SMACKDOWN #962:ランブル戦直前、誰もが友を裏切る季節の到来

(更新日:2018年1月31日)

川の字で寝てる

次回PPV「ロイヤルランブル」で自分の発言キッカケにより2対1のハンディ戦で王座戦を闘うことになり後悔しているWWE王者AJスタイルズ。翌週には「同時に2人ではなく、同じ日に2人連続ならやってやる」と再び失言。

この発言を挑戦者であるケビン・オーエンズとサミ・ゼインが突っ込む。タイトルをかける必要はないが男なら有言実行しろ、俺とゼインの2連戦をやってみろ、とスタイルズに迫るオーエンズ。

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スタイルズが返答に窮しているところでGMダニエル・ブライアン登場。ハンディ戦で勝つのはとても苦しいことを俺は知ってる、でも俺はAJを信頼してるんだ、と意味ありげにスタイルズの肩を叩く。

やめろやめろ、とブライアンの話を制するスタイルズ。それ以上何も言うな。お前ら3人が仲良く寝てようと俺は知らん。奴らが1対1で俺を倒せると思ってるのなら今夜試してみろ、負けるだけでなく怪我もするぜ、と2連戦を自ら決定。

ゲイブル前哨戦を制する

SDタッグ王者のウーソズに勝利したものの、レフェリーの誤審により取り消された後に敗北し、異議を唱えてPPVで3本勝負の再戦を行うことになったシェルトン・ベンジャミン&チャド・ゲイブル組。この日は前哨戦としてジェイ・ウーソズとゲイブルがシングル戦。

試合はローリング式のジャーマン・スープレックスでゲイブルがフォール勝ち。

女子もランブル戦モードに突入

前回SMACKDOWNでライオット・スクワッドのチームワークにより敗れたナオミ。この日はリヴ・モーガンとシングル戦。

試合途中でナタリヤ、ラナ、カーメラがリングサイドに歩み寄り試合観戦。直後にナオミが丸め込みで勝利。終了後にルビー・ライオットとサラ・ローガンがリングインしてナオミを襲撃。ナオミのセコンドについていたベッキー・リンチがライオット・スクワッドを場外に落とすと今度はナタリヤたちが乱入。全員が入り乱れて場外に落とし合う。

最後までリングに残ったのはベッキーとナオミ。場外に落ちた選手たちを共に睨んでいた2人、しかし突如ベッキーがナオミを場外に落とそうとする。体勢を立て直してエプロンに踏みとどまったナオミは「そうはいかないわよ」とベッキーを睨む。

ここでSD女子王者シャーロット・フレアー登場。親友を裏切るなんてベッキーは大胆ね(お前が言うな)。ランブル戦は全員が敵同士。レッスルマニアで女王の私と闘いたいなら友情や同盟は気にしていられない。全員の幸運を祈ってるわ。でも優勝者は覚悟しておくことね。

男子は毒ヘビが攪乱する

共にランブル戦出場を表明している中邑真輔とバロン・コービンがシングル戦。

終盤、コービンのエンド・オブ・デイズを空中で丸め込み腕ひしぎ逆十字を決めた中邑、とどめのキンシャサを浴びせようとしたところで突如乱入したランディ・オートンがカウンターのRKOを炸裂させる(試合は反則裁定)。

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オートンは突っかかってきたコービンにもRKOを決めてランブル戦優勝をアピール。

US王座を巡る抗争は継続か

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US王座トーナメントを闘い、勝利して新王者となったボビー・ルードと敗者のジンダー・マハル。この日はルードがニュー・デイのコフィ・キングストン&エグザビア・ウッズと組み、マハルはルセフ&エイダン・イングリッシュと組んでの6人タッグ戦。

試合はウッズがイングリッシュにダイビング・エルボーを決めて勝利。

王座戦に臨む3人それぞれの悲喜こもごも

メインで組まれたスタイルズとオーエンズ&ゼインとの2連戦。意気揚々と入場するオーエンズ&ゼイン。しかしコミッショナーのシェイン・マクマホンが試合前に登場し、それぞれのシングル戦に介入した者はPPVでの王座戦に出場する資格を剥奪すると共に即刻解雇すると宣言。

まずはスタイルズvsオーエンズのシングル戦。試合はスタイルズにカーフクラッシャーを極められたオーエンズが速攻のタップ負け。ゴングが鳴っても技を解かないスタイルズ。悲鳴をあげるオーエンズ。ここでゼインがリングインしてスタイルズを襲撃(試合終了後なのでルール違反にはならず)。

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ゴングが鳴る前に猛攻が止まらないゼイン。フラフラのスタイルズは、それでも試合続行を宣言したため2試合目が開始される。

スタイルズvsゼインのシングル戦は終盤、足を痛めてストレッチャーに乗せられた場外のオーエンズに気付いたスタイルズが、そのストレッチャーを突いて横転させる。再び足を強打したオーエンズは悶絶。

リングに戻ったスタイルズにゼインがヘルーバ・キックを決め、最後はブルー・サンダーボムで勝利。足を引きずりながらもリングに戻ったオーエンズはゼインと抱き合って勝利を喜ぶ。

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