SMACKDOWN #915:オートン、服従から一転してワイアットの聖地に火を放つ
(更新日:2017年3月14日)
どうやら恋人vs夫婦の抗争開始らしい
前週のバトルロイヤルで遺恨が発生したシナとミズ。今週は「ミズTV」のゲストとしてシナを呼び込む。
ロックと抗争してた頃はハリウッド行きを批判していたお前自身もハリウッドに長期間行ってるじゃないか、とシナを非難するミズ。復帰した時も特別待遇、すぐ王座戦が組まれ戴冠記録に並び、「エリミネーション・チェンバー」でも先週のバトルロイヤルでも俺の邪魔をしてレッスルマニア行きを阻んだ。この10年で積もった恨みを晴らしてやる。
仮にお前の言うとおり俺がWWEを操れるのだとしたら、レッスルマニア間近だというのにお前と絡むわけがないだろ、もし操れるのなら俺はアンダーテイカーと絡むよ、と反論するシナ。歴代スーパースターとは違い、お前はその他大勢の中の1人。いつまでも成功せず愚痴ばかりで個性もない。俺もお前も試合には幾度となく敗れてきた。しかし俺たちの違いは、他人のせいにするか、闘い続けるかだ。見当違いなケンカを二度とふっかけるな。
言葉を返せないミズに代わって妻のマリースがシナを非難し、ビンタ1発。ミズは大喜び。
顔を張られたシナは笑いながらマリースに警告。君は人生最大の間違いを犯してしまったぞ。
シナがステージを指差し、恋人のニッキーが登場。マリースはミズと共に場外へ退避。「今度彼に何かしたらぶっ潰すわよ、クソ女」とマリースを挑発するニッキー。今度はシナが大喜び。
3本勝負 ベッキー vs ミッキー
※ミッキーDT。
※丸め込み。
※ディスアーマー。
ホーキンスが可哀想
PPV「エリミネーション・チェンバー」から抗争を開始しているアンブローズとコービン。前週のバトルロイヤルではアンブローズに排除されて怒ったコービンが失格後にアンブローズを襲撃。
怒りのアンブローズはホーキンスとの試合が組まれたものの、入場直後にホーキンスをダーティー・ディーズで葬り、マイクでコービンに出てくるよう挑発。
スクリーンに登場したコービン、お前は俺の快進撃を邪魔したと逆挑発。俺とお前には共通点がある。お前は苦痛が好きで、俺は苦痛を与えるのが好きだ。お前の全てを破壊してやる。
イス戦 クルーズ vs ジグラー
※イスを利用してノド&急所攻撃。
レッスルマニア王座挑戦者決定戦 ハーパー vs スタイルズ
一旦はスタイルズがフォール勝ちしたものの、ハーパーの足がロープに掛かっていたのをレフェリーが見落とすミスジャッジ。コミッショナーのシェインが登場し、ハーパーのロープブレイクを認めて再試合を宣言。
※スプリングボード・450スプラッシュ。スタイルズがレッスルマニアでの王座戦出場権を獲得。
放火は犯罪です
レッスルマニアでの王座戦、対戦相手がスタイルズに決まったワイアットは早速リング上で挑発。スタイルズはゴングが鳴ると悪霊の気配を感じるはずだ。お前を支配する者の存在と、その異常なパワーを体感する。俺の故郷は霊場。泥の中から生まれ、地球の中をはびこり、マグマの核までも網羅した。そこに今オートンがいるはずだ。
スクリーンにオートンが登場。「いい所だろう」と笑うワイアット。いいや、と答えるオートン。
お前から預かった鍵で王国の中心に侵入することが出来た。一面に悪の異臭が漂っている。ここはお前の世界だが、俺の世界ではない。以前に俺は言った。「倒せないなら組む」と。それには続きがある。「組んだら時を見て潰す」。
ここはお前の聖地。その理由は床下だ。揺り椅子の下にシスター・アビゲイルが眠っている。部屋と揺り椅子にガソリンらしき液体をまきながらオートンが叫ぶ。覚悟しろ、俺がお前の王座を奪う。レッスルマニアでな。アビゲイルの悲鳴を聞くがいい。
「やめろ! やめてくれ! お願いだ!」と懇願するワイアットの声も届かず、館の入口にも液体をまいてから火を放つオートン。燃え盛る館を見ながら不敵に笑うオートン。半狂乱となり泣き始めるワイアット。