SMACKDOWN #889:スタイルズ、男にしか分からぬ痛みでいつまでも苦しむ
(更新日:2016年9月14日)
ミズ、ブライアンの罵倒にブチギレ
前回スマックダウン終了後に放送されたトーク番組「トーキング・スマック(WWEネットワークにて配信)」で、GMのブライアンとIC王者のミズが口論に発展した様子がダイジェストで放送される。
ミズのことを「殴られるのが怖くて逃げ回ってる臆病者」とブライアンが評したことで立腹したミズ、「俺は10年以上も闘い続けている。怪我を理由に欠場して半年もリングに立てなかったなどということはない」と現役時代のブライアンを引き合いに出して反論。「ファンとの約束を果たせなかった男こそ臆病者ではないのか。お前は必ず王座を取り戻すと言っておきながら約束を守らなかったじゃないか。二度とリングに立てないくせに俺を批判するのか」とミズは激昂し、ブライアンはミズの話を聞かず途中で退席。
ブライアンが退席した後も興奮が収まらないミズ、「俺は141日間も権威あるIC王座を保持している。もっと俺に敬意を示せ。他の王座など目じゃない。俺を批判し侮辱するGMやファンにはウンザリだ!」と怒り続ける。
ジグラー、今度はIC王者にケンカを売る
リング上でミズと対峙したジグラーがGMブライアンの意見に賛同。お前は有名になれれば何だっていいと考えている。だからお前が何を言おうとも誰も信用しないし、ブライアンに腰抜けと呼ばれるんだ。
お前に中身がないことは誰も知ってる。お前には臆病者でも腰抜けでもないとリング上で証明できるチャンスが毎週のようにあったのに、それをしなかった。なぜチャンスを逃すんだ。ファンやブライアン、そしてお前の女房に証明したくはないのか? 証明したいなら今夜実行してみろ。王座は賭けなくていい。俺と闘う度胸はあるか。
闘う構えを見せたミズ、しかし案の定、フリだけしてリングを去ろうとするが、ジグラーから「やっぱりお前は腰抜けの臆病者だ」と批判されて激昂し、リングに戻ろうとする。妻のマリースが制止し、ミズはバックステージに消える。
タッグ王座決定トーナメント1回戦 ハイプ・ブロス vs ボードビレインズ
※ハイプ・ライダー。ハイプ・ブロスは準決勝に進出。
クルーズ vs スタイルズ
※フェノメナル・フォアアーム。
ワイアット、毒ヘビを喰らうと宣言
オートンを狙い始めたワイアットがリング上で演説。レスナーはサマースラムでオートンの弱点に残らずつけ込んだ。試合前は無敵の王者に見えたオートンも、試合後は傷だらけ。俺の得意技は、弱った者の息の根を止めることだ。オートン、お前の頭の中では「逃げろ」という声がささやいてるだろう。
ここでオートン登場。俺の頭の中では「こいつ何様のつもりだ」という声が響いてるぜ。頭を少し縫っただけで「傷だらけ」なのか? 怪我は昔から俺の勲章。お前は俺に何の用だ。
負傷しても恐れを知らん男だな、と笑うワイアット。しかしお前は分かってない。お前はもはや食物連鎖の頂上になどいない。傷を負った弱者に過ぎない。今度は俺がお前を喰らう。次回PPVで俺は毒ヘビの首を切り落とし、我が家の暖炉に飾るとしよう。
俺はこれまで数々の敵と闘って生き残ってきた、とオートン。俺の傷の何を知ってるというのだ。カクタス・ジャックに画鋲の上に投げられた時の傷。アンダーテイカーにセル戦で負わされた傷。目に見える傷など大したことはない。本当に怖いのは心の底に悪魔のように巣食う傷だ。俺の目の奥にも、そしてお前の中にも悪魔がいる。PPVで俺と闘いたいなら受けてやる。お前など怖くない。
ベッキー&ナオミ vs ナタリヤ&アレクサ
試合中、ゲスト解説をしていたニッキーを再びカーメラが襲撃。
※丸め込み。
タッグ王座決定トーナメント1回戦 スレイター&ライノ vs ヘッドバンガーズ
スマックダウンとの契約を狙うスレイターがライノと組んでタッグ王座決定トーナメントに出場。相手は16年ぶりにWWE復帰したヘッドバンガーズ(モッシュ&スラッシャー)。
トーナメントに優勝してタッグ王者にならない限りスマックダウンと契約できないスレイターは勝つしかない状況。
※ゴア。スレイター組は準決勝に進出。
※試合動画が途中で白黒になってるのは、ライノが試合途中でアクシデントにより流血したため。
アンブローズ vs コービン
※スタイルズの介入。
試合後、コービンをダーティー・ディーズで撃退したアンブローズ。その背後からスタイルズがフェノメナル・フォアアームを狙うも、察知したアンブローズがロープを揺らして自爆させる。
落下して股間をトップロープに打ち付けたスタイルズは痛みで悶絶。「男にしか分からない」スタイルズの痛みに理解を示すアンブローズ、「邪魔したお前が悪い」と声を掛けてからロープを揺すってスタイルズに更なる拷問。痛みで動けないスタイルズの手を優しく握ってからリングを下りるアンブローズは余裕の笑み。