SMACKDOWN #964:AJスタイルズ、またも自分で事態をややこしくする

(更新日:2018年2月14日)

シェインとブライアンの対立は続く

PPV「ロイヤルランブル」におけるWWE王座戦が不明瞭な決着で物議をかもしたことにより、挑戦者だったケビン・オーエンズ&サミ・ゼインの2人を直接対決させ、勝者を次回PPV「ファストレーン」でタイトル挑戦させると前回SMACKDOWNで発表したGMダニエル・ブライアン。その決定に不満がある様子のコミッショナー、シェイン・マクマホンはブライアンに対して説明するよう要求。

俺には理解できないのだが、なぜあの2人にチャンスを与え続けてるんだ? とシェイン。現役時代のお前には心を動かされた。WWEを土台から変えた男だからな。オーエンズ&ゼインも同じような道を歩んでるが、お前とは違うんだ。奴らはお前の偉業を猿マネしてるに過ぎない。これ以上奴らの言いなりになって欲しくないんだ。しかもお前はリングで闘うことを渇望してるのも分かっている。

俺が何をしていると言いたいんだ、とブライアン。

周知の事実だ、とシェイン。お前はオーエンズ&ゼインに自分の人生を重ねていると誰もが思っている。

ここでAJスタイルズが登場。今年は王者として世界中で熱戦を演じている。それが俺の仕事だからだ。怪我などの痛み、飛行機の欠航、家族と会えない寂しさ、それらには耐えられる。それも仕事の一部だからな。

しかし耐えられないのは、SMACKDOWNの上層部がオーエンズ&ゼインにこだわっていることだ。ブライアンだけじゃない、シェイン、あんたもだ。あんたら2人がオーエンズたちに絡んだ決定を下すといつも俺に影響がある。今夜どっちが勝とうが俺には関係ない。あんたら2人は頼むから今夜は出しゃばらないでくれ。自分の運命は自分で切り開く。ファストレーンを勝ち抜き、レッスルマニアに王者として出場する。

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女王、報復開始

前回SMACKDOWNでライオット・スクワッドに襲撃されたSD女子王者シャーロット・フレアー。この日はメンバーのリヴ・モーガンとシングル戦。

試合は終盤、介入がバレたルビー・ライオットとサラ・ローガンにレフェリーが退場を宣告。最後はシャーロットが8の字固めでタップ勝ち。

US王座戦直後に疾風の乱入者

前回SMACKDOWNの4ウェイ戦に勝利して王座挑戦権を獲得したルセフ。この日はUS王者ボビー・ルードに挑戦。

試合は一進一退の攻防の末、グローリアスDDTでルードが勝利して王座防衛。

勝利のアピールをしていたルードをランディ・オートンがRKOで突然の襲撃。敗れたルセフを介抱していたエイダン・イングリッシュと目があったオートンは逃げようとするイングリッシュも捕らえてRKO。もちろん残ったルセフもRKOで撃沈。

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オーエンズとゼイン、対決の行方

WWE王座への挑戦権をかけて対戦することになったオーエンズとゼイン。

試合は終盤、場外へ逃れたオーエンズを追ったゼインがゲスト解説を務めていたスタイルズを挑発し始める。

「リングに戻れ」と最初は紳士的に振る舞っていたスタイルズ、しかしゼインのしつこい挑発にキレて殴りかかる。後方でフラフラになっていたオーエンズをも殴ってしまい、最後にはリング内からのダイブで2人まとめて吹っ飛ばす。

エキサイトしたスタイルズがリング内で叫んでいるところにGMブライアンが登場。オーエンズとゼインは素晴らしい試合をしていたのにスタイルズが邪魔をした。したがってオーエンズとゼインの両者に「ファストレーン」での王座挑戦権を与える。試合形式はトリプルスレット戦だ。

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