SMACKDOWN ＃993：ミズ＆マリース夫妻、きっちりブライアン＆ブリー夫妻に報復成功
（更新日：2018年9月5日）
5度の王者クラブ
前回番組の王座戦でブラジョン・ブラザーズに勝利し、通算5度目のタッグ王者となったニュー・デイ。
リング上でニュー・デイの3人が喜びを爆発させているところに、「元祖・5度の世界王者」であるWWE殿堂者ブッカーTが「キング・ブッカー」のバージョンで登場。
王冠をかぶり、キングの象徴である赤いマントを羽織ったブッカーの登場にひれ伏すニュー・デイ。
エグザビア・ウッズに「賢者」、コフィ・キングストンに「勇者」の称号を与えたブッカー、しかしビッグ・Eにはなぜか称号を与えず。めちゃくちゃ期待しながら待っていたEは不満顔。
意に介さないブッカー。今までは俺だけが「5度の王者クラブ」のメンバーだったが、晴れてお前たちを迎え入れよう。ようこそ。
大喜びのニュー・デイは、退場しようとするブッカーを引き止めて恒例のアレを要求。王冠とマスクを取ったブッカーは恒例のスピンルーニーを披露し、ウッズとコフィも続いて披露。Eだけは回らず。
トリプルスレット・タッグ戦予選
2週に分けて3チームずつのトリプルスレット戦を行い、計6チームのうち最後まで勝ち残った1チームがニュー・デイの持つSDタッグ王座への挑戦権を獲得する。
今回出場した3チームは以下の通り。
◆ルーク・ギャローズ＆カール・アンダーソン
◆ザ・バー（シェイマス＆セザーロ）
◆コロンズ（プリモ＆エピコ）
※横取りフォール。
コロンズの2人がギャローズにダブルのバック・スタバーを決めたものの、ザ・バーがコロンズを場外に落とし、セザーロが横取りフォール勝ち。
2つめのセル戦決定
ジェフ・ハーディーがリング上から抗争中のランディ・オートンを挑発。ジェフは前回番組でテーブルに寝かせたオートンにスワントーン・ボムを敢行し、今まで散々やられてきた報復に成功したばかり。
先週お前をテーブルごと沈めて俺は生き返った、とジェフ。お前から始めた争いに決着をつけてやる。
これを受けてオートンが登場。自分を発見したか。崇拝される立場に戻る手助けが出来たことは嬉しい。しかしこれで終わりではない。万人から愛されるお前のキャラを消し去ってやる。
お前を地獄へと道連れにしてやる、と叫んだジェフはPPVでのセル戦を宣言。オートンは何も言わずに退場。
男女混合タッグが花盛り
PPVで男女混合タッグ戦が発表されたダニエル・ブライアンとブリー・ベラの夫妻がリングに登場。
先週はマリースを懲らしめるために来たけどミズの顔面にパンチできて最高に気持ち良かったわ、とブリー。
俺の妻はオムツも替えるし人の顔も殴るぜ、イカしてるだろ！ と喜ぶブライアン。
そこへ登場したのはアンドラデ・シエン・アルマスと女性マネージャーのゼリーナ・ベガ。アルマスはあなたに勝つ、とゼリーナが対戦を要求し、GMペイジが承諾したことで試合決定。
ダニエル・ブライアン vs アンドラデ・シエン・アルマス
終盤、ブライアン優勢のところでミズが出現。ブライアンの様子を見ながらリングサイドに忍び寄るミズに対し、ブライアンは対戦相手そっちのけでミズにトペを敢行。
さらにイエス・ロックでアルマスからタップを奪おうとするブライアン。ゼリーナがエプロンに立ってレフェリーの気を引くが、その足をブリーが引っ張ってゼリーナを落とし、さらに顔面にエルボー1発。
ダウンするゼリーナをブリーが威嚇しているところで、背後からマリースに襲撃される。ブリーを鉄柱に激突させたマリースは「夫を殴ったわね！」と怒鳴る。
襲撃された妻ブリーを心配して技を解いてしまうブライアン。その背後から今度はミズが突進。
※ミズの乱入。
ミズの指示でブライアンにハンマーロックDDTを浴びせるアルマス。ダウンしたブライアンに今度はミズがイエス・ロック。
リングの反対側ではマリースがブリーをリングに入れ、ゼリーナに指示。ゼリーナはダブル・ニーをブリーの顔面に突き刺す。
さらにマリースは身動きの取れないブライアンに「見てなさい」と言い放ってからブリーにDDT。ダウンした妻の元に這って近付こうとするブライアン。しかし許さないミズはスカル・クラッシング・フィナーレでトドメ。
ダウンするブライアン＆ブリー夫妻。一方のミズ＆マリース夫妻はキスしてから勝ち誇る。
毎回引っ掛かる
WWE王者AJスタイルズがリングに登場し、PPVでサモア・ジョーとタイトル戦を闘うことを発表。
うまくやりやがったな、とスタイルズ。俺に心理戦を仕掛け、家族まで巻き込んだ。要するに正々堂々と挑戦する度胸がないのさ。度胸があるのなら出てこい。
しかしサモア・ジョーはリングではなくスクリーンに登場。父親ごっこをしよう、と携帯電話を取り出し、スタイルズの妻ウェンディに電話。「俺たちの娘は元気か？」「新学期前にバーベキューでもしようか」「来週火曜に立ち寄るよ」と言って電話を切り、スクリーンからも消える。
怒ったスタイルズはバックステージに直行。怒鳴りながらジョーを探すが発見できず。
SD女子王座戦 シャーロット・フレアー vs カーメラ
※8の字固め。シャーロットは王座防衛に成功。
試合終了直後、ベッキー・リンチがシャーロットの背後から襲撃。ボコボコに殴りまくったベッキーはダウンするシャーロットを見下ろしながらマイクで語る。「PPVで私の王座を取り返す。このクソオンナめ」
