SMACKDOWN #902:次回PPV「TLC」に向けて各選手間の抗争が再燃
(更新日:2016年12月13日)
この2人は乱闘ばっかり
次回PPV「TLC」でSD女子王座戦を行うベッキーとアレクサの調印式。
前回の対戦でレフェリーが私のロープブレイクに気付いていたら私が女子王者だったのよ、とアレクサ。
私が今の位置にいるのは「容赦しない人間」だからさ、とベッキー。私は怖いもの知らず。あんたは昇格して4ヶ月だっけ。進歩したのは厚化粧だけだね。喋りだけ威勢が良くてもその負け犬根性は治らない。あんたは甘いよ、レクシー。
ベッキーの話を聞きながらムセ始めるアレクサ。ごめんなさい、なぜか分からないけどあんたの話は吐き気がするわ。目を覚ましたらどうかしら。人生はおとぎ話とは違う。どんなに頑張っても超えられない相手というのがいるの。あんたの前に立ってる人物のことよ。あんたの火の闘争心とやらに私が水をかけてやる。そして私が王座を頂く。
それから私のことをレクシーなんて呼ばないでね。アレクサよ。あなたに発音できるかしら。
これに反論しようとしたベッキーが突如殴りかかって乱闘。最後は雪崩式のエクスプロイダーでテーブル葬を狙ったベッキーをアレクサが踏ん張り、ベッキーがテーブルに落とされる。
ジグラー&カリスト vs ミズ&コービン
※コービンのイス攻撃。
若さあふれるコメント
試合前のアメリカン・アルファにインタビュー。
準備は万全、とゲイブル。先週のターモイル戦を制したのは俺たちだ。
ワイアットたちと俺たちには意外と共通点が多い、とジョーダン。
奴らは超人らしいが空中浮揚はできるのか? とゲイブル。ジョーダンのスープレックスを喰らったら落下しないはずはない。いつかは落ちてくる。
奴らが登場するときは会場が真っ暗になるが、ゲイブルと戦えば奴らはお先真っ暗になるぜ、とジョーダン。
ワイアットは世界を手中に収めてるそうだが、俺たちが手中に収めたいのはただ1つ、タッグ王座だ。今夜は俺たちが最強チームだと証明してやる。ワイアット・ファミリーに警告を与えるとすれば、俺たちを見たら「逃げろ」。
オートンとハーパーは仲悪そう
続いて暗闇に登場したワイアット・ファミリー。アメリカン・アルファは血迷っている、とワイアット。
俺も以前は奴らと同じだった、とオートン。心を閉ざして何も見えなかったが今は違う。全てが見える。本当の居場所を見つけた気分だ。俺たちの絆は不滅だと「サバイバー・シリーズ」で証明した。最強と呼べる存在は俺たち2人だけだと示した。今夜は奴らを相手に使命を果たす。
だが1つだけ疑問がある、と言って隣りに立つハーパーに視線を移したオートン。お前はケイン相手に使命を果たせるか?
無言でオートンを睨むハーパーにワイアットが声をかける。ケインを地獄に送り返せ。
ケイン vs ハーパー
※チョークスラム。
また抗争再開ですか
カーメラが登場。
ニッキーの彼氏、ジョン・シナに特別なメッセージがあるの。先に謝っておきたい、あなたの彼女に対してね。日曜のPPV、私とニッキーはノーDQ戦を闘う。私のイス攻撃で彼女の自慢の胸が潰れるまで叩いてやる。結婚式を諦めるくらい彼女の顔もメチャクチャにしてやる。そしてニッキーは病院のベッドから動画を投稿するのが想像できるわ。彼女たちの番組「トータル・ベラズ」の第2シーズンも放送中止になるわね。
ここでニッキー登場。リングに駆け込んでカーメラに襲いかかる。
復活「狂犬病棟」
久々に開催されたアンブローズのトークショー「アンブローズ・アサイラム」。特別ゲストとしてエルズワースが呼び込まれる。
半年前にはこんな場所に立ってるなんて想像もできなかった、とエルズワース。アンブローズのおかげでWWEスーパースターになれたんだ。
正式契約だけでなくWWE世界王座への次期挑戦権も勝ち取ったんだよな、とエルズワースを褒めるアンブローズ。俺はスタイルズに3度勝利した、次も勝てるかもしれない、とエルズワース調子に乗ってきた。
そこへスタイルズが乱入。エルズワースが勝てたのはお前が介入したからだ、とアンブローズを批判。いつも邪魔しやがって。俺をバカにするのもいい加減にしろ。王者である俺に敬意を示せ。日曜のPPVではボコボコにしてやる。前後不覚にして立てなくなるまでぶっ潰してやる。
そしてエルズワース、お前は突っ立ってるだけだ。せいぜい頑張れ。お前のマヌケ面をテーブルやハシゴでまともな顔にしてやる。
お前が苦しんできた理由が分かってきたぜ、とアンブローズ。身体能力の高さは誰もが認める。だが王座を手に入れるのに必要なのは頭脳だ。最近のお前を見て分かったのは、単純だということだ。単純すぎる。5日後にはWWE史上最も危険な試合を経験させてやる。エルズワースのことは気にしないでもいい。ゴングが鳴ったら速攻でお前を始末してやる。お前が気付いた時には俺がWWE世界王座のベルトを持っているだろう。
笑って聞き流していたスタイルズ、突然エルズワースとアンブローズを襲撃。イスで派手にぶん殴られた後、鉄階段から場外マットへのスタイルズ・クラッシュを喰らったエルズワースは今週も失神。
担架に乗せられ救急車で運ばれるエルズワース。付き添ったアンブローズは「俺のせいだ」と呟く。
タッグ王座挑戦チーム決定戦 アメリカン・アルファ vs ワイアット&オートン
※シスター・アビゲイル。ワイアット組は王座挑戦権を獲得。
むしろAJが狂犬化してきている
PPVの対戦相手がワイアット&オートンに決まったのを控室で見届けたスレイター&ライノ。
相手は強敵だがどんな準備が必要かとインタビュアーに聞かれ、「それは奴らに聞いてくれ。俺たちは準備ができている」と答えるスレイター。
そこへスタイルズが登場。誰もタッグ王座なんか気にしてない。みんなの注目はWWE世界王者の俺だけだ。さっきのエルズワースを見ただろ? 追い払ってやったぜ。
ちょっと待て、とスレイター。タッグ王座を軽く見るな。
黙っておけ、これから俺のインタビューだと言うスタイルズに近寄るライノ。ナメるなよ。
俺は王者だぞ、この俺に楯突くのか? と挑発するスタイルズを背後からアンブローズが襲撃。見物しながら野次を飛ばして大ハシャギのスレイター&ライノ。