SMACKDOWN ＃903：エルズワース、今夜もアンブローズの邪魔をする
（更新日：2016年12月20日）
狂犬、当然ながら怒ってる
リング上で「TLC」での王座防衛を自画自賛しながらスピーチするスタイルズ。しかし防衛戦で足を負傷したためエルズワースと世界王座戦を闘えなくなったと報告。
ここで血相を変えてエルズワースが登場。その足の装具は本物なのか？ それとも俺との王座戦から逃れるための言い訳なんじゃないか？ ブライアンに頼んで保護してもらったな。俺に3度も負けてるから苦手意識があるだろ。もし今夜闘っていたら俺が4度目の勝利をあげてWWE世界王者になってたはずだ。そもそも俺がいなければ「TLC」でお前は負けてた。
自分が勝敗を左右したとでも思ってるのか、とスタイルズ。随分と妄想が激しい野郎だな。お前がWWEで活躍できているのはアンブローズのおかげだよ。お前の勝利は全てアンブローズのおかげだ。その恩人を裏切るとはな。お前はもう終わりだよ。先週お前は俺に背中や首をぶちのめされたよな。アンブローズは手加減を知らない男だ。奴は殴り始めたら制止できないぞ。
ここでアンブローズ登場。こいつをやってしまえ！ とスタイルズを指差すエルズワース、リングインしたアンブローズに握手を求めるが、当然無視してダーティー・ディーズを喰らわせ退場するアンブローズ。エルズワースは失神。スタイルズは場外で爆笑。
SDタッグ王座戦 ワイアット＆オートン vs スレイター＆ライノ
※RKO。ワイアット組は王座防衛に成功。
番組終了後のトークショーでスレイターとライノは口論。チームとしての共闘を主張するスレイターに対し「俺は負けてない」とライノ。今日みたいに1人で試合を闘うのはもうゴメンだ。
俺達はチームだろ、お前の負けは俺の負けでもある、とスレイター。
思い出してみろ、とライノ。俺がゴアを放ってお前がフォールした（つまり俺のおかげでお前は勝てた）。それだけ言ってから席を立つライノ。呆然とするスレイター。
ナタリヤ、無実なのか真犯人なのか
カーメラがリングに登場。PPVでの試合後に発言した「ニッキー襲撃犯はナタリヤ」について補足する。
ナタリヤはいつも2番手だった。遂にナタリヤの本性が現れたのよ。嫉妬深くて他人を妬む。ニッキー襲撃を認めようとしないけど、化けの皮は剥がれた。彼女は腹黒いペテン師よ。
ここでナタリヤが登場。リングに駆け込んで乱闘した後、先にカーメラがバックステージへと逃亡。その後を追ってバックステージを歩くナタリヤはニッキーと遭遇。
カーメラの話を信じないで、とニッキーに訴えるナタリヤ。全部ウソよ。
ナタリヤを無言で睨みつけたニッキー、何も返答せずに去る。
カリスト vs コービン
※エンド・オブ・デイズ。
日本ではほとんど放送されてない警官ギミック
控室で談笑しているアメリカン・アルファの2人ところへ警官に扮したブリーザンゴの2人がやってくる。ダサい格好をしてたのはこいつらか、とファンダンゴ。お前らは逮捕だ。ダサい服装にシケた面、これは犯罪だ。
あんたらも逮捕だよ、と反論するゲイブル。踊り子な衣装、それに髪も金髪に染めやがって。
これは地毛だ、とブリーズ。髪をけなしやがったな、許さんぞ！
ゲイブル vs ブリーズ
※ジャーマン・スープレックス。
アレクサの祝賀会
新SD女子王者となったアレクサはリング上で祝賀会。魔女が王者になったわ、と喜ぶ。先週ベッキーは私のことをクソ女と呼んだけど、そのクソ女がスマックダウン女子部門の頂点に立ったわよ。
ここでベッキーが登場。なぜ私のパーティーにあんたが来るの？ 負け犬は招待してないわよ、と毒を吐くアレクサに「黙ってな」と言うベッキー。
分かってるよ。PPVで私は負けた。でもどうしても我慢できない。自分勝手で感情的で不満タラタラの小娘は女子部門のリーダーにふさわしくない。王座を守るのは簡単じゃないことにすぐあんたも気付くよ。
あんたと違って私はファンに好かれようとは思ってないのよ、とアレクサ。SNSで悪口を書かれようとも平気。ベッキーの新時代は終わった。これからは私の時代。
始まったばかりのあんたの時代はすぐ終わるよ、とベッキー。今すぐここで私と再戦しな。
臨戦態勢になるフリだけしてアレクサは退避。
ブライアンはミズが嫌い
ミズのトークショー「ミズTV」。ゲストはアンブローズ。
可愛がってた操り人形のエルズワースが突然反旗を翻したな、とミズ。はらわた煮えくり返ってるだろ？ でも焦り過ぎたな。さっきお前がエルズワースにダーティー・ディーズを喰らわせたことで期待していた試合が見られなくなる。エルズワースvsアンブローズの試合だよ。観客も世界中のファンも見たかったはずだ。エルズワースがお前を完膚なきまでに叩きのめす姿をな。
俺が最もムカつくのは悪意を持って俺をたきつけようとする人間だ、とアンブローズ。
おいおい待てよ、と後退して妻マリースを盾にするミズ。お前はかなり落ち込んでるようだな。TLCで必死に闘い、ベルトまであと一歩だった。しかし寸前でベルトを逃した。そんなお前にプレゼントがある。アンブローズに「第1回ミズ参加賞」を進呈する。勝てなかったがよく頑張ったよ、さあ受け取れ。受賞おめでとう。
面白いものを見せてやろうか、と笑顔で受賞パネルを受け取ったアンブローズ。これをお前の口に突っ込んでやるよ。
それはやめろ、とミズが後ずさりしてるところでGMブライアン登場。落ち着けアンブローズ。お前の目を見れば分かるよ。GMとしてここでのミズへの暴力を許可するわけにはいかない。しかし朗報だ。今夜のメイン戦はアンブローズvsミズとする。「あり得ない！」と叫ぶミズ。観客は「イエス！」チャントの大合唱。
みんな、なぜ「イエス！」と言うんだ？ とブライアン。もしかして、IC王座戦にして欲しいということか？ よし、みんなが言うなら今夜のメイン戦はIC王座戦だ。
IC王座戦 ミズ vs アンブローズ
終盤、エルズワースが登場。アンブローズのフォール時にエプロンに立ってレフェリーの注意を引く。またも勝利と王座奪取を消されたアンブローズは怒りの表情でエルズワースを睨む。
※スカル・クラッシング・フィナーレ。ミズは王座防衛に成功。
