイン、大巨人を帯同して登場。実況席メインのマイケル・コールは前回RAWにおけるレスナーの暴挙によりお休み。JBLも実況席の下敷きになった際、腹部に重傷を負い手術したため欠場と報告される。代役としてトム・フィリップスが実況。
何から何まで計画通りで最高の気分だぜ、と話し始めるロリンズ。庶民のお前らには分からないだろうが、1日に何度もアメリカをジェット機で横断してたら時差ボケになるんだよ。100パーセントの状態で闘えないと申し訳ないじゃないか。だから再戦はしなかっただけの話だ。レスナーは今夜再戦できたかもしれないのに、自滅してアナウンサーやカメラマンを襲ったりしたせいで無期限の謹慎処分だってよ。俺に言わせれば自業自得だ。
ここでオートン登場。もう忘れちまったのか。俺は全て覚えてるぜ。数ヶ月前、お前のカーブストンプで潰されかけたが数週間かけて復讐し、祭典ではRKOでお前の首を狩ってやった。お前がマネー権を行使する前の話しだぜ。俺は昨年の祭典以降、WWE王座をの再戦権を行使していない。レスナーがいなくなった今、お前の王座への第一挑戦権は俺にあるはずだ。
何様のつもりだ、と怒るロリンズ。俺はWWEの顔。誰がいつ俺の王座に挑戦するか、決める権利を持っているのは俺自身だ。
「俺自身」とは面白い、とオートン。お前は何一つ自分で成し遂げていない。J&Jは権力者にすがるしかない2匹の臆病なドブネズミ。大巨人とケインはもう怪物ではなくて権力者の愛犬だ。祭典のアンドレ杯で優勝した大巨人はまだマシだ。しかしケイン、あんたは祭典に出てたか? 見た記憶がないぜ。そもそも運営部長とは普段何をやってるんだ。赤い処刑マシンが今では「赤ずきんちゃん」だな。
怒ってロリンズからマイクを奪うケインに場内「赤ずきんちゃん」チャント。運営部長は強大な権力を持っている。今すぐ大巨人と試合しろ。もし勝てたらお前の王座戦について権力者たちが考慮するかもしれないな。
オートンvs大巨人
※J&Jとケインの乱入。
集団で暴行後、ケインがオートンにチョークスラムを見舞った直後にライバックが救援のため登場。シェルショックとRKOで権力者チームを粉砕する。
ナオミvsナタリヤ
※ヘッドシザース式フェイスバスター。
アンブローズの悪臭
控室で怒るケインにロリンズが話しかける。RKOを喰らって気の毒だったが、見事な手腕だったぜ。オートンを王座戦で釣るとはな。
あれは本音だ、とケイン。運営部長は試合を組む権限を持っている。次回PPVまで4週間、俺はロリンズvsオートンの世界王座戦を見てみたい。まさか勝つ自信がないなんてことはないよな?
バカを言うな、とロリンズ。オートンの挑発に乗るなよ。奴より賢いんだろ。
お前こそ奴より強いんだろ! とロリンズに怒鳴るケイン。顔をしかめて「ひでえ」と嘆くロリンズ。何かを言おうとするケインを制してロリンズが繰り返す。違うんだケイン。この部屋ひでえクサイぜ。
悪臭に気付いたケインが振り返ると立っていたのはスッキリした表情のアンブローズ。いいトイレだな。オシャレなタオル、柔らかいトイレットペーパー、そして芳香剤。夢のようだな。
おい待てアンブローズ、よくも俺の専用トイレを汚したな。罰として試合を組んでやる。相手は祭典でお前を粉砕したハーパーだ。
あいよ了解! と笑顔でOKして去っていくアンブローズ。グヌヌと悔しがるケイン。
レインズ、王座戦を語る
祭典のメインに出場できたのは本当に光栄だった。最初にレスナーの顔面を殴ったが、すぐ投げられた。何度も投げられたが俺は立ち上がり続けた。「スープレックス祭り」を俺は見事に喰らい、何度もマットに叩きつけられた。しかし俺も一矢報いた。何度もレスナーの顔面を殴ってダウンさせた。あと1歩だった。山を登り頂上が見えたのに、景色を見てたら一瞬で引きずり降ろされた。それがロリンズの作戦だ。完璧なタイミングで行使しやがった。俺とレスナーは潰し合い、最後にロリンズがとどめだけを刺した。あと30秒あれば拳とスピアーでレスナーを倒せたのに。あと少しだったのに。ロリンズは過去に倒している。だから次も勝てる。必ず倒してやる。
トゥルースvsミズ
※スカル・クラッシング・フィナーレ。
試合後にミズドウが乱入し、ミズにスカル・クラッシング・フィナーレを炸裂させて前回RAWのお返し。ミズとの訣別が決定的となる。
シナ、USチャレンジを宣言
シナがUS王座ベルトを持って登場。US王座の権威を取り戻すと宣言し、祭典で俺は実行した。ルセフは一流のアスリート。今まで多くの難敵に勝ってきたのは認めるが、US王者であることが許せなかった。アメリカンドリームを体現してるのに感謝の意を示さずアメリカの悪口ばかり言っていた。俺はみんなと同じようにアメリカを愛しているし、このUS王座は誇りだ。
この王座はチャンスの象徴になる、と続けるシナ。ツキに恵まれない者や勝利に飢えている者、将来のスターやBプラス評価の者、ファンが望むなら誰でもいいから相手になってやる。たとえレスナーが来たとしても逃げねえぜ。全員にチャンスを与える。毎週「USチャレンジ」を行うぜ。
ここでルセフとラナ登場。祭典での試合はチャンスどころか茶番もいいところだったわ、とラナ。あなたは王者にふさわしくない。ルセフと比べれば半人前。あなたの革命は幻想。
ルセフがマイクを要求し語り始める。俺は祭典で負けてない。今もアメリカの王者でスーパーアスリート、そしてロシアの戦車だ。腰抜けのシナに降伏するチャンスをやる。断るなら次回PPVでお前を破壊してやる。
ルセフは鈍感で酔っ払ってるだけだな、と挑発するシナ。お前は祭典で無残に負けたんだ。その気があるなら今ここで試合してもいいぜ。
シナを睨みながらリングサイドまで歩み寄るルセフ。次回PPVでお前たちはコレを見るんだ! と言ってリングの上を指差す。しかしいつものロシア国旗は降りてこない。何を見せたいんだ? みんなが見たいのはコレじゃないか? とシナが指差すと、天井からアメリカ国旗が降りてくる。シナに1本取られて怒り狂うルセフ。
アンブローズvsハーパー
※ハーパーがアンブローズを実況席にパワーボムで叩きつける。
シェイマス、前回RAWでの暴挙を語る
シェイマスが登場。なぜジグラーたちを襲ったか知りたいか。理由は簡単。実力を示しただけだ。WWEの試合を見ながら思っていた。「本物の男がいない」ってな。ブライアンとジグラーは気のいい連中だ。努力家で野心もある。だが二人ともチビだ。おまけにメインも満足に張れない。俺は観客の反応なんて気にしない。復帰したのはお前らの夢と希望をぶっ潰すためだ。チビの負け犬ども全員に引導を渡すまで俺は休まない。
ブライアンvsシェイマス
終盤、シェイマスがエプロンに立つブライアンを場外に突き落とす。実況席に頭部を打ち付けたか、この時点で額から流血していたブライアンに、ゲスト解説で実況席にいたバレットがレフェリーの死角をついてブライアンの顔面にブル・ハンマー。これでブライアンは大流血の上、失神。
※大流血でリングに戻れず。